タイトル
作品データ
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本作はTVBの子供番組の中のコーナーの一つで、内容は司会者たちが毎回、街の特色などを伝えると言う物です。この回は無厘頭な計画を行う周星馳の喜怒哀楽や仲間にからかわれながらも仲良くしている微笑ましい様子を楽しめます。テレビの前の子供たちに呼びかける気配りも良く、周星馳が多くの子供たちに高く支持された理由が見えた気がします。以下に内容を翻訳しました。 (周星馳が数を数えながら、香港の街道を歩いている。) 周星馳:1、2、3、4、5、6、7、8、9、10…。 (周星馳の後ろにある曲がり角から出て来た譚玉瑛と曾華倩。 (2人は走って周星馳に近づき、彼の背中を叩いて声をかける。) 周星馳:…11。 曾華倩:ねえ!星仔! 譚玉瑛:星仔!ふふふふっ! (急に声をかけられた周星馳は驚くも2人の顔を見た後、肩を落とし、冷めた感じで話す。) 周星馳:2人のお嬢さん方…。 譚玉瑛:なあに? 周星馳:…笑わないでくれよ。君たちは知っているのかい? そんな風にすると、僕が死ぬほど、びっくりするって事をね! 曾華倩:何よ!ちょっと、からかっただけじゃないの。 やっぱり、あんたってば、臆病者なんだから! 譚玉瑛:その通りよ!…ああ、そうだわ。 さっき、あんたが独り言を言ってたのを見たけど、何をしゃべっていたの? 周星馳:…アイヤー!そうだった!今、いくつまで数えたっけ?君たち知らない? 曾華倩:ふん!あんたが私に聞いたら、私は誰に聞けば良いのよ? 周星馳:あ~あ!じゃあ、僕がやった事は無駄になったんじゃないか? 譚玉瑛:ふふっ!それは、あんたが考えなさいよ。 曾華倩:そうよ! 周星馳:全部、君(曾華倩)のせいだぞ! 譚玉瑛:ははははっ! 周星馳:それから、君(譚玉瑛)もだ!さっき、君たちが不意に僕を驚かさなければ、 僕は香港全土で最も短い街道が何歩で歩き終える事ができるかを知れたんだ。 曾華倩:ああ、何だ。そうだったのね。 (譚玉瑛が「なるほど」と言う感じで頷く。) 張國強:おい!おい!おい!お~い! 龍炳基:ごめん!ごめん!遅れちゃった! 張國強:Sorry!遅れたよ! (後ろから走って来た張國強と龍炳基が周星馳たちと合流する。) 曾華倩:ああ!最高だわ!あなた(張國強)と会う約束をした事で、 最も短い街道とかがある所を、思いがけずに探せる事ができるなんてね。 張國強:ははっ!言うまでもない事だろう? 僕たちをテストするなんて、そう簡単にはいかないよ。 (張國強は譚玉瑛に話しかける。) 張國強:ねえ!星爺は、どうして楽しそうじゃないんだ? (譚玉瑛が張國強に耳打ちし、先ほどの周星馳の計画を邪魔してしまった事を伝える。 (ちなみに周星馳が「星爺」と敬称で呼ばれるのは「賭聖」からだと言われているが、 (「430穿梭機」の時点でも半分、からかいの意味を込めたような感じで使われている。) 張國強:なーんだ!それは難しいな。なあ、星仔!落ち込むなよ。 最も多く僕たちと一緒に歩けば、面白い香港の街道を紹介していくから、 君にも知らせてあげるよ。これを埋め合わせにするって言うのは、どうだい? 周星馳:良いよ。 張國強:行こうぜ! (5人は歩き出すが、周星馳が急に立ち止まって言う。) 周星馳:あっ!ちょっと待って! 四個人:どうしたの? (張國強、譚玉瑛、曾華倩、龍炳基の4人が一斉に周星馳に聞く。 (周星馳は突然、テレビの向こうの子供たちに向かって話し始める。) 周星馳:良い子の皆!君たちも一緒に来なよ! 譚玉瑛:ふふふふっ! |