タイトル
作品データ
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本作は周星馳が「開心大使」(代言人)として招かれたオンラインゲーム「開心Online」のCMです。内容は「美女に声をかけた文人が突然、飛んで来た隕石の直撃を受ける」と言うシーンを撮り終えた導演が倒れて苦しむスタッフたちを発見し、シーンで登場した隕石が実際に現場に直撃した物だと言う事を知るも、彼は見なかった事にして去ると言う無厘頭さにブラックな笑いを含む物です。 また、「隕石篇」とも呼ばれる一部の周星馳の演技が異なる15秒版は周星馳の出演シーンのみで構成されており、隕石などを映さないため、最後は「一体、星爺は何を見たのか?」と言う表示で終了するクイズの形式が取られています。以下に台詞(周星馳本人による國語)を翻訳しました。 (屋敷の窓から夜空を眺める美女。それを発見した文人は酒を飲み、詩を吟じる。) 文人:古来より「風流」な者に多くの才能あり。学識が豊かで遊女を抱えていると自慢する。 終日、戸を閉じて歌と踊りを観ていたが、やっと酒の杯を放し、「花」を手中に収める。 (無言で夜空を眺める美女。なお、この詩の「風流」は「好色」を、「花」は「女性」を意味する。) 文人:美人よ。 (画面の奥から隕石が向かって来る。) 文人:何を見ているのです?…アイヤー! (文人は隕石の直撃を受けて叫ぶ。表情を変えず、夜空を眺めていた美女が口を開く。) 美女:流・星・よ。 (美女は帳を下ろし、画面は隕石の直撃を受けて倒れた文人を映す。その後、画面に「史上、 (最も無厘頭な交友インタラクティブが、ありったけ『開心Online』にあります。」と表示される。) 導演:よし!撮影終了! (導演は立ち上がって周囲を見渡すも現場のスタッフは誰もいない。不思議に思った導演は、 (煙を掻き分けて進んだ先で苦しみの声を上げながら、倒れているスタッフたちを発見する。) 導演:…本当に来たのかな? (上を見て呟く導演。本当に現場に落ちた隕石はスタッフたちを直撃していたのだが、 (導演は彼らを助けず、見なかった事にしたいのか手で自分の目を遮って立ち去る。 (この後、画面が切り替わり、現場のスタッフたちと共にいる導演が次のように話す。) 導演:賑やかなネットの世界は君がいれば楽しい! (画面に「開心大使 周星馳」と表示される。) 導演:「開心Online」、βテスト中!」 (画面に「永久に無料。kx.91.com。盛んにβテスト中。」と表示される。) |