タイトル
作品データ
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本作は強盗に接近した潜入捜査官の「情」を描いた作品で、周星馳は義兄弟となった強盗や恋人との関係の中で身分を隠さなければならない苦悩をシリアスに演じています。一途な恋愛部分も良く、後半は非常に感情の込み上がる丁寧な作りで、ラストも後味の良い締め括られ方でした。 |
★ | 周星馳が演じる「張郎」は「蟑螂」(ゴキブリ)と同じ発音なため、「曱甴仔」(ゴキブリちゃん)と呼ばれています。なお、國語版でも「張郎」と「蟑螂」の発音は同じですが、「曱甴」が広東語でしか使われない言葉なため、「小蟑螂」(意味は同じく「ゴキブリちゃん」)と呼ばれていました。 |
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★ | 本作の製作は1989年で、周星馳のドラマ「蓋世豪俠」の放送後だったため、ギャグとして張郎に「飛爺、あなたは『蓋世豪俠』(世を蓋う力を持つ豪俠)だ。」と言う台詞があります。また、この「飛爺」は李雲飛への敬称ですが、周星馳がドラマで演じた「段飛」の事として捉える事もできます。 |