タイトル
作品データ
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本作はTVB主催のミス香港の決勝大会を生放送した番組です。後半にゲスト司会者として呼ばれた周星馳は候補者たちに無厘頭なクイズを出して笑いを取ります。以下に内容を翻訳しました。 曾志偉:さっき、天王を発表したけど、皇帝より上の「皇上皇」が、まだ来ていないね。 鄭丹瑞:ええ。 陳欣健:ええ。彼をお招きしましょう。良いですよね? 鄭丹瑞:そうですね。お呼びいたしましょう、周星馳!星爺! (拍手の中、周星馳が階段から降りて来る。) 陳欣健:トゥルッ!トゥルッ!うわぁ!うわぁ!星爺は非常にスマートな歩調で、 向かって来たように見えました。すごく自信があるんですね? 賢くてお茶目、あるいは無厘頭な問題を準備して来てくれたのでしょうか? 周星馳:後でね。 鄭丹瑞:こんにちは。こんにちは。 (周星馳が曾志偉と握手をする。) 鄭丹瑞:まるで私たちは…。 曾志偉:いやいや!どうして今回も、こんな事が必要なの? 午後のリハーサルで君と握手した時、君は私の手を振り切ったよね? 周星馳:はははっ! 鄭丹瑞:星爺! 周星馳:はい! 鄭丹瑞:第二回戦は、あなたにお任せいたします。 周星馳:ええ。もちろんだよ。まずは5人の美女に「おめでとう」と言いたいね。 なぜなら、申し込みをしてから、挑戦し挑戦し、ひたすら難関を突破し続け、 挑戦し挑戦し、今に至るまで依然として揺るぎなく立っている事ができるのだから。 間違いなく能力を持っている人たちだよ。 陳欣健:素晴らしいです!素晴らしいですね! 曾志偉:君(周星馳)と同じだよ。 周星馳:ははっ。ようし!じゃあ、今からね。問題を出すよ。余談はさて置いて…、 鄭丹瑞:はい。 周星馳:…誰が採点を担当するの? 曾志偉:私たちがするよ。 陳欣健:私たちがしますよ。 鄭丹瑞:私たちがしますよ。採点はしませんが、心の中で計算すれば良いんです。 陳欣健:君たち(スタッフ)はしなくて良いです。私たちが行って、覚えておきます。 周星馳:5人の美女が次のチャンスを持てる事を願っているよ。 できる限り僕の問題に早押しで答え、高い点数を取ってね。 まずは第一問!「香港大学」を終えるには、どのくらいの時間がかかるでしょう? (あえて「終える」と訳した部分は原語では「讀完」と言っている。 (これは「学び終える」の意味だが…。張雪玲が回答ボタンを押す。) 鄭丹瑞:18番、張雪玲さん。 張雪玲:3年。 周星馳:違うね。読む事で、終えるには「一秒も要らない」。 (問題に「香港大学」とある事から、多くの人が「修了」や「卒業」までの期間を考えるが、 (「讀完」には、そのままの「読み終える」の意味もある事から来る引っ掛け問題であった。) 曾志偉:そうなの? 周星馳:「香港大学」は4文字だよ。 曾志偉:すごく早いじゃないか? 周星馳:すみませんね。 鄭丹瑞:覚えておいてください。星爺は真面目にやりませんよ。 どうか覚えておいてください。覚えておいてくださいね。 曾志偉:うわぁ! 陳欣健:君(回答者)たちは常人の知能で彼の知能を想像しないでください。 曾志偉:違うよ。私は張雪玲は、こうしたかったのだと思う。 「香」…、と言う感じで言って一年、待つんだ。「港」…、また一年、待つんだよ。 周星馳:3年だから「大学」の2文字で、また一年を数えるのさ。すみませんね、皆さん。 …次に行こう。ワシントン(華盛頓)が小さい頃に遊びまくり、斧で父親の桜の木を、 切ってしまった。しかし、父親は、すぐには彼を罰しなかった。なぜでしょう? (第一問が引っ掛け問題だったため、誰も回答ボタンを押さない。) 周星馳:…なぜでしょう? 鄭丹瑞:皆さんの想像力を使ってください。 周星馳:ブーッ、ブーッ、ブーッ…。 (迫る回答時間をタイムリミットが迫る時限爆弾に見立て、 (周星馳が予報音を口で表現してカウントダウンを始める。) 曾志偉:誰も答える勇気がないよ。 周星馳:ブーッ。 陳欣健:試してください。 鄭丹瑞:はははっ!タイムリミットが怖かったですね。試してください。 時には、すごく真面目な答えが合っているかもしれませんよ。 皆さん、自分で考えてみてください。 陳欣健:点数が高いのに、彼女たちは死んでも答えませんでしたね。 鄭丹瑞:はははっ! 陳欣健:点数が低い人は底を突き抜けて落ちる事が心配なのでしょうか? 周星馳:僕が思うに…。 曾志偉:皆、ワシントンが誰か知っているのかな? 周星馳:はははっ! 曾志偉:ワシントンとは華卓良の事だよ。 (華卓良は香港の競馬騎手。) 