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本作は企画段階では連続ドラマでしたが、最終的に映画として完成しました。なお、フジテレビは2003年に「少林足球」のパロディを入れたドラマ「熱烈的中華飯店」(香港題:熱烈的中華飯店)や「VICTORY!
~フットガールズの青春~」(香港題:足球少女的青春)も製作しています。
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阿田と阿林は「少林足球」の設定が続いているのか同じく「鐵布衫」と「輕功」を使います。阿林が卵好きと言う設定も引き継いでおり、彼らの台詞から「少林足球」で優勝した数年後、少林功夫を普及しに日本に来ているとも考えられます。
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サッカーとラクロスの試合で出る炎に包まれたシュートや少林隊を意識したユニフォーム、阿梅(趙薇)が饅頭を作るシーンを思い出すような岩井が炒飯を作るシーンも「少林足球」から来ており、祖父の残した白い功夫服や黒服の集団との戦い、大場を倒す「如來神掌」を思い出させるシーンなどは「功夫」を意識しています。他に周星馳映画に何度も登場するバナナをナイフのように突き立てるシーンも登場していました。
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凛と珉珉が頭に茶碗を載せて「馬步」で鍛錬をしているのは「ドランク・モンキー 酔拳」(原題:醉拳)のお仕置きのシーン、「木人樁」がコートハンガーの代わりになっているのは「レッド・ブロンクス」(原題:紅番區)、中華料理店で凛が手首を回して炒飯を受け取るのは「スネーキー・モンキー 蛇拳」(原題:蛇形刁手)の修行シーンのパロディに思えます。
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凛の「思いっきり蹴ってみて。」と言う台詞は「燃えよドラゴン」(原題:龍爭虎鬥)で李(李小龍)が言う「Kick me!!」を思い出しますし、岩井が指導をする際に言う「双方の力を流れる水のように送り出す。」「まずは水にならなくちゃな。」は李小龍が常に言う「水のように。」「水になるのだ、我が友よ。」から来ているように思えます。
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同じく李小龍に関連した物では「死亡遊戯」(原題:死亡遊戲)のように塔に強敵が待ち構えていると言う設定、「龍爭虎鬥」にある鏡の部屋の登場、呂小龍や巨龍などを思い起こさせる「ドラゴンへの道」(原題:猛龍過江)の格好の李小龍の偽者の登場などもありました。
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周星馳には日本や香港で、ほとんど使われていない「Stephen」と言う英語名がありますが、本広氏と亀山氏は周星馳の事を「Stephen」と呼んでいます。「周」や「星馳」と呼んでも周星馳が反応せず、「Stephen」と呼んだ所、反応があったため、英語名で呼ぶ事が定着したそうです。 |