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三洋の光ピックアップ事業縮小 群馬は閉鎖(2013/4/5掲載)

 パナソニックは三洋の光ピックアップ事業を縮小して熊本へ集約すると発表しました。三洋の光ピックアップは高いシェアを持ち、パナソニックによる子会社化後もパナソニック・デバイス社傘下の三洋電機光ピックアップBUとして群馬で事業を継続してきましたが、群馬の職場は閉鎖され、開発や営業の従業員540人は全員が転宅を伴う遠隔地への異動になります。

 4月に熊本へ移る光ピックアップBUへの配属は約100人だけで、残り440人は一旦『事業強化推進センター』に在籍して再配置先を探しますが、多くの人が職種変更と転宅を伴う社外出向になると見られ、出向か退職かの選択を迫られる事になりそうです。最高24ヶ月の退職加算金付き早期退職が3月に募集されました。社外出向は宮城県の住宅関連企業など県外の全く畑ちがいの職場での2交替、3交替のきつい勤務で、休みが4勤1休の場合もあり、帰省もままならなかったりで、出向を言い渡された人の大半が早期退職に応じたとも言われています。

 三洋電機懇は、労働組合が役割を果たすよう訴えて労働者を励ますと共に電機・情報ユニオンなど相談先を紹介するELIC三洋版3月号外を発行、守口本社や大東工場で配布しました。

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