タイトル
作品データ
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本作は「430穿梭機」で周星馳が担当したコーナーで、周星馳が一人二役で星仔(リポーター)と黒縁の眼鏡をかけた双子の弟・星君(進行役)を演じ、毎週、面白い製品を紹介すると言う物です。この回は中国語で指示できるパソコンに関する紹介を行っています。以下に内容を翻訳しました。 (星君が忙しそうに古い本を分別していると、上から星仔の声が聞こえて来る。) 星仔:星君、そこで何をしてるんだい?本を移し替えたりしてさ。 星君:…まったく!知らないんだろう?僕のこの本は、すごく貴重なんだよ。 中の資料もすごく役に立つんだ!ほとんどの人も持っていないんだぞ!だろう? 星仔:じゃあ、それをどうするのさ? 星君:大事に保管する場所を探すんじゃないの? 星仔:はぁ…。そんな面倒な事をする必要はないよ。 中国語パソコンを買って資料を入れれば良いじゃないか。 星君:そうだね…。じゃあ、僕の本はどうするのさ? 星仔:博物館に寄付したら良いじゃないか。 星君:そうだね…。 (画面が切り替わって星仔が登場し、目の前にあるパソコンについて紹介を始める。) 星仔:皆、パソコンについてはね…僕も前に何度かさ、皆に紹介した事を覚えているよ。 でも、僕が前に何度か紹介した物はね、全部、どれも英語を使って指示を行う物なんだ。 中国語を使って指示を行うパソコンをさ、僕が今日、皆に紹介するよ。それで、 中国語パソコンは最近の数年間、どれもますます広く行き渡り、活用されているのさ。 それで、それから中国語パソコンの操作過程と機能だけど、結局、英語パソコンと、 何か違いはあるのかな?実はどちらも、ほぼ変わらないんだよ。 (星仔はパソコンの前に座り、鉛筆を指示棒の代わりにしてキーの説明を始める。) 星仔:この異なっている部分について言えばね、このキーボードに見る事ができるよ。それで、 表面のアルファベットが刻まれている所以外にさ、他に、さらに3種類の異なった字体が、 加えられているよね。ほら、國語のピンイン符号がある。上下の字の形の符号だね。 (星仔が言う「國語のピンイン符号」は台湾の「注音符號」の事を指しており、 (「上下の字の形」とは「注音符號」の「子音字」と「母音字」の事を指している。) 星仔:それから、この蒼頡の字の形の部首が加えられている。 (「蒼頡(倉頡)」とは漢字を生み出したと言われる伝説上の人物なため、 (ここで星仔が言う「蒼頡の字」とは「漢字(繁体字)」の事を指している。) 星仔:さらに、この3種類の符号はさ、アルファベットの機能と、どれも同じなんだよ。 それじゃあ、今から僕がその操作過程の模範を示してみよう。じゃあ、最初はさ、 ピンイン法を使って、僕の名前である星仔の「星」の字を入力してみようか。 (星仔が言う「ピンイン法」は先ほどと同じく台湾で主流の入力方法である、 (「注音輸入法」の事を指しており、大陸の「拼音輸入法」の事ではない。) 星仔:ええと、星仔の「星」の字はね、確か…これだ。 (星仔が入力するとパソコンに「1惺 2星 3猩 4腥 5興 6馨 7騂」と表示される。) 星仔:ほら、皆、見えるかな?今、いくつかの中国語の字が、はっきりと出て来たね。 それで、これらの國語の発音はさ、どれも「星」の字と同じ物なんだ。ようし! じゃあ、今から僕は星仔の「星」の字を探そうか。2番のはずだ。間違いないね。 (「星」の字を入力した星仔は次に香港で主流である「倉頡輸入法」を使うと、 (パソコンに「1墅 2墨 3壘 4旺 5星 6瞳 7曜 8晆 9畽 0睚 ~~」と表示される。) 星仔:同じ原理だよ。僕たちは上下の字の形を合わせた方法を使うか、 伝統的な蒼頡の字の部首の方法を使うかさ。どちらも僕たちが探したい、 中国語の字を探し出してくれるんだよ。 (再度、「星」の字がパソコンに表示された後、星仔は続けて紹介を行う。) 星仔:さらに、まだ皆に紹介していない方法があるんだ。それは電報コードの方法だよ。 同じように僕たちが必要な中国語の字を、ささっと出す事を手伝ってくれるのさ。 じゃあ、皆は見えるかな?電卓のシステムがあれば、この中国語の電報コードは、 打ちやすいね。僕たちは今から試しに「穿梭機」の3文字を探して、出してみよう。 (星仔が言う「電卓のシステム」とは電卓型配列の「テンキー」の事を指している。) 星仔:「穿」の字のコードは4502、「梭」の字のコードは2747、さらに「機」の字のコードは2894。 (カメラはテンキーを押す星仔の鉛筆とパソコンに表示された漢字を交互に映す。) 星仔:それで、その他の機能について言えばね、これも自動で資料を添削したり、同じく、 文章の改行や段落分け、中央揃え、左揃えに右揃えをするような事を含んでいるんだ。 ええと、そうじゃなければ、僕が今から模範を示すから皆に見せよう。 (星仔がキーを押すとパソコンに文章が表示される。) 星仔:じゃあ、皆は四角の枠の中に中国語の字が見えるかな? これが段落分け、あるいは改行の指示を出すコードだよ。 (カメラは文章が下にスクロールされる様子を映している。) 星仔:それから、その他にはね、さらに会計様式の中国語の科目がある。 それで、その中にね、自動修正と総数の調整が含まれているんだ。 (カメラはパソコンの右にあるプリンターを映した後、星仔を映す。) 星仔:もし、このプリンターに接続したらね、どれも異なった大小の字の形の字体を、 印刷する事ができるんだ。じゃあ、需要に基づいてさ、書面を印刷してみよう。 契約書に公文書、事によっては小切手を切る事さえもできるんだ。 (印刷の指示を受けたプリンターが稼動し、文面が印刷されると星仔は、 (用紙を切り取りやすくするため、ミシン目の部分を指で叩いてから切る。) 星仔:すごく、はっきりしているね。簡潔で早くて正確だ。だからね、まとめについて言えばさ、 実はね、こんな中国語パソコンはビジネス上、すごく役に立っている事に留まらない。 それで、例えば一般の家庭にとっても、すごく助けがあるんだ。例を挙げて言えば、 一般の家庭では、どの家も毎月の収支はバランスが取れているけど、もしかすると、 学生が勉強して借りを返すかもしれないよね。このように、どちらも手助けとなるんだ。 (この例は「将来性がある物への投資は後に元が取れる。」と言う事を言っている。) 星仔:実際、英語パソコンが素晴らしいばかりではなく、 中国語パソコンも同じように、どれもすごく賢いんだよ。 (画面が切り替わり、星君が登場する。) 星君:中国語パソコンの紹介は終わりだよ。じゃあ、珍問珍答の番だね。それで、珍問珍答で、 皆に聞きたかったのは「僕が来週、紹介するのは、どんな新製品か予想できるかな?」だ。 答えは一週間後に発表されるよ。今日はお先に失礼!それじゃ! |