『三文文士映像日記』日記帳bT7 2019年11月

 

1日(金) 10/26

 

 朝のうちは気温が低かったが、一日を通して比較的良い天気となり、気温も上がって熊谷の最高気温は26℃となった。11月に入ったと言うのに、週間予報によると最高気温は20℃を越える日が多い様で、台風などの大雨の影響も受けないで済みそうである。

 以前は寝酒としてブランデーを飲んでいたのだが、今春ころに飲まなくなり、三日程前まで止めていた。再びブランデーを用意して飲むようになり、中々寝付かなかったのが良く眠れるようになった。今日は一度も昼寝をせずに済み、寝酒効果が出た感じである。

 眠りの良しあしで一日の体調が大きく変わってきて、睡眠効果がいかに大きいか実感しているところでもある。生活は規則的であるが、生産能力が著しく低下し、ただ単に生きながらえている感じである。生活環境も災いし、一人暮らしの時間の浪費は甚大ではない。高齢者にとって、生きる張り合いがどれだけ重要か、身に沁みる毎日である。

 

2日(土) 晴・曇9/19

 

 今日は朝の気温は昨日と同様10℃を切る寒さとなり、日中晴れていたものの気温が上がりきらず、最高気温は20℃を切った。11月に入り、遠からず立冬となり、冬の足音が高まって来る事になるのではないか。冬支度はまだしていないので、今週中には態勢を整えたいと思っている。

 創作を日常化しようと、毎日取り組んでいるが、中々本格的には出来ずにいる。もしこれが今の実力となると、今後の人生設計を見直さねばならなくなる。生きた屍となり、時間潰しの毎日となってしまいそうである。そうならない様にウォーキングやジョギングなどを続けており、健康管理は万全と思っており、肉体の衰えはほとんど感じないが、思考力の低下は如何ともし難い状況である。

 思考力はやる気と比例しており、生きる意欲を持つ事が肝心である。妻が生きている時には、妻を幸せにすると言う命題が心に内存し、妻への思いが、何事に対しても本気モードとなって、集中力は弱まる事は無かった。現状の無力感は年齢からくるものなのかもしれないが、時にやる気が起こると、思った以上の事が出来る事もある。言い替えると、今はやる気が起こらない状態で、生活そのものの改善が寛容かと思われる。

 

3日(日) 10/19

 

 一日曇りがベースとなり、気温が上がりきらず、最高気温は20℃を切った。昼の昼食を兼ねた散歩では、帰り道に荒川河川敷を選び、荒川の様子を見ながら帰ってきた。先日の大雨の影響で、荒川河川敷には瓦礫などのゴミが散乱しており、河の濁りも取れていなかった。

 夜寝る前に寝酒としてブランデーを飲むようになって、このごろよく眠れるようになった。飲む前は日中も昼寝をするようだったが、この二日間、昼寝をせずに済んでいる。昼寝時間が短くなったのだから、色々と出来そうだが、残念ながらほとんど変わらない。何とかしようと試みるが、今のところ効果が出ず、創作関係は遅々として進まない。

 過去にも、どんどん書ける時と、中々書き進まない時があった様な気がするが、今回の創作意欲減退は極めて深刻である。余生は書くことで気を紛らわそうと考えていたが、ここまで創作が停滞してしまうと、腑抜けになった様に思えてくる。

 過去には妻と言う大きな支えがあったので、何でも思い通りに過ごせてきたが、今は時間潰しに追われている。息苦しい程辛い時があるが、歳の所為で簡単に気が紛れてしまう。時間潰しの生活が一番適した姿なのかもしれない。

 

4日(月) 11/20

 

 今日は昨日に比べて日射しがたっぷりあったが、気温的にはほとんど変わらず、空気が乾燥してきた証なのであろう。それは、本格的な冬へと移行する前兆なのかもしれない。

 2週間ほど前に、前歯の1本がぐらついて噛むのに幾らか支障が出て、治療してもらった歯医者で見てもらったら、直せないと言われ、歯のクリーニングに何回か通う必要があるとされた。家に帰ってから予約日では都合が悪くなったので、改めて連絡すると言って取り止めにした。

 不思議な事にぐらついていた歯がぐらつきが小さくなり、二三日したら食べるのに支障が無くなっていた。何故そうなったのかハッキリしないが、季節性もあるのかもしれない。今は全く支障が無くなり、全く問題なく食事ができるようになった。

 医療と言うのは儲け主義が横行し、まともな医療機関は限りなく少ないのではなかろうか。妻の死も儲け主義の病院によって殺され、医者にかかりたくないとの思いが強まって、健康にはことさら留意している。

 毎日の、昼食を兼ねた散歩と、一日おきのジョギングは、現在の肉体状況からすると適切な運動量の様で、風邪もひかなくなった。一方、一人暮らしも災いしているのか、思考力と記憶力の低下が甚だしく、作りえるものが限りなく減少している。

