タイトル
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本作は梁朝偉の半生を紹介するドキュメンタリー番組です。梁朝偉の友人としてゲストに呼ばれた周星馳は「破壞之王」でも使った帽子を被ったまま、藝員訓練班に入る前の思い出を話していました。なお、本作はTVBIが発売しているVCD-BOX「香城浪子」(第一輯)の特典VCDとして収録された際、名称が「俊傑顯豪情
梁朝偉篇」に変更されています。以下に内容を翻訳してみました。 周星馳:実は僕は、すごく映画を撮りたいと思っていたんだ。 梁朝偉:そうだね。そんな風だったのは、その時から始まっていたね。すでに僕を呼んで、 「ねえ、一緒に山頂に登ろうよ。カメラを持ってさ。僕が君を撮り、君が僕を撮るんだ。」 …って言っていたよ。そんな風に撮って、丸一日を潰していたね。 周星馳:1人はカメラを手で持っていたよ。3人じゃなかったっけ? 梁朝偉:3人だね。僕たちは、その人が誰だったかを覚えていないんだよ。 周星馳:あっ!それから1人いた。1人…いや、3人だった。1人がカメラを手に持って、 2人がドンドン!バンバン!って殴ったり、飛んで行ったりして盛んだった。 梁朝偉:ははっ!ははっ! 周星馳:ワイヤーがあるかないかで、また盛り上がった。でも、飛んで行ったり来たりしていたね。 梁朝偉:地面に落ちたりもしたね。 周星馳:そうだった…。 梁朝偉:すごく痛かったよ…。 (この後、周星馳がTVBの試験を受けるも落ちてしまった話に切り替わる。) 梁朝偉:僕が最も覚えていて、君が最も忘れられないのは、 TVBの藝員訓練班の試験に受からなかった事のはずだよ。 周星馳:そうさ。試験に受からなかったよ。 梁朝偉:受からなかったね。 周星馳:受からなかったよ。 梁朝偉:君は勢い良く走っていたよね。 周星馳:はははっ! 梁朝偉:本当に知りたかったんだ。僕はこの数年、君が勢い良く走って、下の郵便受けまで何回、 降りて行ったかを、すごく知りたかったんだよ。なぜなら、前に星仔が住んでいた所には、 エレベーターがなかったから、階段を使うんだ。それで、僕は知りたかったんだよ。 君が勢い良く走って何回、郵便受けまで降りて行ったのかをね。 (当時の周星馳の住居の状況に関する部分は梁朝偉が親切に視聴者に向かって説明している。) 周星馳:数えている訳ないだろう、兄貴~! 梁朝偉:はははっ! 周星馳:僕たちは止まらないんだよね、この勢い良く走って降りる話については。 まあ、1回か2回は数えたって感じかな。 梁朝偉:単に知りたかった…、すごく知りたかったんだ。つまりは僕と君が電話を終えた後の事さ。 君は…、僕が思うに君の様子は…、はははははっ…、顔が真っ青だってね。 周星馳:つまり、君は電話先で僕の…。 梁朝偉:ははははっ!違うよ!ははははっ! 周星馳:…声から、すでに僕の顔が真っ青になったんだと聞き取ったんだね? 梁朝偉:そうだよ。 周星馳:実はすごく青くなったり、赤くなったりしたんだ。後で赤くなったり、白くなったりしたよ。 梁朝偉:君は話を聞いて、「えっ?君は受かったの?」って。 周星馳:ははははっ…。 梁朝偉:すぐに君は自分の事を知ったのさ…。 周星馳:「なぜ、僕にはないんだ?手紙が来ないんだ?」って感じだね。 梁朝偉:ははははっ!その時、君は顔が真っ青だったんじゃないの? 周星馳:そうだったよ。 梁朝偉:すごく意気消沈してた。僕は電話で君の声を聞いたんだ。すごく意気消沈してたね。 周星馳:すごく意気消沈したよ。そうさ、すごく意気消沈したんだよ。 梁朝偉:でも、ほら!最終的には入れたよね。 周星馳:最終的には入れたよ。 梁朝偉:だけど、同じクラスじゃなかったんだ。 |