説明

本作は主演の李連杰との「珍しい共演」が騒がれるアクション映画です。周星馳は中国武術団の団員である李國立を手助けするファンの役で、相変わらず調子の良い青年を演じていました。映画には楽しそうなシーンもあるのですが、実際は海外での撮影中に周星馳の祖母が亡くなり、死に目に会えなかったそうなので、大変に辛い心境を抱える中で撮影を行っていたようです。

---

情報

★		少年時代に「中国全国武術大会」で何度も優勝した李連杰は本作と同じく武術団員として、アメリカ遠征にも行った事があるようです。また、「言葉の通じない異国で困る」と言う設定は大陸出身の彼が香港映画界に入った頃に苦しんでいた状況を暗示しているように見えます。
★		共演者の一人、利智は後に李連杰と結婚しましたが、この作品が出会いだったようです。
★		エンディングのNG集、未使用シーンで周星馳の酔拳が見れます。
★		2001年7月7日、香港で「キス・オブ・ザ・ドラゴン」(香港題：龍之吻)のプレミア上映に招かれた周星馳が舞台の李連杰に駆け寄った際、周星馳の顔を知らなかった李連杰の外国人ボディーガードが彼をファンと間違え、李連杰に近づかないように止めたと言うエピソードがあります。

---

戻る