説明

本作は金庸の武俠小説「射鵰英雄傳」を映像化した物で「五虎將」の黃日華が郭靖を、苗僑偉が楊康を演じた連続ドラマです。エキストラとして出演している周星馳は宋兵と囚犯を演じています。 TVBIのVCD-BOXの碟一・Track4の7分2秒から宋兵が登場しますが、横柄な態度で郭嘯天(朱鐵和)と楊鐵心に職務質問をし、楊鐵心の返事に怒ったり、不満そうな顔をしたりしていました。また、宋兵たちが郭嘯天たちの家の周りを捜索しに来るTrack4の18分11秒からも姿を確認できます。 碟七・Track2の19分30秒から登場する、梅超風(黃文慧)の「99人目の生け贄」となった囚犯も周星馳です。怖がって震える囚犯に台詞はなく、梅超風に頭を攻撃された後は断末魔の声を上げて絶命します。なお、周星馳が2004年に当時の思い出を語っていたので、以下に翻訳をしました。 周星馳： 監督は元々、私が敵に一撃で打ち殺される事を計画していたんだ。でも、私はそれでは少しばかり真実味がないと思った。そして、自分で反抗する動きを計画したんだ。私は最初の一撃を手で防ぎ、(梅超風に)接近するまでになったら、次の攻撃の時で、やっと地面に倒れて死ぬと計画した。 私は副監督の所へ行って相談したよ。「まず、私に梅超風の一撃を防がせ、次の攻撃で打ち殺されると言うのはできませんか？」と彼に聞いたんだ。そうすれば私が多くのシーンに出られると思ったからね。でも、すぐに監督は「早く撮って。そんな長い話は要らない。」と言うんだ。彼は、この小さなエキストラが(この一瞬のシーンを)占用する時間がすごく長いと思ったのさ。その結果、彼は私を怒った他に、さらに撮り直しをしたよ。 実は当時、私は、やはり演技は面白い仕事だと思っていたんだ。例え、私の意見が採用されなくても出しさえできれば嬉しかった。その後も自分の見方を絶えず出し続けた。当然、何度も拒絶されたけどね。

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