| 挿絵⑩(241ページ) |
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小倩がいる長洲の燒鷄店に来た老恭たち。小説では事前に色々と言う事を考えていた老非ですが結局、小倩に会うと言葉が続かず、顔を赤くしてしまう描写がありました。また、そこに取り立て屋が現れ、老恭が犬を使った方法で撃退します。…まるで2年後に周星馳が出演する「玻璃樽」での扱いを暗示するかのような感じですが、単なる偶然でしょう。映画では父親が発情期の雌犬の分泌物を付着させたハンカチを取り立て屋のポケットに忍ばせた事で彼は犬に追われました。
小説では支払いを手伝ってくれた事を小倩の母親(鮑起靜)に感謝された老非が「身内だから」と答えます。父親が「2店を合わせよう!」と提案し、皆が「賛成!」と声を上げる流れまでは映画と同じですが、小説では老恭が親指を立てて、「父さん、今回は素晴らしいよ!」と言う描写があります。 その一方で賢淑に会えた老良は老恭の助言によって居場所を知れた事を正直に伝えています。
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| 本編 | 挿絵⑪(251ページ) |
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小説も映画と同じく物理的に壁を壊し、「一家親」鷄鴨飯店として隣接する老良の燒鴨店と小倩の燒鷄店の開業式典が始まります。「一家親」は「一つの家族」の意味なため、「香港と中国は家族」だと言っているのでしょう。「壁を壊す」や活気を失った外国のライバル店の描写は露骨ですね…。 そして、小説で老非は小倩と婚約します。さらに式典で老良は北京ダック、老非は山東燒鷄の着ぐるみで宣伝しています。ちなみに老恭が歌うのは前作で洗濯物になった常歡がリクエストされた「IQ博士」を無視して歌った曲です。…尿瓶と同じく、サービスとして書かれたのかもしれません。
老恭の言葉を切り返す映画の小萱も悪くありませんが、小説の方が微笑ましい終わり方ですね。テーマとしては親の世代と同じく、老恭と小萱が結ばれるのも香港と中国の結合を表しています。 |
| 映画ではテープカットのシーンに以下の20人のスターたちが登場しますが、そのうち、10人はメインキャストで本人役を兼ねています。また、私の判別能力では間違っている可能性がある事を先にお伝えします。そして、エンドクレジットなどを参考に調べましたが、朱潔儀が発見できません…。 |
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| 張堅庭 | 鮑起靜 | 伍詠薇 | 黃百鳴 | 黎姿 |
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| 吳鎮宇 | 吳倩蓮 | 喬宏 | 鍾麗緹 | 周星馳 |
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| 張國榮 | 江希文 | 羅家英 | 李惠敏 | 周文健 |
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| 薰妮 | 黃玉郎 | 彭丹 | 泰迪羅賓 | 李婉華 |
| 前後しますが、スターたちが整列する前に楊寶玲が老恭を周星馳と間違えるシーンもあります。 |

| 日本語字幕で「大吉利是」が穢れを防ぐ仕草の「エンガチョ」と訳されていて上手いと思いました。そして、「チャウ・シンチー社長」と訳された「星爺」は英語字幕では「Tycoon Sing」となっています。これは「大君」が由来との事で日本に関係する言葉の登場に嬉しくなります。同じく周星馳が星爺と呼ばれる「豪門夜宴」では「賭聖」のパロディだった関係で「Saints' Master」と訳されていました。 |
| 老恭が小倩の前で周星馳や吳倩蓮などを含むスターたちの名前を羅列するシーンもあります。 |

| 海外スターの名前が挙がり、さらにエリザベス2世まで?と思わせてから「…が来ていない以外」とまぎらわしい言い方をする所に周星馳らしさを感じます。ちなみにアントニオとはアントニオ・バンデラスの事のようです。また、なぜか日本語字幕では「…が来ていない以外」が訳されていません。 |
| こちらは蔡國慶が香港で取材したインタビュー番組「星光伴我心」のVCDに収録されている本作のメイキング映像です。約1分44秒あり、バーとドライブのシーンの撮影風景を見る事ができます。 |
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| カチンコによると当初のタイトルは「家有囍事1997」で1996年12月1日にドライブのシーンが撮影されています。吳鎮宇の運転シーンの一部はトレーラーの上に乗せて撮っていた事もわかりました。 |
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| そして、車を降りて「帆船吧」に向かう周星馳。店の扉は2つあり、周星馳は左側に進もうとするも、すぐにスタッフが右側を開けたため、一瞬、立ち止まってから向きを変えて中に入って行きました。もう一枚は脚本を持ち、流れや演出の確認をするため、周星馳が張堅庭に話しかけています。 |
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| 張堅庭の説明を聞く周星馳。横の黎姿は瞬きもせず、ずっと前を見たままでした。すでに指示を聞いた彼女は流れを考えているようです。この後、周星馳の表情は、よりシリアスになって行きます。 |
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| 真剣な目の周星馳…。カメラは黎姿とバーの中に入り、歩いてカウンターに座るまでの演技を長回しで見せます。かなりのエキストラが一斉に動くシーンなため、ミスできない緊張感が伝わります。 |
