タイトル
作品データ
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本作は宋康昊が主演の韓国映画の広東語吹替を周星馳が担当した物です。内容は「破壞之王」に似た雰囲気があり、遅刻常習犯で成績も良くない銀行員のPKがプロレスジムに入門し、悪役レスラーとして活躍し始めると言う物です。独自のギャグが加わり、原版よりも台詞量が多いのですが、周星馳は元の哀愁さを損なわないように全体的に落ち着いた感じの話し方をしています。 |
★ | 主人公・PKは広東語の「仆街」(puk1 gaai1)から来ており、これは「街で転ぶ=野垂れ死ぬ」と言う意味の罵り言葉です。頭文字を取った「PK」は、まだ意味的に軽い方と聞きます。 |
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★ | 夢の中でPKがした格好はエルヴィス・プレスリーですが、李小龍のような怪鳥音を出します。 |
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★ | 巨龍や舒琪と言う名前が登場しますが、特に李小龍のそっくりさんや台湾出身の女優との関係性はありません。また、試合中の台詞の中に李嘉欣と張栢芝の名前が登場しています。 |
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★ | 香港で「アタック・ナンバーハーフ」(香港題:人妖打排球)の吹替版がヒットし、外国映画の吹き替えに有名俳優を起用すると話題になると言う事で本作の吹き替え依頼が周星馳に来ました。 |
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★ | 周星馳が幼稚園で読んだ最初の漫画は「タイガー・マスク」(香港題:豹子頭)だそうですし、他の映画でも固め技やロープを使った技が登場する事から、彼はプロレスにも興味があるようです。 |