タイトル
作品データ
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本作は出所したヤクザのボスを中心としたグループと新世代のヤクザの抗争を描いたシリアスな作品で、周星馳はボスである父親を気遣うおとなしい青年を演じています。暗い雰囲気が強く、笑いの要素は皆無ですが、抑えた演技で静かに人を見つめる周星馳の表情が印象に残ります。 |
★ | 柯俊雄が撮影現場で周星馳の取り組み態度を激しく怒ったエピソードが残っているため、以下に翻訳を紹介いたします。なお、「三字經」とは台湾の俗語で「幹你娘」を意味するようです。 当時、現場では同時録音をしていなかったため、本格的な撮影の時、周星馳は台詞を暗記しないで演技をした。台詞は12文字だったため、事もあろうに周星馳は直接、(大先輩の)柯俊雄に「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12。」と言ったのだ。怒りを爆発させた柯俊雄は周星馳を許さず、指をさしながら面と向かって「テメェの母親を犯すぞ。」(三字經)と疾風の如く罵った。当時、周星馳は、さらに泣くまで彼に罵られたのであった。 |
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★ | 同時録音をしていない事から、劇中の周星馳の声は広東語版でも本人の物ではありません。阿星の声は洪金寶やアニメ「ドラえもん」(香港題:叮噹)のドラえもん(香港名:叮噹)の吹き替えで有名な林保全です。ちなみに林保全は本作の阿安(鬼塚)の吹き替えも兼ねています。 |