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| 謝可可と話すシーンの撮影風景も見れます。そして、監督たちが集まる一角へ歩き出す周星馳。撮ったばかりの演技が気になったのか、彼も身を屈め、監督と共にモニターを確認していました。 |
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| 本作の奇抜なファッションを伝えるため、カメラは足元から周星馳の顔にチルトアップ。演技前の緊張している周星馳を見る事ができます。車の後部座席でロケ弁を食べるシーンもありました。 |
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| レンゲを使い、炒飯らしき物を口に運んでいます。しかし、すぐに満腹になったのか、その後は何かを一言、つぶやいて弁当をスタッフに渡します。食事を終えた後は考え事をしているようでした。 |
| 以下に映画のオープニング曲とエンディング曲の歌詞の翻訳を掲載します。 |
| 「快樂」 (快楽) 歌:周華健/作詞:林夕/作曲:包小松/編曲:包小松、林夕 |
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賣了智慧也難買 你贈我一秒愉快 給我那慰解 賣了勇氣也難買 你讓我跟你共處 這美好世界 賣了性格也難買 你望我的那神態 充滿了關懷 賣了我也再難買 你共我真正越界 你讓我唆 我為你擺 要知光陰很快過去 再別慢慢慢慢愛 開心高興太快 再別慢慢慢慢來 心都張開 手都張開 不知可否擁出一個深海 可能未來 自由越來越少 而事情越來越多 不如盡快有個痛快結果 請相信快樂一不經意 放軟腳步略略便掠過 一起開開心心非愛不可 假如未來 問題越來越少 而話題越來越多 不如盡快你試試這麼 多少個美夢都比不上 與你這樣實實在在過 多少溫馨一雙一對 不比你共我* * ~ * 繰り返し 如未來 自由越來越少 而事情越來越多 不如盡快有個痛快結果 請相信快樂一不經意 放軟腳步略略便掠過 一起開開心心非愛不可 假如未來 問題越來越少 而話題越來越多 不如盡快你試試這麼 多少個美夢都比不上 與你這樣實實在在過 多少溫馨一雙一對 不比你共我 |
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知識は売っても買うのは難しい。君は僕に愉快な一秒を贈ってくれた。その慰めを僕に与えて。 勇気は売っても買うのは難しい。君は僕と一緒に過ごしてくれた。なんて美しい世界なんだろう。 性格は売っても買うのは難しい。君は僕の表情を見た。思いやりに満ち溢れていた。 僕は売っても買い直すのは難しい。君は僕と一緒に確かに境界を越えた。 君が僕に教えるように促す。僕は君のために話した。 時間はすごく早く過ぎ去る物だと知るんだ。もう、ゆっくり、ゆっくりと愛さないでくれ。 楽しい事も嬉しい事もすごく早い。もう、ゆっくり、ゆっくりと来ないでくれ。 心も開き、手も開く。深い海を抱けるかどうかは、わからないが。 多分、未来では自由が次第に減り、物事が次第に多くなるかもしれないから、 できるだけ早く痛快な結末があった方が良い。どうか信じて。快楽とは、うっかりしていると、 ペースの緩みがほんの少し現れる事を。だから一緒に楽しく、愛し合わなければならない。 仮に未来では問題が次第に減り、話題が次第に多くなるのであれば、 できるだけ早く君はこんな風に試した方が良い。いくつかの美しい夢も比べ物にならない。 君とこんな風にうそ偽りなく過ごす。いくつかのぬくもりが揃い、対になろうとも君と僕の比ではない。* * ~ * 繰り返し もし、未来では自由が次第に減り、物事が次第に多くなるのであれば、 できるだけ早く痛快な結末があった方が良い。どうか信じて。快楽とは、うっかりしていると、 ペースの緩みがほんの少し現れる事を。だから一緒に楽しく、愛し合わなければならない。 仮に未来では問題が次第に減り、話題が次第に多くなるのであれば、 できるだけ早く君はこんな風に試した方が良い。いくつかの美しい夢も比べ物にならない。 君とこんな風にうそ偽りなく過ごす。いくつかのぬくもりが揃い、対になろうとも君と僕の比ではない。 |
| 「不過少個人來愛」 (俺は愛する事が少ないだけだ) 歌:張宇/作詞:厲曼婷/作曲:張宇 |
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至少你明白 愛已不存在 結局還不算太壞 什麼也別怪 當作前世債 正好把心空出來 千金散又來 樓台今何在 紅顏傾城誰受害 你最好想開 芳草謝又開 有朝一日伊人來 何不瞞天過海 神色也不改 還原到百無聊賴 何不悠哉遊哉 求一個自在 只有風知你心徘徊* 愛既已走開 舒展你胸懷 讓風輕輕吹過來 只要心還在 還怕什麼來 不過少個人來愛 * ~ * 繰り返し 愛走開 風吹來 你的心還在不在 心還在 還怕什麼來 不過少個人來愛 只要心還在 還怕什麼來 不過少個人來愛 |
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少なくともお前はわかっている。もはや、愛が存在しない事を。 結末はまだ、それほど悪いとは言えない。 何も責めないでくれ。前世の借りと見なしてくれ。 あいにく、心を空にしているんだ。 大金はばら撒いても、またやって来る。高楼は今どこにあるのだろう? 美女は国を滅ぼすと言うが、誰が被害を受けるのだろう? お前は諦めた方が良い。芳しい草は萎んでも、また膨らむ。 いつの日か、あの女(ひと)がやって来るのだから。 どうして、何食わぬ顔で人を騙さないのだろう? 表情も変えない。何もかもが退屈な生活に戻った。 どうして、のんびりと気楽な生活をしないのだろう? 気楽を求めている。お前の心が躊躇っているのは風だけが知っている。* もはや、愛が去った以上、お前は胸の思いを緩め、風をそっと吹かせろ。 まだ心さえあれば、何が来ても怖くない。俺は愛する事が少ないだけだ。 * ~ * 繰り返し 愛は去った。風が吹いて来た。お前の心はまだあるのだろうか? 心はまだある。何が来ても怖くない。俺は愛する事が少ないだけだ。 まだ心さえあれば、何が来ても怖くない。俺は愛する事が少ないだけだ。 |