上海影視樂園“功夫”ロケ地探訪 ~第一章~
2011年8月13日、「功夫」のロケーション地である「上海影视乐园」(上海影視樂園)へ遊びに行って来ました。この1930年代の上海を再現したテーマパークは多くの映画やドラマの撮影で使われており、中華圏の作品以外に、日本の映像作品の背景となっている事もあるほど有名なのです。

バスツアーの勧め

「上海影视乐园」の所在地は「上海市松江区车墩镇北松公路4915号」なのですが、松江区は上海の中心地から離れた所にあるのです。今回、中心地から楽に移動したいと考えた私は「上海旅游集散中心」が企画する往復のバス送迎と入場券が付いた現地のツアーに参加しました。以下にバスツアーに参加する方法と注意点をまとめたいと思います。なお、これを見て「上海影视乐园」に行かれる方の参考になればと思い、印刷しての利用も考え、名称は簡体字で表記しています。

1:「上海旅游集散中心 Shanghai Sightseeing Bus Center」へ行く

まずは「上海旅游集散中心」のある「上海体育场」へ行きます。私が参加した時点では「上海影视乐园」行きのバスは午前9時30分出発でしたので、ツアーチケットの購入時間なども考慮し、1時間くらい前には「上海体育场」に到着していた方が乗り遅れなども起きないかと思います。

「上海旅游集散中心」までは「地铁1号线」(地下鉄1号線)を使い、「上海体育场站」(上海体育場駅)で降りてから向かう事も当然、可能なのですが、行き方が複雑だと言う事と時間の節約、さらには日本よりも非常に料金が安いと言う事で私はタクシーを利用しました。

「上海旅游集散中心」の所在地は「上海体育场12号门5号扶梯下」(上海体育場12番扉の5番の手すり付き階段の下)ですので、タクシーを利用する場合、こちらを運転手に伝えると12番扉が見える位置に降ろしてくれるはずです。その後は「上海体育场」の外観にある番号のパネルを目印に歩いてください。なお、隣接する「上海体育」は名称共に間違えやすいため、注意が必要です。



タクシーで降りた所から12番扉が見える方向を目指して歩くと、左側に上のような看板が見えるはずです。この看板の下を進むと、すぐ左側に入り口があります。…ちなみに実際は公開されている所在地とは違い、私には「上海旅游集散中心」が9番扉と10番扉の真下にあるように思えました。



先ほどの看板から近い5番の入り口から「上海旅游集散中心」の「候车厅」(車の待合所)に入ると、そこから直進するだけで「售票处 Ticketing Office」(チケット売り場の窓口)に行けるため便利です。窓口を正面に見た場合の左側には案内板があるので先に料金を確認しておく事も良いかもしれません。私が参加した時点では「上海影视乐园」行きのチケットは1枚:70元でした。
2:ツアーチケットの確認



これがツアーチケットです。サイズは縦7.5cm×横25.5cmで3本の切り取り線があり、右から「行きのバス乗車券」「入場券」「帰りのバス乗車券」「領収書」(いわゆる「半券」)と4つに分かれています。なお、「領収書」には乗車バスの番号と座席番号、行き帰りのバスの出発時刻が書いてあるので確認した方が素早くバスに乗れ、行き帰りのバス発車時刻にも遅れないと思います。

ちなみに大きく書かれてある「影」は「上海视乐园」の略称で、この大きさになっている理由はバスの運転手やスタッフが客の行き先を確認する際、すぐに判断できるようにするためでしょう。他に「家角」行きのチケットには「朱」、「西塘」行きは「西」のように漢字一文字が書かれています。

3:ツアーバスに乗る前の注意

発車時刻までは待合所のイスを利用して待つ事もできます。なお、トイレは一度、建物のに出なければ使用できません。先ほどの看板を正面に見た場合、左側にあるため、12番扉を目指して歩いている時に発見できると思いますが、こちらのトイレは衛生的に良いとは言えない感じでした。

発車時刻の10分~15分前になるとアナウンスが入り、「候车厅」の各入り口の上にある電光掲示板にも行き先と時間が表示されます。私が参加した時点では「上海影视乐园」行きのバス乗り場へのゲートは「售票处」を正面に見た場合の後ろ側でしたので、移動をせず、同じ建物内から行く事ができました。なお、ゲートではX線検査装置による手荷物検査を受けなければなりません。

「上海影视乐园」行きのバスは運転席(上海は左ハンドル)の横に「上海影视乐园」と書いてあるので確認が必要です。運転手にチケットを見せた後、自分の座席番号を確認して、座ってください。発車後、バスが「上海影视乐园」に到着するまでは約45分ほどかかります。
4:到着後と帰りのバス

到着後、バスは警備員のいる門の近くにある「旅游接待中心」に停まります。私はバスを降りる時にスタッフにチケットの「行きのバス乗車券」と「入場券」を切り取られました。ここから自由行動となりますが、まずは「旅游接待中心」のスタッフから「上海影视乐园 导游图」(案内図)をもらうと良いでしょう。そして、スタッフに薦められる「武打特技表演《上海滩》」を見たい方は案内図の「5,6号摄影棚」と書かれてある場所に向かうと良いのですが…私は見ず、すぐに街並みを見に行きました。

私が参加した時点では帰りのバスは午後2時15分に出発でしたので、2時には「旅游接待中心」の待合室で休み、バスが来るのを待っていました。そして、バスは帰りも「上海体育」で降ろしてくれるのだと思っていましたが、なぜか「上海体育」で降ろされました。運転手は知り合いを個人的に乗せ、その人が降りたい所で停まったりもしていたので結構、アバウトなのかもしれません。付近の地下鉄駅の場所が気になる方は降り際に現在位置を運転手に確認した方が安全ですね。

では、お待たせいたしました。次章からは昔の上海の街並みを見ていきたいと思います。

戻る