陳欣健:何が華卓良さ?無責任な事を言わないでくれよ。 …ようし!次の問題ですね。良いですか、星爺? 周星馳:違うよ。僕もクイズの答えを明かさないとね。 陳欣健:OK!明かしてください。 周星馳:なぜなら、その時、まだワシントンは手に斧を持っていたから。 鄭丹瑞:なるほど! 陳欣健:切りに戻って来るのが怖いからですね。 曾志偉:当然、そうだろうね。 周星馳:先に言っておくけどね、この問題は僕も初めて見た物なんだ。 僕が考え出した物じゃないんだよ。 鄭丹瑞:ははっ! 周星馳:僕に何の罪もないんだから、非難しないでね。 …第三問!ある人が14階からクーラーを手で押して落としたら、 そのクーラーは、すぐに「空気」に変わってしまった。なぜでしょう? (誰も回答ボタンを押さない。) 周星馳:…またも答える勇気がない? 鄭丹瑞:ボタンを押しましょう!点数が2倍になるか、なくなるかですよ。 周星馳:ブーッ、ブーッ、ブーッ…ブーッ。 陳欣健:皆さん、問題を聞きましたよね?もう一度、問題を繰り返しますか? 劉殷伶:聞きました。 陳欣健:聞きました?聞いたのに答えないのですね? 周星馳:聞いたんだね。 陳欣健:張雪玲、試してみましょうよ? 周星馳:試そうよ?どう? 陳欣健:試せば答えが出るかもしれませんよ? 曾志偉:もし、君が親善大使のミス香港になるのなら、誰か別の人が君に、 この問題を出そうとするだろうね。そうしたら、君はその人にどう答えるの? 鄭丹瑞:そうですよ。 周星馳:タイムリミットだ。クイズの答えを明かそうか。 陳欣健:はい。 周星馳:案の定、人を殺す「凶器」に変わった。こう言う事だよ。 (粵語の「空気」と「凶器」の発音は同じ。) 曾志偉:なるほど。 鄭丹瑞:はははっ! 周星馳:なぜなら、少しぶつかっても死ぬからさ。 陳欣健:うわぁ!まったくもう!同音でこうなったんですね! 周星馳:これに似た物を以前、僕は「430穿梭機」で子供たちに出したかもしれないよ。 鄭丹瑞:でも、あなたは子供を叩きますよね! 陳欣健:彼女たちの頭を叩く事はしないでくださいね! 周星馳:ははっ! 陳欣健:このコーナーが終わった後、彼女たちを叩かないでくださいよ? 周星馳:やめてくれよ!どうして子供と美女を同じく叩けるって言うのさ? 陳欣健:はははっ! 周星馳:多分、知識が浅かったから、彼女たちは答えがわからなかったんだよ。 別の少し難しい問題に変えようか。 曾志偉:お願いするよ。 鄭丹瑞:良いですね。 周星馳:第四問!1+1は、いくつ? 鄭丹瑞:ははっ! (盧淑儀が回答ボタンを押す。) 曾志偉:11番! 盧淑儀:2。 周星馳:…その通り!! 鄭丹瑞:アイヤー!ははははっ!私が言ったじゃありませんか?恐れる必要はないと! 素晴らしい!素晴らしい!おめでとうございます!おめでとうございます! 周星馳:ほら!だから、美女たちは思った通り、 見聞が広く、勉強をした人たちだと言っただろう? 陳欣健:勉強をした人たちですね。そうですね。 曾志偉:じゃあ、私が彼女に質問しますよ。1+3は、いくつ? (コーナーの終了時間が近くなり、カウントダウン音が鳴り始める。) 盧淑儀:4。 鄭丹瑞:おおっ!時間ですね。1+3は終了時間です。 曾志偉:ええっ?実際、どちらも易しい問題だよ。 陳欣健:そうですね。実際、今に至るまで言っていました。 あっ!星爺が質問した問題で得た点数は、すべて計算されません。 加算しませんよ!お遊びですから、わかりますよね? 周星馳:そうだね。 鄭丹瑞:皆さんを怖がらせたり、緊張させたりしないために、やったんですよ。 曾志偉:その通り!ちょっと(緊張を)ほぐしたかっただけです。 見てよ!「計算されない」と言ったら、8番がすごく笑っていましたよ。 周星馳:ははははっ! 曾志偉:ああ、嬉しそうだ!これなら怖がっていないね! 鄭丹瑞:さて! 陳欣健:先ほどの美女たちはどうでしたか?反応など…。 周星馳:そこに立つ事ができるんだから、当然、各方面でも高いレベルを持っているよ。 陳欣健:ええ。 周星馳:でも、すべて僕のせいだね。ずっと番組は素晴らしかったので、 僕は「皆にチャンスを持たせる事」を担当したんだ。 トイレに行く、電話をする、タバコを吸いに行くと言うような事をね。 (周星馳が言う「皆」は視聴者を指している。) 曾志偉:すごく多くの人が戻って来たのを見たかい? (誰が優勝者か)わかれば、すぐに視聴を終えるんだよ。 周星馳:そうだね。そうだね。 鄭丹瑞:今も行けるんですよ。今も少し休憩して良いんですから。 ありがとうございます、星爺!周星馳!星爺!ありがとうございます! |