タイトル
作品データ
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本作は「430穿梭機」で周星馳が担当したコーナーで、周星馳が一人二役で星仔(リポーター)と黒縁の眼鏡をかけた双子の弟・星君(進行役)を演じ、毎週、面白い製品を紹介すると言う物です。この回はプログラミング型ミニロボットに関する紹介を行っています。以下に内容を翻訳しました。 (無言でロボットのプラモデルを製作中の星君。部品を組み合わせる際に口笛を吹き、 (余裕を見せるが、はめ込んだ部品が上手く合わさらず外れてしまい驚いた顔をする。) 星君:ロボットも組み立てが、すごく難しい物だとは思いも寄らなかったよ。僕は気にしないけど、 君たちも運が悪いね。目の保養がなく、僕の組み立てた傑作を見れなかったんだからさ。 へへへっ!運が悪かったのさ!でもさ、一度、ここに来たからには帰る理由もないよね。 僕が作っていないロボットを紹介し、君に見せてあげるよ。 (画面に人間型ロボットの絵が現れ、星君が声のみで紹介を始める。) 星君:実はロボットの発展は今に至るまでにね、すでに第3世代になっているんだ。 それは1940年に始まったんだよ。なぜなら、コンピューターが成功したので、 人類は現代化したロボットの製造を始めたんだ。 (画面にアーム型ロボットの絵が現れ、星君は続けて紹介をする。) 星君:でも、初期のコンピューターは比較的に大きかったので、 ロボットの中に置く事ができなかったのさ。 (画面に様々な作業をしているロボットの写真が現れ、星君は続けて紹介をする。) 星君:でも、1960年になるとね、小型コンピューターが世に出たので、コンピューターをさ、 機器の内側に置く事ができたから、現在のロボットになったんだ。さらにロボットのさ、 最も実用的な所はね、工業生産の面での活用だね。これらは労働者に代わって、 安定した生産をできるだけなく、さらに少し危険な仕事でも、その効果を発揮できるんだよ。 だから、ロボットはすごく役に立つ物なんだ。 (画面が切り替わると星君がロボットのアーム型のマジックハンドで背中を掻いていたが、 (カメラが自分を撮っている事に気付くとマジックハンドを机に置き、笑える紹介を始める。) 星君:こんな感じだね。ロボットの用途はさ、皆も知っているよね。1万7000くらい種類があるんだ。 それじゃあ、まずは今から僕は皆に、その中のいくつかの種類を言おうか。 (星君は机に置いたマジックハンドを再度、手に取り、動かしながら紹介を続ける。) 星君:ようし!じゃあ、1つ目の種類だね。それはロボットのロボットアームだよ。 非常に役に立つんだ。特に髪を洗いやすいのさ。すごく良いんだ。本当だよ。 洗った後はね、フケもそんなに多くないんだ。ほら!僕自身も試してみたんだよ。 本当にフケもそんなに多くないんだ。少なくなったよ。それで2つ目の方はね、 どうだろう?ハンマーとして使いやすいのさ。叩く事も打つ事もできる。 (星君はマジックハンドをハンマーのように扱い、釘や木を打つ真似をする。) 星君:例えて言えば、釘を打ったり、木を打ったり、こんな感じと同様な物だよ。 あるいはクルミだね。食べたいけどハンマーを持ち上げられない時、打つんだ! 打って割れたら食べれるよ。じゃあ、3つ目の用途については、どうだろうね? ロボットはね、セーターを編みやすいんだ。このロボットは…じゃなかった。こう…。 (星君は拳を握り、両手を前に出す。次に彼は毛糸の巻き取りについてを話す。) 星君:ロボットを動かさないでいる時、それはバカみたいに突っ立って、 両手をこんな風にしているだけじゃないか。それで、冬には自然とセーターを編むのさ。 セーターを探して、そこの手にかけるんだ。他の人たちを探したり、他の人たちの手を、 探したりする必要はないね。それで疲れるまで作るんだ。ここで編むのは、すごく便利だよ。 