タイトル
作品データ
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本作は「聊齋志異」の雰囲気を持つ作品で、内容は修羅經典を狙う争いに巻き込まれた針灸師の弟子・柳青が無実の罪で斬首刑を受けるも愛する花映紅の失明した目を治すために現世に戻ると言う物です。自己犠牲と言う名の愛の深さが周星馳の懸命な演技で上手く描かれていました。 |
★ | 本作は1987年7月18日から公開された「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(原題:倩女幽魂)の影響があり、主人公の格好が寧采臣を彷彿とさせる上、巨大な舌に襲われる演出もあります。 |
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★ | 阿花を守る一座で祀る像は華光大帝と言い、今では芸能神と崇められている粵劇の祖師です。映画の撮影前にする「拜神」の儀式は撮影成功祈願と、その土地の神に「お邪魔して撮影させていただきます。」と言う許可の意味を持つそうですが、これは粵劇の前に華光大帝へする祈りの代わりだと言う意見を聞いた事があります。なお、この芸能神は「霊幻百鬼 人嚇鬼」(原題:人嚇鬼)やドラマ「霊幻道士 完結編」(原題:殭屍道長II之戲班冤魂)にも登場しており、盂蘭節に霊に粵劇を見せる=誰もいない所で粵劇を行うシーンは「殭屍至尊」でも見れます。 |