星仔兄弟好介紹(聖誕卡)

タイトル

原題: 星仔兄弟好介紹(聖誕卡)
英語題: The Files of Stephen Chow
台湾題: 星仔兄弟好介紹(聖誕卡)
大陸題: 星仔兄弟好介绍(圣诞卡)
邦題: 日本未放送

作品データ

製作会社: 電視廣播有限公司
香港放送: 1985年12月
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役名 出演者
星仔 周星馳(チャウ・シンチー)
星君 周星馳(チャウ・シンチー)

説明

本作は「430穿梭機」で周星馳が担当したコーナーで、周星馳が一人二役で星仔(リポーター)と黒縁の眼鏡をかけた双子の弟・星君(進行役)を演じ、毎週、面白い製品を紹介すると言う物です。この回ではクリスマスカードに関する街頭インタビューをしています。以下に内容を翻訳しました。

(クリスマスソングが流れ、クリスマスの雰囲気が感じられる街中を星仔が歩いている。)

星仔: 交遊関係が広いってのも良くないんだよね。僕を見ても、わかるだろう。
毎年、クリスマスにはね、クリスマスカードをもらうんだけど、本当に腐るほどもらうんだ。
僕の同級生だろ、友達だろ、昔、学校で勉強していた頃のクラスの担任だろ、校長だろ、
学校の用務員だろ、特にあの教務主任だ。僕は本当に彼の事がわからないよ。
僕を罰として立たせたりもすれば、クリスマスカードを送って来たりもする。毎年さ。
僕は本当に彼がどんな事を考えているのか、わからないよ。
だから、今、君は絶対に僕の家に来ない方が良いね。一度、ドアを開くとさ、
積み重なったクリスマスカードが落ちて来るんだ。狭すぎて君も死んじゃうよ!

(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)

星仔: クリスマスに君はクリスマスカードをもらった?

男孩A: うん、もらったよ。

星仔: 何枚、もらったの?

男孩A: 4~5枚だよ。

男孩B: 7~8枚ですね。

男孩C: 10数枚だよ。

男孩D: 2枚。

星仔: 2枚だったの?

男孩D: (頷く。)

(画面が切り替わり、クリスマスカードを持った星仔が紹介を始める。)

星仔: 今のクリスマスカードのデザインはね、本当に豊富な物が出ているんだ。
これはさ…えーっと、でも、これは普通のだね。

(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)

星仔: 誰が送ってくれたの?

男孩A: 同級生だよ。

女孩A: 同級生です!

女孩B: 同級生ですね。

男孩C: 同級生だよ。

男孩B: えーっと、同級生ですね。

星仔: ほとんどが同級生から?

男孩B: ほとんどですね。

星仔: もし、君にクリスマスカードを送ってくれた人に君が送るなら最初は誰になる?

男孩B: Miss(女性教師)ですね。

星仔: 君の担任のMissかい?

男孩B: ええ。

男孩D: 僕の従妹に送る。

星仔: 君が最初にクリスマスカードを送るなら誰に送る?

男孩E: …わからないです。

男孩F: 友達。

星仔: 男なの?女なの?

男孩F: 女。

女孩C: えーっと、私の従妹。

星仔: 君とその子は仲が良いの?

女孩C: うん!

(画面が切り替わり、クリスマスカードを持った星仔が紹介を始める。)

星仔: クリスマスカードは、すでにすごく長い歴史を持っているんだ。でも今年の香港は、
中国語で書かれたクリスマスカードが、やっと始まったんだよ。(中国語の方が)
心が込められている感じがするみたいだね。

(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)

星仔: クリスマスカードで君が好きなデザインは、どんな物?

女孩C: えーっと、全部が好き!

