タイトル
作品データ
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本作は「430穿梭機」で周星馳が担当したコーナーで、周星馳が一人二役で星仔(リポーター)と黒縁の眼鏡をかけた双子の弟・星君(進行役)を演じ、毎週、面白い製品を紹介すると言う物です。この回はサッカーボール発射装置に関する紹介を行っています。以下に内容を翻訳してみました。 星君:ええと、またも、この「星仔兄弟好介紹」の時間だね。それで、今日の良い物の紹介は、 何かって言うとね、僕に映像を流させてくれたら、皆も見てさ、自然とはっきりするよ。 (画面が切り替わり、サッカーの試合が映し出される。) 星君:見終わったね。じゃあ、皆は推測できたかな?何だろうね?…サッカー!当たりだ! でも、答えが合っているのは半分だけだね。じゃあ、それ以外の半分は何だろうね? 僕たちで見ていけば、それも自然とはっきりするよ。 (画面が切り替わり、星仔が登場する。) 星仔:はぁ…。出番も回って来たので、僕がサッカーの歴史について言おうか。 言い伝えでは5000年前だそうだね。昔のエジプトには知識に満ち溢れた老人がいたんだ。 彼はね、水草、藤、乾燥した樹木の葉っぱを束ねて使う事を知っていた。 (星仔は説明の最中に机の上にある水草などを手に取る。) 星仔:それで、これが世界で最初の原始的なサッカーとなったんだ。 それでさ、1000年が過ぎた後、つまり、大体、4000年前になった。 そうすると、ギリシャの人は獣の皮を使う事を知っていてね。 (星仔は説明の最中に机の上にある獣の皮を手に取る。) 星仔:袋状の物を縫って作り、続けて、獣の毛と乾燥した草を中に入れて塞いだんだ。 それでさ、さらに獣の皮の上をカラフルに描いたのさ。それで質と形の方が、ますます、 今のサッカーに近づいたんだよ。それで、2000年前になるとさ、どうなのかな?ローマに、 すごく聡明な人がいて、彼は発見した。やはり、中が空のボールが中身のあるボールより、 さらに弾力があるって事をね。それで、中身のあるボールは淘汰されたんだ。 (星仔は机の上にあるサッカーボールを手に取り、右手で回す。) 星仔:中が空のボールはね、ここから大流行し、 ついに僕たちに今、歓迎されているサッカーに発展したんだよ。 (画面が切り替わり、登場した星君は左手でボールを触っている。) 星君:じゃあ、今からサッカーの用途について言おうか。言える話は幅広いよ。そうだね、 言える話は1万7000種類くらいある。それらは僕も…多くの人も知っているのさ!それで、 もしかすると今、僕が適当に挙げる例も全部、まったく問題じゃないのかもしれない。 例えばサッカーボールが一つ、ここにあるとしよう!ねっ?君の家のドライヤーが壊れた時、 どうする?心配ないよ。君にはサッカーボールがあるじゃないか。それで君がボール用の、 空気針を掴み取り、挿し込む時にさ…。 (星君がボール用の空気針をサッカーボールに挿すと中の空気が漏れ始める。) 星君:聞こえないかな?プシューって音がさ。すでに空気が出て行っているんだよ。 再度、力を入れる!必ず力を入れるんだ。自分の頭を押すようにね。見てごらん? その空気は噴出しているみたいなので、ドライヤーのように使えるのさ。 それで2つ目について言えば、それは君がボールを押し終わってからだね。 (星君は話しながらサッカーボールに挿したボール用の空気針を抜き取る。) 星君:そのボールが、すでにへこんで空気がなくなった時だよ。 それで、君はさ、その穴を切り開く事ができるので、お金を押し込んで入れて、 貯金箱のように使うんだよ。そうじゃなければさ、例えば君の家のイスが足りずに、 座れなくなっているとするよ。それで、君はボールを掴み取り、急いで対応するんだ。 これは日常生活の中でも、たまには、こんな状況に遭遇するよ。そうだろう? それで、これもそうじゃなければさ、さらに、どうするか?言う事を恐れずに…。 (上から星仔の声が聞こえて来たため、星君が上を見る。) 星仔:弟や。頼むから、その口振りを抑えてくれ。君とは言い争う価値もないんだから。 僕の紹介する最新のサッカーボール発射装置の話を聞いてよ。 (あきれた星仔に黙るように言われた星君は無言で下を向く。画面が切り替わり、 (ジャージを着た星仔が登場し、隣にあるサッカーボール発射装置について話す。) 星仔:皆、これは西ドイツ製のサッカーボール発射装置だよ。 最近、まずは香港に輸送されて来た物で、香港全土に一つしかないんだ。 (画面はサッカーの練習風景を映し、星仔は声のみで紹介を始める。) 星仔:以前のサッカーの練習状況は、こんな感じさ。ある人がシュートして、また、ある人が守る。 でも、チームが、このサッカーボール発射装置を持った後はね、状況も違って来たんだよ。 (画面はサッカーボール発射装置から放たれるボールを守るゴールキーパーを映す。) 星仔:ほら!なぜなら、この装置を使ってボールを放つとね、 ゴールキーパーは相手側の足技が見えないから、完全に自分の突発対処能力と、 判断力に十分、頼って、来るボールを受け止めるのさ。それで、これは本当に、 形跡のない所から来て、影のない所へ行く感じだと言えるよ。 (画面はサッカーボール発射装置から放たれるボールを受けてシュートする選手を映す。) 星仔:ゴールキーパー以外にも、この装置は、さらに選手のボールコントロール、パスなど、 技術の練習ができるんだ。なぜなら、この装置はね、すごく多くの法則があるんだよ。 (コーチがコントローラーを操作し、 (サッカーボール発射装置から放たれるボールの法則を変える。) 星仔:それぞれの法則は異なった用途もあるのさ。ほら! (コーチがコントローラーを操作するとボールに回転がかかる。) 星仔:これみたいに角度を教えやすいんだ。 (コーチがコントローラーを操作するとボールの放たれる方向が変わる。) 星仔:このコントロールは方向を教えやすい。 (コーチがコントローラーを操作するとボールの放たれる高さが変わる。) 星仔:さらにこれは、ボールの高低を教えているんだ。 (画面はサッカーボール発射装置から回転しながら放たれるボールを映す。) 星仔:だからさ、この装置はパスやボールコントロールの練習、 あるいはゴールキーパーのテクニックに関わらず、すごく助けがあるんだ。 (星仔が登場し、テレビの前の子供たちに向かって話し始める。) 星仔:素晴らしいだろう?時代は進歩し、科学技術は発達しているんだ。今、サッカーの練習も、 機械化したんだよ。少ししたら、もっとコンピューター化するかもしれないね。 |