ブレーキメンテナンス
リア編
ブレーキパットとローターの関係（2002/12/7）
皆さん、パットには興味はあるけどローターの摩耗に関してあまり関心を持っている方は
少ないのではないでしょうか。パットを新品に交換しても効きが悪いと感じるのはローター
が摩耗しているわけです。
しばらく乗っているとパットがローターに合わせてなじんでくるので徐々にブレーキの効きは
良くなります。が、双方の寿命は縮みます。ローターを交換しようとするとかなりの金額が
かさみます。工賃が高い。
手軽に出来るということでローター研磨サービスというものを様々なお店でやってい
ます。金額的に１セット６０００〜１万円位と店によっては幅があります。検索すると
色々なお店がhitするはずですのでお近くのshopを探してみましょう。また、ディーラ
ではこの作業は行ってくれません。設備を持っているディーラーはまだまだ少ないです。
当然ですがパット交換と研磨は同時に行うことです。片方だけ行っても効果ありま
せんので注意してください。
ローターの寿命としては純正パットとスポーツパットとでは変わってきますが当然な
がらスポーツタイプの方がローターの寿命は短いです。パット交換と同時に点検して
みては如何でしょう。
ローター自体を指で触って（冷めていること）みて、あきらかに波打っている（レコー
ド盤）物は研磨した方が良いでしょう。波の深さとしては0.5mm位です。また、1mm
以上の波がある場合は研磨できないことがあります。そして２回の研磨は安全性の
観点からさけて交換しましょう。
ヨーロッパではローターの交換はブレーキパット同様、常識的な考えがあります。