タイトル
作品データ
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本作は「430穿梭機」で周星馳が担当したコーナーで、周星馳が一人二役で星仔(リポーター)と黒縁の眼鏡をかけた双子の弟・星君(進行役)を演じ、毎週、面白い製品を紹介すると言う物です。この回では映像を印刷するビデオプリンターの紹介を行っています。以下に内容を翻訳しました。 (カメラを持った星君がテレビの前に座り、アングルを変えてはテレビごと、 (画面の写真を何枚も撮っている。すると上から星仔の声が聞こえて来る。) 星仔:ねえ、星君!君のそんな撮り方で撮ろうとしても、その効果は、あまり良くないよ。 星君:これが間違っているなら、どうすれば良いんだい?教えてよ。 星仔:何で君は今あるビデオプリンターがテレビの貴重なシーンを撮れる事を知らないのさ? 星君:そんなにすごいの?ねえ、じゃあさ、僕の見聞を広げるために連れて行ってよ。 星仔:テレビを止めて、ついてきなよ。 (星君がテレビの電源を落とした後、部屋を出ると画面が切り替わって星仔が登場する。) 星仔:やあ!えーっと…。これをテープレコーダーや録画用ビデオデッキと思わないでよ。 実は、これが僕の言っていたビデオプリンターだよ。じゃあ、今から、まずは僕に、 この操作過程について説明させてよ。 (カメラがビデオプリンターと繋がっているテレビ画面を映した後、再度、星仔を映す。) 星仔:このビデオプリンターはテレビに接続する物なので、この中の小型コンピューターが、 テレビ映像を受け取る事ができるんだ。僕はスイッチを押しさえすれば、これを制御できる。 (星仔がビデオプリンターのスイッチを押すと、ゆっくりと写真が出て来る。) 星仔:それで、この機械はね、受け取る事ができる映像は15秒の内に印画紙の上に現れるんだ。 (星仔はプリントアウトされた写真を切り取り、紹介を続ける。) 星仔:見てよ!これ以上ないくらい早く写真になって出て来たよ。それで、もし君がこの写真を、 何枚も欲しければね、それも、すごく簡単なのさ。ちょっと押しさえすればコピーできるんだ。 じゃあ、コピーできるから何枚も出してみよう。何枚、必要でも、何枚あっても、すごく早くて、 すごく便利だね。…ええと、印刷された写真はね、モノクロの物なんだけど、その鮮明さは、 どれも非常に高いんだ。その上、明るさの調節があるね。写真その物の質の向上に対して、 すごく助けがあるよ。 (画面が切り替わり、星君が登場する。) 星君:ええと、このビデオプリンターの用途…。それは一体、いくつの種類があるんだろう? 僕が言う必要ないと、皆もすごく承知しているはずだと信じているけどね、その通りだよ! 1万7000種類くらいだね。つまり、例え、1万7000種類くらいじゃなくても、僕の話は、 1万7000種類くらいあるんだ。どうしてかな?習慣になったから、こんな風に言っているのさ。 仕方がないんだ。もう直せないよ。ようし!じゃあ、僕もその中から1~2個の用途を出そう。 その1つ目の用途、それは、ちょうど僕が以前から一貫して持っていた理論でもあるんだ。 それは僕が紹介する製品は1つの物であり、1つの物体でさえあればね、「OK!」なのさ。 (星君は間髪を入れず、続けて彼の考える1つ目の用途を紹介する。) 星君:1つ目の用途は鉄アレイを持ち上げるために使うんだ。鉄アレイを持ち上げるのは、 その中の1つ用途さ。僕も鉄アレイを持ち上げれるよ。2つ目の用途、それは、つまり、 君が一人の芸術家になるまで訓練できるって事さ。どうしてかな?その、それぞれの、 FAXプリンター(傳真攝影機)…。 (星君は製品の名称の一部を抜かして言うが、すぐに間違えに気付き、言い直す。) 星君:えっと、ビデオプリンター(電視傳真攝影機)で撮った写真はモノクロだよね。色がないのさ。 (星君は机の上の絵の具を取り、パレットに中身を出すと筆に絵の具を付け、白紙に色を塗る。) 星君:それで、面倒だろうけど君自身で色を加えるんだよ。こんな風にね。例えば、 この写真はモノクロに撮られた物だから、君自身が色を塗るんだ。それで、そのまま続けて、 訓練して、訓練してさ、君が色塗りの専門家になるまで、訓練をするんだよ! (星君は使っていた筆をパレットの上に置く。) 星君:話は終わりだよ!…ようし!じゃあ、今からは、おかしな問題の番だね。じゃあ、続けての、 おかしな問題でね、聞きたかったのは「皆は何の機を持っているかな?」だよ。それは、 なくした後、すぐ2つ目を探して戻す事が、すごく難しい時の事だよ。…考えてみてよ。 答えは、つまり…「錯失良機」(「絶好の機会を逃す」の意味)さ。すなわち「機会」の「機」だよ。 (今回、ここで「ビデオプリンター」と訳している製品の原語が「電視傳真攝影機」なため、星君が、 (問題で言う「機」は真っ先に「機械」を連想しがちだが、説明のように「機会」の事を言っている。) |