へへへっ! (上から星仔の声が聞こえて来たため、星君が上を見る。) 星仔:星君、そこで冗談を言うなよ。はぁ…。まあ、いいや。僕が他のロボットを見せに、 君を連れて行ってあげるか。「プログラミング型ミニロボット」だよ! (画面が切り替わり、登場した星仔が床に寝転がり、2体のミニロボットに話しかける。 (ここで「プログラミング型ミニロボット」と訳したが、原語は「電腦小靈精」で、これは、 (「コンピューターの小さく機敏なお利口さん」と言う意味になる。その名前が表すよう、 (ミニロボットはすばしっこく動いては、星仔を困らせていた。なお、その形状は丸く、 (単眼に見える窓を持つため「2001年宇宙の旅」の作業用スペース・ポッドに近い。) 星仔:ちょっと!まだ君たちを捕まえられていないよ!ええっ?ねえ、騒がないでよ! 騒がないでよ!ちょっと静かに!はぁ…。ちょっと静かにしてよ!静かに! (星仔は2体のミニロボットのスイッチを止める。) 星仔:今日はね、僕がわざわざ、テレビの前の小さなお友達に紹介するために、 君たちを捕まえに来たんだ。まずは皆に「ハロー!」って言いなよ。 (カメラは動き回るミニロボットを映し、星仔は紹介を始める。) 星仔:君が5歳、あるいは、それ以上でさえあればね、 誰でも必ず、この「プログラミング型ミニロボット」のコントロールができるんだ。 でも、絶対に、この小さな体は見ない方が良いね。実は、このお腹の中にはね、 すでに小型コンピューターが内蔵されているのさ。これはもうプログラムされているんだよ。 どれも僕たちが朝早く、小型コンピューターに前もって入れておいたのさ。 すべての動作もコンピューターによってコントロールされているんだよ。 (画面が切り替わり、星仔がミニロボットを抱えて床に座っている。) 星仔:すべてのプログラムを元に戻してから、まずは見てみないかい? (カメラはミニロボットの頭部にあるスイッチを映し、星仔がスイッチを指で押す。) 星仔:前へ行くのは2秒。後ろへ行くのも2秒。続けて360度、自分で回転だ。 (画面が切り替わり、床に座っている星仔が紹介を続ける。) 星仔:それで実際、君は彼への一つ一つの動作を、どのくらいの時間、維持したいのかな? どれも同じように指で押して、考えを入れるんだ。例えば君が彼に前へ行くと言う動作を、 2秒間、維持して欲しいのなら数字の「2」を押し、維持が9秒間なら数字の「9」を押すんだ。 こんな風に判断するんだよ。 (カメラは星仔が入力したプログラム通りに動くミニロボットを映す。) 星仔:このミニロボットは体積は小さいけどさ、でもね、彼は48個ほどもあるプログラムを、 内蔵しているんだよ。あらゆる動作はね、君の入力したプログラムにかかっているんだ。 さらにさ、あらゆる動作をし終えた後、大体30秒の時間を空けるとね、このミニロボットは、 大きく叫んで騒がしくする事で、君にシャットダウンを知らせるんだ。 それで、これは家事ロボットほど、すごくはないけど、遊ぶ上ではさ、どれも面白いよ。 (画面が切り替わると星君が登場し、リズムに乗って話し始める。) 星君:「プログラミング型ミニロボット」は、格好は滑稽だけど人間らしさを持っている。 いつでも彼はすごく忙しい。前に向けても、ひっくり返ったまま、勢い良く走る。 ひっくり返ったまま、勢い良く走る。…ようし!今回の珍問珍答はね、皆に聞きたいのは、 つまり、「どんな人はさ、太陽を見ると、すごく怖がるかな?」だよ。3秒の時間だ。 1、2、3。…雪だるま(雪人)さ! (「雪だるま」は広東語で「雪人」と言うため、「太陽で解けてしまう『人』」に該当する。また、 (今回はロボット=機械人を紹介しているため、珍問珍答に「人」に関した物が出ている。) 星君:僕は知っているよ。ある人の答えには、それもあったけど、 また、ある人は答えられなかったって、知っているよ。でも、心配ない。 良いのさ。僕たちは来週もまた聞くからね。それじゃあ! |