 

5日(火) 8/20

 

 朝の気温が一段と下がってきて、熊谷の最低気温は10を切って、一段と秋の深まりが感じられる。日中は20まで上がり、昼の散歩では汗ばむようだった。寒暖の差が大きいと体調維持が難しく、頭が重くなる事がある。それでも何とか生活は維持している。

 久々に庭の手入れをしたら、蔓性の草がはびこっていて、引っ張ても、引っ張ても根基に辿りつかなかった。思った以上に時間をかけて根元を見つけ、何とか引き抜く事が出来た。

 中々庭の手入れまで手が回らずに、ジャングルの様になっている。何とか手をかけたいと思うが、最低限の作業で終了してしまう。家の事でも、片付けを見つければきりなく出てきて、かえって手が付かなくなる。決して避けて通れない作業であり、踏ん切りをつけて、たまには専念しなければと、自分に言い聞かせている。

 

6日(水) 7/23

 

 昨日と同様朝の気温は低かったが、日中は良く晴れて気温が上がり、熊谷の最高気温は23℃まで上がって、昼食を兼ねた散歩では汗ばんできた。散歩の帰り道は荒川河川敷に出て、昆虫や野鳥の姿を追ってみたが、めぼしいものは見当たらず、台風によって荒れた川岸は、まだ元に戻っていなかった。

 昼食を兼ねた昼の散歩では、妻が愛読した文庫本を読むのも日課にしている。50巻を越える連続時代小説で、妻が生きている時買い揃えたものである。私は書く方は長年続けてきているが、読む方はほとんど続けて読んでいない。

 今読んでいる本は、私にも読みやすく、妻が亡くなってから、昼の昼食を兼ねた散歩の友として持参し、心の片隅に妻を思い描いて読んでいる。既に2回目が読み終わって、3回目はどうするか考えているところである。

 妻が亡くなってからは物忘れが酷くなり、認知症に陥っている可能性もあるので、本を読んでも半月もすると中味がすっかり消えてしまい、3度目も初めて読む本と変わらずに楽しめると思われる。他にも複数冊続く本もあるのだが、中々踏ん切りがつかない。

 今の私にとって時間潰しはきわめて重要なことであり、本を頼らざるをえないが、遠からず時間を共有できる女性が出来る?事になっている。

 

7日(木) 曇・晴8/18

 

 今日は比較的良い天気だったが、気温が上がりきらず、熊谷の最高気温は20℃を下回った。上着は長袖で、秋の深まりが感じられた。日も大分短くなり、夕方のジョギングは家を16時45分に出ても家に帰って来る頃には真っ暗になっている。

 衣替えをし、大分前になるが安物の秋服を数多く買った事があり、秋物の服を引っ張り出してみると思った以上に多く出てきて、呆れてしまった。半分は手を通した事が無いもので、箪笥の肥やしになっていた。

 妻は買い控えをする性分で、私も買わないと、中々踏ん切りが付かなかった。経済的に少しはゆとりができた時で、一緒になって妻の服を選んでやると、買うつもりになるものの、「お父さんも買わない」と必ず言ってきて、仕方が無いので私も同調して買い溜めをし、その時の服が、今役に立っている。

 

8日(金) 晴・曇11/19

 

 雲が広がる時間もあったが、一日を通して晴天傾向で、歩いているだけで汗ばんできた。熊谷荒川河川敷は、台風の影響で護岸やグランドなど大分荒れていたが、少しづつ手が入り、グランドは使えるようになってきた。季節的な事もあって、グランドの使用は少なく、私の様な高齢者が中心である。

 創作が中々思うようにできなかったが、出来るだけパソコンに向かうようにしてきて、長時間とはいかないが、創作が進むようになった。今の私から創作を取ったら何も残らず、自分らしさを残す最後の砦である。

 何歳まで生きれるか分からないが、自分の使命を意識して生きて行くしか無く、思考力の衰えを経験を多く積んで、創作だけは維持していきたいと思っている。過去の経験と、現在の経験をマッチアップしていくと、過去の社会批判と連動して、今はどう生きるのが望ましいのか見出していけるのではないか。実生活で上記の命題に取り組んでおり、余生を過ごすテーマとなりそうである。

 

9日(土) 8/17

 

 一日よい天気だったが、朝が冷え込んだ分、気温が上がりきらなかった。確実に冬の足音が高まってくる感じで、秋から冬ものへと、衣替えが難しいところである。日中は特に難しく、道を歩いていても日向と日陰の気温差が激しく、何を着ていくか悩まされるところである。

 夕方、一日起きのジョギングをしているが、前日走ったか全く記憶に残っていない。通常は活動記録表を確認すのだが、今日は、昨日走ったと思いこんでいて、夕方になって記録表を見て見たら、走っていなかった。

