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星仔が漫画好きで空想好きと言う設定は周星馳本人の性格と通じる物があります。
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韋傑が雇っている殺し屋(演じているのは張善明でしょうか?)の格好はアーノルド・シュワルツェネッガーが主演の「ターミネーター」(香港題:未來戰士)のパロディです。
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サングラスに黒いコートと言う星仔の格好は「男たちの挽歌」(原題:英雄本色)で周潤發が演じたMarkを意識しています。また、本編に挿入されるイラストにもMarkが描かれています。
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「朱」と「豬」の発音が同じ事から、朱標の娘たちは豚に関する食品の名前から来ています。
名前 |
食品名 |
朱紅(豬紅) |
豚の血を固めた物 |
朱肝(豬肝) |
豚のレバー |
朱肉(豬肉) |
豚肉 |
朱俐(豬脷) |
豚の舌 |
朱肺(豬肺) |
豚の肺 |
朱耳(豬耳) |
豚の耳(ミミガー) |
朱尾(豬尾) |
豚の尻尾 |
朱牙(豬牙) |
豚の歯肉 |
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麻薬取引の交渉に行った際、接待で阿俊がテーブルの上に二哥のボス(龍銘恩)の生首を置くシーンは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」(香港題:龍年)でジョーイ・タイ(尊龍)がバン・スン(ヤマモト・ユキオ)との交渉時にテーブルの上にマー(樊梅生)の生首を置くシーンのパロディです。
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朱標が息子の名前に文字を加えたい理由は「朱龍」では「豬籠」(豚の運搬に使う竹の籠)と同じ発音になるからです。また、「朱潤龍」は星仔の言うように周潤發と成龍の名前から来ています。
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ポスト周星馳と呼ばれた張衛健を主演にし、1993年3月20日から公開された続編「一本漫畫闖天涯II之妙想天開」(台湾題:一本漫畫闖天涯II 摩登笑將)は物語に繋がりはありませんが、劇中では前作の物語が「一本漫畫闖天涯」と言うタイトルで単行本化されており、売れない漫画家・張健康(張衛健)がそれを参考に読むシーンで齊秦の「別在窗前等我」のインストゥルメンタルと共に前作の出演シーンが使い回される形で周星馳が本編に3回、登場します。ちなみに実写への切り替え直前に周星馳の顔をした漫画のキャラクターが動くアニメが数秒だけ登場したり、エンドロールで周星馳の映像に張衛健が声を当てたりすると言う珍しいシーンもあります。 |