チャウ・シンチー“ハッスル”ナイト
2004年8月21日(土)、東京では映画祭イベント「The Movie King お台場映画王」の中の一つとして、「チャウ・シンチー“ハッスル”ナイト」(香港の報道では「周星馳電影欣賞會」と呼ばれました。)が開催されました。運良くイベントに参加できたため、以下に当日の様子をレポートいたします。

新作映画のチラシ

会場は「シネマメディアージュ」のシアター11で、イベントの開始は20時30分からでした。私は「星馳フレンズクラブ」の会員でしたので、今回は主催側が準備した優先席チケットを引き換えるために、FCの指定した集合時間である19時の前に会場に到着しました。私は緊張気味でしたが、会場にいた周星馳ファンの方と話をする時間を持てたおかげか、リラックスして来ました。

時間も迫り、シアター11に入ると「少林足球」のオープニング曲が流れていました。ここに周星馳が来る事を想像すると気分も高まります。入場時にもらったパンフレットを開けて見ると中には「あの『少林サッカー』から、2年!!!」「サッカーなんて、もうやめた。」と書かれたチラシが入っていました。「た」の字の下は句点の代わりなのか、インターネットで公開されていた「カンフーハッスル」の台湾版予告編にあった潰されたボールが画像があります。

周星馳の登場

会場で待っていると、「カミングスーンTV」で放送された周星馳のインタビュー番組が始まりました。これは「少林サッカー インターナショナルバージョン」のDVDの特典映像に日本語のナレーションや「賭聖」「大內密探零零發」「喜劇之王」などの周星馳映画の紹介が加えられた物です。

番組終了後はアナウンサーの佐々木恭子さんが登場し、このイベントについて話してくれます。そして、ゲストは「踊る大捜査線」(香港題:跳躍大搜査線)のプロデューサー・亀山千広さんでした。

会場の左側でカメラが回り始め、ついに周星馳が登場しました。女性の歓声が会場に激しく響き渡る中、左端の席のファンたちは握手を求めて手を伸ばした事から周星馳の手に触れる事ができた方もいます。なお、周星馳はこのイベントの舞台挨拶のため、18日の午後に来日したようです。

優先席の端にいたFCの会長さんが立ち上がって周星馳に花束を渡しに行くと周星馳がハグをしました。私も拍手で彼を迎えます。ちなみに私が座っていたC列の会員は「I.C.O.J 周星馳 友の会」と書かれた横断幕を持つ係りになった事から、周星馳の目に止まる確率も上がっていたようです。


ステージの中心に立った周星馳は広東語で次のように挨拶をしてくれました。

こんにちは。私は日本で皆さんにお会いできて、とても嬉しいです。今度、
来た時は日本語で挨拶をするため、2ヶ月の練習の時間を私にください。

「カンフーハッスル」予告編の上映



亀山さんは「食神」の公開時から周星馳を尊敬していたそうですが、周星馳も香港で亀山さんの作品を見ていて、お互いに憧れていたそうです。この舞台挨拶の後は一緒にラーメンを食べに行く約束をしているほど仲が良いそうですが、その話の後は会場に嫉妬の声が上がっていました。

そして、「カンフーハッスル」の予告編が流れるのですが、公開中の「スパイダーマン2」(香港題:蜘蛛俠2)の本編前にある物とは違いました。主にメイキングで構成されている映像で袁和平が周星馳に直々に指導しているシーンや、ナイフが体に刺さったままのシーンを撮影した後の休憩中の映像、ワイヤーで回転しながら迫り来る大勢の敵を男性が蹴散らすアクションなどが見れました。

激レアグッズの抽選会

さて、抽選会の時間が来ました。ここでもらえるグッズは次の4つで、どれも周星馳の貴重なサインが入っています。

・お台場映画王のグッズ
・「カンフーハッスル」のポスター
・サッカーボール
・周星馳との2ショット撮影サービス

抽選箱に左手を入れた周星馳はゆっくりとクジを取り出していたのですが、彼はファンの興奮する様子を楽しんでいました。また、最後の抽選では日本語で番号を読み上げていましたが、その時も彼は間を取ってじらします。ちなみに私は何も当てれず、ポラロイドでの撮影サービスは私の目の前の席に座っていた方が当たりました。

周星馳のファンへの言葉

映画の上映時間が迫り、周星馳は次の言葉をファンに向けて言います。

日本の皆さん、長年の応援をありがとうございます。
いつも同じ事を言いますが、これは私の本心です。
良い映画を作って、それをお返しにしたいと思います。

この後、大勢に惜しまれながらも周星馳は去りました。次は上映作品について紹介いたします。

周星馳と李小龍作品の上映

最初の上映作品は「食神」です。大画面なため逆光のせいで黒くなった史提芬周(周星馳)の表情が薄く見えたり、觀音菩薩が火雞(莫文蔚)だとはっきりわかります。上映終了後は「食神を見ていたら何だかお腹がすいて。」と言う声も聞こえました。

続いて上映されたのは「ドラゴン怒りの鉄拳」(原題:精武門)です。亀山さんと周星馳が今回のイベントで上映する作品の一つとして、李小龍の作品を流そうと話し合った際、たまたま2人が好きな作品を同時に挙げたら、それが「精武門」であったと言っていました。

「精武門」の後はそのパロディも含まれた「喜劇之王」です。上映終了後は柳飄飄(張栢芝)がタクシーの中で泣くシーンに、つられて泣いてしまったと言う意見や今回は杜娟兒(莫文蔚)の気持ちになって見たと言う意見が周囲から聞こえて来ました。

最後は「少林足球」です。大画面での見るのは久しぶりで心待ちにしていたのですが、疲労困憊により不覚にも寝てしまいました。一部の記憶がなく、山西豆腐隊の主將(谷德昭)が「幻覚だ!」と叫んでいるシーンで目が覚めたりしています。ちなみに映画はDVDで修正される前の字幕なため明鋒(吳孟達)が阿星(周星馳)の足を見る時や決勝戦で逃げ出すメンバーの台詞が違っています。

周星馳のサイン

「周星馳 21.8.2004」

すべてのイベントが終わったのは朝の5時でした。会場を出て帰ろうとした時、ロビーで写真を撮っている方々がいたので近寄ると「カンフーハッスル」のポスターを当てた方がそれを開いて他のファンに見せていたのです。私も許可を得て、周星馳のサイン部分を撮らせていただきました。

今回は周星馳を見れた事も感激ですが、彼と言う存在を通して、お会いできた星迷の方々と色々な話ができた事も嬉しかったです。お声をかけてくださった方々、本当にありがとうございました。

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