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本作でも周星馳と吳孟達の関係は親戚同士で、基本的にボケる吳孟達に冷静な突っ込みを入れる周星馳と言う図式は「賭聖」や「賭俠」と同じです。なお、台湾版では泰迪羅賓の吹き替えを担当していた卓勝利と「歌仔戲」(台湾オペラ)の女優・高玉珊がナレーションを担当しています。
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林道士は「Baboon」(ヒヒ)を「間抜けなおばさん」の意味の「笨姑」(ban6 gu1)と聞き間違えます。
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阿森がお守りにしているヒーローの写真は「シルベスター・スタローン」、「忍者タートルズ」(香港名:忍者龜)、「李小龍」でした。歷蘇のピンチを救うため、林道士が写真から李小龍の魂を呼び出すと「燃えよドラゴン」(原題:龍爭虎鬥)のテーマが流れ、背景を黒く処理された「ドラゴン怒りの鉄拳」(原題:精武門)、「ドラゴンへの道」(原題:猛龍過江)のシーンが使われます。そして、李小龍の魂が憑依した歷蘇は怪鳥音を出し、広東語で「ドラゴン危機一発」(原題:唐山大兄)の台詞である「お前!お前!お前!去れ!」を言います。
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獣の皮を身に纏った殭屍を見た阿森が「アイヤー!大師!何でご先祖様がこんな風になっちゃったんですか?」と言うと、林道士が「お前の先祖の先祖がPUMAを着るか?獣の皮を着ても良いんじゃないのか!」と言っていましたが、PUMAは本作に協賛している企業です。
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このシリーズは日本で「ブッシュマン」と言う題で出ていたのですが、この呼び名は差別用語らしく、後に「コイサンマン」に改題させられました。しかし、日本でのDVD化の際、知名度を優先したのか元の「ブッシュマン」に戻っています。
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劇中、林正英は「大師」、陳山河は「細佬」と呼ばれるため気付きにくいのですが、台詞から林正英の役名は「Pierre Lam(林)」、陳山河は苗字が「鄧」と言う事だけは判明しています。「阿森」と言う名前は香港版VCDのパッケージの解説にあったので使用しましたが、当時の電影小說では「鄧山」と言う表記も見られました。また、エンドクレジットによるとMichelle
Bestbierが演じる白人女性は「Susan」、Saul Bambergerが演じる白人男性は「Johnson」、Peter Mahlanguが演じる通訳は「Peter」(彼得)と言う名前のようです。 |