説明

本作はアクション、カースタント、爆破などの指導で有名なアクション監督・羅禮賢が自主制作したドキュメンタリー映画です。彼が携わった数々のアクション映画のメイキング映像と共に多くの映画人たちが羅禮賢の素晴らしい技術や撮影時のエピソードを語ると言う内容で構成されています。 「喜劇之王」でも動作設計を担当した羅禮賢について、同じく周星馳、莫文蔚、李力持も色々と語っているのですが、それぞれのインタビューで話していた事を以下に翻訳しました。 周星馳： 通常、私の映画の中にアクション・シーンは比較的に少ないけど、私もそれを重視しているんだ。羅禮賢は私に(やり方を)説明してくれるし、それに自ら何度も模範を示してくれる。実はこれは危険の度合いを最低限まで減らしているんだよ。当然、事故が起きる事は避けれないけど、(アクションは)私たちの専業的な態度で行うから問題ないはずさ。 莫文蔚： 本物のアクションをする映画に出る機会がありました。それは最近、私が出演した「喜劇之王」です。映画の中で私はアクション女優を演じています。ですから、映画の中では多くのアクション・シーンがあるのです。アクションをするには必ず多くの時間を費やさなければいけません。ましてや、私はアクション俳優ではありませんし。最初は、さらに多くの時間を費やしていましたが、惜しい事に時間は永遠にはありませんでした。羅禮賢監督はすごく手伝ってくれて、当時は本当に長い時間、撮っていましたし、いつもワイヤーが必要でした。例え病気でも時間がないので撮影をするのですが、彼は私の体調が悪い事を知っていて、色々な手配に尽力してくれました。彼と再度、合作できる事を願っています。 李力持： 星仔が燃えるシーンのアイディアは私が考えたんだけど、何度も繰り返し考え直したんだ。実は星仔も臆病だからね。最高のアクション指導者は羅禮賢さんと私ですよ。

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情報

★		本作は2000年の東京国際ファンタスティック映画祭で上映されたのですが、この時に羅禮賢は自費で来日し、映像の日本語字幕も自分で付けたそうです。
★		1998年5月24日にNHK総合テレビで放送された「新アジア発見 香港スタントマン物語」でも羅禮賢が取り上げられていましたが、こちらによると羅禮賢は李小龍が好きなので、同じく英語名をBruceにしたそうです。

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