タイトル
作品データ
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本作は周星馳が司会を務めた子供番組にTVBと契約中の董瑋が出演した物です。内容は董瑋の身体能力を知らない周星馳が、自信満々でマット運動の実演勝負を挑むも歴然とした差を見せつけられると言う物で、周星馳が対抗心を燃やす様子が面白いです。以下に内容を翻訳しました。 (周星馳、董瑋、張國強が段差に座って話をしている。周星馳は董瑋に話しかける。) 周星馳:勝負をしようよ! 張國強:おい! (張國強が周星馳を制止するが、周星馳は張國強に向かって言う。) 周星馳:僕も宙返りは何年もやっているんだ。 張國強:はぁ…。 (張國強は周星馳の無鉄砲さに呆れ、ため息をつく。周星馳は董瑋に話しかける。) 周星馳:良いだろう?一緒に勝負しようよ! 董 瑋:勝負は、やめようよ! 張國強:星…星仔ってば! 周星馳:僕を遮るのは、やめてくれないかい? (周星馳は張國強に言うと、立ち上がって部屋の中心へ行く。) 周星馳:僕が先に模範演技を見せるよ! 董 瑋:構わないさ!じゃあ、研究させてもらうよ! 周星馳:皆で研究するだけさ!やるぞ!これをやったから、何だって言うのさ? じゃあ、今、僕から先にやるからね!ここはね…まずは簡単なのをやろう。 (周星馳は自信満々で前転を見せる。) 張國強:気を付けるんだぞ! 周星馳:…ほら!わっはははっ! (前転を終え、喜ぶ周星馳。董瑋は思い出したように言う。) 董 瑋:それは僕たちも小さい頃、練習したよ。 師父が言っていたね、それらは「柔軟と基本」と言う物で…、 (董瑋の師父は京劇女優として有名な粉菊花。董瑋は彼女が主宰する、 (「春秋戲劇學校」で8歳から京劇と武術を学び、スタントマンを経て俳優になった。) 周星馳:えっ? 董 瑋:…こんな風にやるんだ。 (董瑋は前方倒立回転を見せた後、周星馳に向かって言う。) 董 瑋:ねえ!やって見せてよ。 張國強:わあっ!素晴らしいね! 董 瑋:そんな風に言わないでくれよ。 張國強:すごいよね?星仔…。 周星馳:待った!…うん。…そう言う事か!…あんな風なのより、良いのを僕もやるぞ。 (鼻をこすり、董瑋に対抗心を燃やした周星馳が側転を見せる。) 張國強:おおっ!星爺、本当にすごいね! 董 瑋:ああっ!それは僕たちも練習したよ。 (周星馳は張國強の肩に手を回して勝利を確信したような表情をする。) 董 瑋:だけど、師父は「最も良いのは手を使わずに着地する事」と言っていたんだ。 周星馳:手を使わない? (董瑋は側宙を見せる。張國強は技の美しさに笑うしかない様子で、 (周星馳は背を向け、右手で汗を拭うような仕草をしてから振り向く。) 董 瑋:それは、こんな風にするって事さ。 周星馳:ええと…、どれも、すごく良いね。 董 瑋:良かったんだ。それから、知っているかな? 宙返りを何度もすると、いつも転倒しやすくなる事を。 張國強:うん…。 董 瑋:転倒したら、立ち上がる事ができないといけないよね。 (董瑋は後ろに倒れたかと思うと、すぐに反動を利用して跳ね起きる。) 董 瑋:…ふうっ!こんな感じに。 (周星馳が張國強に言う。) 周星馳:弾力のある体だね。 董 瑋:それで、例えば君が前に向かって、何度も宙返りをするとしたら、 後ろに向かって宙返りをしてみる事も必要な事なんだ。それは、こんな風に…。 (董瑋は話しながら移動すると、連続4回の後方宙返りを見せる。) 張國強:わあっ! 董 瑋:わかった?ほら? 張國強:素晴らしいね!本当に! |