アジア情報交差点

タイトル

原題: アジア情報交差点
英語題: ASIA CROSSROADS
台湾題: 亞洲情報交差點

作品データ

製作会社: 日本放送協會
日本放送: 2002年7月28日
-

出演者
周星馳(チャウ・シンチー)
林子聰(ラム・チーチョン)

説明

本作はアジアの最新情報を伝える番組に周星馳が出演した物です。「少林サッカーに込めたメッセージ」として周星馳がインタビューに答えるのですが、「星輝海外有限公司」の様子が見れたり、取材に行ったアナウンサーに周星馳が英語でチョコレートを勧めるシーンも見れます。なお、番組で周星馳の声は日本語に吹き替えられていました。彼はインタビューで次のように話しています。

周星馳: 私はアクション映画が大好きなんです。以前から中国伝統の少林拳を題材にした映画を撮りたいと考えていました。とにかく!今までにない新しい作品を作ろうと考え、世界で人気のあるサッカーと私も練習していた少林拳を組み合わせ、誰も見た事がない映画を作りました。サッカー場で見ているとわかるのですが、サッカー選手は少林拳と似たような動きをするんですよ。まず、攻めがあり守備があります。それから頭、膝、かかと、キーパーが使う手、体のあらゆる部分を使う所が似ています。このような事でもサッカーと少林拳は良い組み合わせではないかと思いました。子供の頃から、よく漫画を読んでいたのですが、日本の漫画は香港で非常に人気があります。「キャプテン翼」は特に人気があり、この本からヒントをもらった事も「少林サッカー」を作るきっかけになっています。今回、特に苦労したのはアクションシーンですね。私とアクション監督、CG担当者の3人は綿密な打ち合わせを重ねました。構想の段階から編集作業まで3人で試行錯誤の連続でした。誰一人欠けても、この作品を完成させる事はできなかったと思います。このような撮影は初めての経験でした。今回の「少林サッカー」はアクション中心に作った映画です。この作品には「積極的に人生を生きていこう」と言うメッセージを込めています。私は良い映画を見ると楽しくなり、リラックスできるんです。この映画を見てくれた世界の人たちが、私と同じように映画を楽しんでくれたら非常に嬉しいです。

戻る