★ |
周星馳と吳孟達による「賭聖」のセルフ・パロディのシーンがありますが、劉晶が廣州から来たと言う設定や音楽、困っている所に警備員(同じ梁家樹)が来る所なども実はパロディです。
|
★ |
ツバのかけあいを行う瀟灑と劉晶の戦いは途中から「將軍令」のアレンジ版が流れ初め、關德興の「黃飛鴻」のシリーズで見せる構えや動きがパロディとして登場しています。ちなみに「將軍令」は中盤、4人の老人が劉晶を弟子にする前にある戦いの時も流れていました。
|
★ |
簫吹萍の店で順番待ちの男に劉晶が「そんなにせっかちなのか。先に譲るよ。」と言われますが、これは「劉晶」が「流精」(精液が含まれたカウパー氏腺液が流れ出る)の発音と同じなため、相当な興奮状態と勘違いされたからです。ちなみに「簫吹」は「フェラチオ」の事を指しています。また、本作は現在、成人指定になっていますが、それは台詞ではなく、流血シーンが理由です。
|
★ |
劉晶は廣州から来た設定なため、わざと訛りのある広東語を使っているのですが、「除衫」や「阿強」などの発音には特に「捲舌音」を入れているように思います。
|
★ |
點心を運ぶ瀟灑の台詞に当時、始まったばかりの湾岸戦争を皮肉った台詞があります。
|
★ |
瀟灑がヤクザたちにお世辞を言う際、ユル・ブリンナー、黃錦燊、玉置浩二など俳優や歌手の名前を出しています。台湾版では「ランボー」と言う単語も聞こえました。
|
★ |
瀟灑は趙東(成奎安)が言う「橫手派」を「橫屍派」と聞き間違えますが、「橫手派」は「人に代わって凶行を行う一派」の意味で、「橫屍派」は「死体が累々としている一派」の意味です。
|
★ |
「ドラゴン怒りの鉄拳」(原題:精武門)を下敷きにした本作は李小龍が演じた陳真の名前や道場破りのシーンで「東亞病夫」の額が出たり、太保が演じる魏平澳のパロディ・キャラクターが登場します。元奎の役名「霍環」も精武門創始者・霍元甲と同じ姓ですし、怪鳥音に殴るポーズ、頬を叩かれて耐えるシーン、額の中の紙を食べさせるシーンの台詞などもパロディです。
|
★ |
優勝決定の試合中、4人の老人が鄭威をリングの中に押し返す時の台詞は「如來神掌!」ですが、これは曹達華が主演の映画「如來神掌」シリーズや同名の漫画に登場する技の事です。 |