(クリスマスソングが流れ、クリスマスの雰囲気が感じられる街中を星仔が歩いている。)
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星仔: |
交遊関係が広いってのも良くないんだよね。僕を見ても、わかるだろう。
毎年、クリスマスにはね、クリスマスカードをもらうんだけど、本当に腐るほどもらうんだ。
僕の同級生だろ、友達だろ、昔、学校で勉強していた頃のクラスの担任だろ、校長だろ、
学校の用務員だろ、特にあの教務主任だ。僕は本当に彼の事がわからないよ。
僕を罰として立たせたりもすれば、クリスマスカードを送って来たりもする。毎年さ。
僕は本当に彼がどんな事を考えているのか、わからないよ。
だから、今、君は絶対に僕の家に来ない方が良いね。一度、ドアを開くとさ、
積み重なったクリスマスカードが落ちて来るんだ。狭すぎて君も死んじゃうよ!
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(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)
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星仔: |
クリスマスに君はクリスマスカードをもらった?
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男孩A: |
うん、もらったよ。
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星仔: |
何枚、もらったの?
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男孩A: |
4~5枚だよ。
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男孩B: |
7~8枚ですね。
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男孩C: |
10数枚だよ。
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男孩D: |
2枚。
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星仔: |
2枚だったの?
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男孩D: |
(頷く。)
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(画面が切り替わり、クリスマスカードを持った星仔が紹介を始める。)
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星仔: |
今のクリスマスカードのデザインはね、本当に豊富な物が出ているんだ。
これはさ…えーっと、でも、これは普通のだね。
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(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)
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星仔: |
誰が送ってくれたの?
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男孩A: |
同級生だよ。
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女孩A: |
同級生です!
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女孩B: |
同級生ですね。
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男孩C: |
同級生だよ。
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男孩B: |
えーっと、同級生ですね。
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星仔: |
ほとんどが同級生から?
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男孩B: |
ほとんどですね。
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星仔: |
もし、君にクリスマスカードを送ってくれた人に君が送るなら最初は誰になる?
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男孩B: |
Miss(女性教師)ですね。
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星仔: |
君の担任のMissかい?
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男孩B: |
ええ。
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男孩D: |
僕の従妹に送る。
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星仔: |
君が最初にクリスマスカードを送るなら誰に送る?
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男孩E: |
…わからないです。
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男孩F: |
友達。
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星仔: |
男なの?女なの?
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男孩F: |
女。
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女孩C: |
えーっと、私の従妹。
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星仔: |
君とその子は仲が良いの?
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女孩C: |
うん!
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(画面が切り替わり、クリスマスカードを持った星仔が紹介を始める。)
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星仔: |
クリスマスカードは、すでにすごく長い歴史を持っているんだ。でも今年の香港は、
中国語で書かれたクリスマスカードが、やっと始まったんだよ。(中国語の方が)
心が込められている感じがするみたいだね。
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(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)
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星仔: |
クリスマスカードで君が好きなデザインは、どんな物?
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女孩C: |
えーっと、全部が好き!
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男孩G: |
僕は…、僕は立体的な物が好き。
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男孩H: |
音楽が鳴るのかな。
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女孩B: |
うーん…。面白いのがある物かな。
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星仔: |
多くのデザインがあるんだよね、今のクリスマスカードは。
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女孩B: |
私が好きなのは目立っている物ですね。
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(画面が切り替わり、階段に座った星仔がクリスマスカードの紹介を始める。)
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星仔: |
この立体クリスマスカードも十分に面白いよ。それで、以前の古いのも平坦だけど、
良い所があるんだ。それは文字を書くのに便利って所さ。こっちは率直に言えば、
文字を書くのには便利じゃないんだよ。だけど、これはデザイン的だね。
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(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)
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星仔: |
君はクリスマスカードを自分で手作りしないの?
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(男孩Iが頷く。)
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星仔: |
試しに作ってみた?
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男孩I: |
作ってみた!
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女孩B: |
ありませんね。
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星仔: |
君は?
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女孩A: |
図工の授業でもなかったわ。
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男孩E: |
何枚か作った事があります。
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男孩F: |
ある。
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星仔: |
誰のために作ったの?
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男孩F: |
友達だよ。
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(画面が切り替わり、クリスマスカードを持った星仔が紹介を始める。)
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星仔: |
このディスコ(みたいに曲を流す)型の音楽クリスマスカードも面白いね。見てごらんよ。
この中にはランプがあるんだ。このランプは音楽に合わせて点滅するんだよ。
これで君も、それに合わせて踊る事ができるのさ。中の構造について言えば、
すごく簡単なんだ。ほら、見てごらん。2個の電池と1個のIC(集積回路)だ。
それで、これを開けるとね、ずっと点滅できるんだ。一週間くらい長くね。
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(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)
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星仔: |
じゃあ、君は電話する方がクリスマスカードを送る事より良いと思う?
電話の方が、すごく便利だよね。クリスマスカードを送るのは、すごく面倒だよね。
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男孩F: |
うん。
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男孩E: |
いいえ。
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星仔: |
どうして?
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男孩E: |
クリスマスカードを人に送る事は良い事です。
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男孩B: |
僕はそうは思わないですね。
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星仔: |
どうして?
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男孩B: |
それ(電話)には、その種の意義がないからです。
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星仔: |
どんな良い方法があるかな?
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女孩C: |
ふふっ!うーん…。もし、あなたがね、他の人に電話をかけている時に、
すごく照れくさそうにしていたなら、「クリスマスを楽しくね!」って祝うの。ふふふふ!
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星仔: |
ははははっ!
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(画面が切り替わり、カメラに背を向けてベンチに座っていた星仔が振り向き、
(カメラマンにギャグを言った後、持っていたクリスマスカードの紹介を始める。)
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星仔: |
そんなに僕と話す事を恐れないでよ。
実は僕が最も好きなのはね、チョコレートのクリスマスカードなんだ。
なぜなら、僕はチョコレートを食べる事が好きだからね。食べれるし、読む事もできる。
どうして皆、(このカードを送る事を)好んでしないんだろうね?ほら、これを見てごらんよ!
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(星仔がチョコレートを噛むと画面が切り替わり、登場した星君がリズムに乗って話し始める。)
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星君: |
100年も流行したクリスマスカード、デザインは創新されていて、偽物じゃない。
中国語の立体的な音楽カード、加えて点灯するのは♪素晴らしい~、素晴らしい~、
素晴らしい~、素晴らしい~、素晴らしい~…、オホン!オホン!
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(歌い始めた星君は自分の寒さに気付き、咳払いをして、ごまかす。)
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星君: |
…ようし!話をあの珍問珍答に戻そう。珍問珍答は、
つまり皆に「例えばチョコレートのカードは人にあげて食べさせる物。
じゃあ、何のカードは機械にあげて食べさせる物かな?」って聞きたかったんだ。
ほら、僕は君に5秒の時間をあげるよ。1。
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(星君は「5秒の時間をあげるよ。」と言ったがカウントダウンをせず、すぐに「1」と言う。)
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星君: |
キャッシュカードだよね。すごいよ!正解だ!キャッシュカードだ!敬服するよ、
敬服するよ。じゃあ、僕たちは来週もまた聞くからね。バイバイ!敬服するよ! |