男孩G: 僕は…、僕は立体的な物が好き。

男孩H: 音楽が鳴るのかな。

女孩B: うーん…。面白いのがある物かな。

星仔: 多くのデザインがあるんだよね、今のクリスマスカードは。

女孩B: 私が好きなのは目立っている物ですね。

(画面が切り替わり、階段に座った星仔がクリスマスカードの紹介を始める。)

星仔: この立体クリスマスカードも十分に面白いよ。それで、以前の古いのも平坦だけど、
良い所があるんだ。それは文字を書くのに便利って所さ。こっちは率直に言えば、
文字を書くのには便利じゃないんだよ。だけど、これはデザイン的だね。

(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)

星仔: 君はクリスマスカードを自分で手作りしないの?

(男孩Iが頷く。)

星仔: 試しに作ってみた?

男孩I: 作ってみた!

女孩B: ありませんね。

星仔: 君は?

女孩A: 図工の授業でもなかったわ。

男孩E: 何枚か作った事があります。

男孩F: ある。

星仔: 誰のために作ったの?

男孩F: 友達だよ。

(画面が切り替わり、クリスマスカードを持った星仔が紹介を始める。)

星仔: このディスコ(みたいに曲を流す)型の音楽クリスマスカードも面白いね。見てごらんよ。
この中にはランプがあるんだ。このランプは音楽に合わせて点滅するんだよ。
これで君も、それに合わせて踊る事ができるのさ。中の構造について言えば、
すごく簡単なんだ。ほら、見てごらん。2個の電池と1個のIC(集積回路)だ。
それで、これを開けるとね、ずっと点滅できるんだ。一週間くらい長くね。

(画面が切り替わり、星仔が街頭で子供たちにインタビューをしている。)

星仔: じゃあ、君は電話する方がクリスマスカードを送る事より良いと思う?
電話の方が、すごく便利だよね。クリスマスカードを送るのは、すごく面倒だよね。

男孩F: うん。

男孩E: いいえ。

星仔: どうして?

男孩E: クリスマスカードを人に送る事は良い事です。

男孩B: 僕はそうは思わないですね。

星仔: どうして?

男孩B: それ(電話)には、その種の意義がないからです。

星仔: どんな良い方法があるかな?

女孩C: ふふっ!うーん…。もし、あなたがね、他の人に電話をかけている時に、
すごく照れくさそうにしていたなら、「クリスマスを楽しくね!」って祝うの。ふふふふ!

星仔: ははははっ!

(画面が切り替わり、カメラに背を向けてベンチに座っていた星仔が振り向き、
(カメラマンにギャグを言った後、持っていたクリスマスカードの紹介を始める。)

星仔: そんなに僕と話す事を恐れないでよ。
実は僕が最も好きなのはね、チョコレートのクリスマスカードなんだ。
なぜなら、僕はチョコレートを食べる事が好きだからね。食べれるし、読む事もできる。
どうして皆、(このカードを送る事を)好んでしないんだろうね?ほら、これを見てごらんよ!

(星仔がチョコレートを噛むと画面が切り替わり、登場した星君がリズムに乗って話し始める。)

星君: 100年も流行したクリスマスカード、デザインは創新されていて、偽物じゃない。
中国語の立体的な音楽カード、加えて点灯するのは♪素晴らしい~、素晴らしい~、
素晴らしい~、素晴らしい~、素晴らしい~…、オホン!オホン!

(歌い始めた星君は自分の寒さに気付き、咳払いをして、ごまかす。)

星君: …ようし!話をあの珍問珍答に戻そう。珍問珍答は、
つまり皆に「例えばチョコレートのカードは人にあげて食べさせる物。
じゃあ、何のカードは機械にあげて食べさせる物かな?」って聞きたかったんだ。
ほら、僕は君に5秒の時間をあげるよ。1。

(星君は「5秒の時間をあげるよ。」と言ったがカウントダウンをせず、すぐに「1」と言う。)

星君: キャッシュカードだよね。すごいよ!正解だ!キャッシュカードだ!敬服するよ、
敬服するよ。じゃあ、僕たちは来週もまた聞くからね。バイバイ!敬服するよ!

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