タイトル
作品データ
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本作は台湾で開催される映画の授賞式典です。当時、台湾で無名だった周星馳は映画デビュー作の「霹靂先鋒」の演技で、ノミネートされていた名作「七小福」の林正英と「校樹青青」のベテラン俳優・金塗を打ち負かし、最優秀助演男優賞を受賞しました。壇上で述べる感謝の言葉は当然、國語なのですが、この頃の周星馳は特に訛りが強いとの評価があり、「黃」(huang2)を「wang2」、「幫」(bang1)を「bong1」、「努」(nu3)を「lao3」と発音しています。以下に内容を翻訳しました。
(カメラはプレゼンターを務める午馬と葉全真を映す。) 午 馬:受賞者は…。 (ドラムロールが鳴る中、客席の周星馳が映し出される。) 午 馬:…「霹靂先鋒」の周星馳さん。 (拍手の中、壇上に上がり、午馬と握手をした周星馳がトロフィーを片手に話し始める。) 周星馳:ありがとうございます。感謝しているのは李修賢さんが私にくださった、この機会、 それから、黃柏文監督、黎繼明さん、それに私の先輩・萬梓良さん、曾志偉さんが、 私にしてくださった援助です。 (カメラは客席にいるサングラスをかけた萬梓良を映す。) 周星馳:式典が私にくださった、この賞に感謝しています。私にとって、すごく大きな励ましです。 私は続けて努力をいたします。ありがとうございました。 |