 自分の記憶に頼ってしまうと、今日と同様記憶が間違っていた事が何度もある。常に記録表を見るようにしないと、日常の習慣すら忘れてしまう事がほとんどである。散歩については毎日なので、忘れ事の対象とならないが、買物など、ちゃんとメモをしておかないと、必要なものを買い忘れ、不必要なものを買ってしまった事が何度もある。

 今のところ大事に至っていないが、いつ何時、どんな事になるか、全く予知できない。

 

10日(日) 晴・曇7/19

 

 午前中は晴れ間が多く覗いていたが、午後は雲が出やすくなり、最高気温は20℃を下回った。夕方のジョギングでは16時45分前に家を出たが、家に帰って来る頃には真っ暗になっていた。過去の経験では、家を出る時間が16時30分を切るようになり、それでも家に到着時は真っ暗になっている。

 物分かりが悪くなり、物忘れが酷くなった結果、存在しない問題に悩まされる事がある。一つ一つを確認すれば済む事なのだが、確認せずに様々な迷走に悩まされている。

 妻が生きている時は、しょっちゅうべったりとくっついていたので迷走する事は無かったが、一人でいる時間が長いと、頭脳にとんでもないドラマを作ってしまう。正に独り相撲となり、時には人生をひっくり返しそうなドラマを夢想してしまう。

 

11日(月) 曇・雨・晴10/16

 

 ハッキリしない天気となり、雨が降る時間帯もあって、気温もあまり上がらなかった。今日は天気と同様、散歩もジョギングもせず、なまくらな一日となった。

 人間関係と言うのは、夫婦で毎日顔を合わせていれば、互いに心の底まで見えており、齟齬を来す事は無いが、距離を置いた関係では常に不透明な部分が見え隠れして、どうしても齟齬を来してしまう。ややもすると一人芝居となって、もんもんと考えてしまうようである。

 親子関係でも、別居生活をしていると、互いの存在感が薄れ、滅多に息子の事を考えなくなってしまう。「核家族」と言う言葉ができてから久しく、実際問題、日常生活の中に息子達は全く存在しない。安易に「核家族化」を容認してしまうが、果たしてそれで人類が維持できるのだろうか。

 望も望まないに関係なく、日本は親子関係の価値が薄れてきており、同時に幸福な家庭を作るのが難しくなっている。

 

12日(火) 晴・曇9/21

 

 今日は曇りより晴天傾向で、気温が上がって、熊谷の最高気温は20℃を越え、散歩では汗ばむようだった。天気予報によると、すぐには本格的な寒さに見舞われそうにないが、確実に季節は移ろっている。

 人間関係において、互いの気持ちが氷結したり、氷解したりする事がある。わだかまりを残すと、先が全く見えなくなってしまい、正に氷結状態となるが、ちょっとした言葉のやり取りで、わだかまりが氷解することがある。

 人間関係においては、会話が充分に行われていれば、解決できないと言う事はほとんど無くなり、本心で何でも語れるようになる。本心をさらけ出すのは難しい事で、隠す事によって破綻を招くこともあり、とにかく、自分に正直になり、自分らしさをさらけ出す事が、最善の回答を導き出すことになる。

 

13日(水) 8/15

 

 朝の気温は低く、一日日差しがなくて気温が上がりきらず、熊谷の最高気温は15℃止まりだった。妻の月命日で墓参に行ってきたが、暑くもなく、寒くもなく、墓参日和だった。

夕方、パソコンを使っていると、自動的に「Windows更新プログラム」の変更表示が出て、30分ほど過ぎてから「構成に失敗しました変更を元に戻しています」との表示が出てから使えない状態になり、いくら待っても表示が変わらず、完全に使えない状態になってしまった。

強制復旧なども試みたが、結局、同じ表示が出て、何をしても同じ表示に戻って、結局使えない状態になった。

日記を書こうと思っても使えず、仕方がないので ノートパソコンを引っ張り出して対処することになった。外付けハードデスクにバックアップを取ってあったので昨日までの日記は確保でき、このようになんとか書き綴ることができた。

ノートパソコンは亡くなった妻の所有にしてあったので私はほとんど使っておらず、使いつけていないので少々苦慮したが、何とかっ書き上げることができた。

 

14日(木) 晴・曇8/21

 

 今日は曇る時間帯もあったが晴天傾向で、気温も上がって、熊谷の最高気温は20℃を超え、昼の散歩では大分汗をかいた。夕方のジョギングでは大分寒くなっていて、汗はほとんどかかなかった。

 故障したディスクトップパソコンは、今日も色々と試みたが回復せず、ノートパソコンで日記を書くようだった。仕方がないので、明日ディスクトップパソコンを新規購入するようである。

 

15日(金) 晴・曇8/16

 

 今日は曇る時間もあったが、晴れ間ものぞき、気温的には一番過ごしやすかった。ただ、朝の気温は確実に下がってきて、最低気温が10℃を上回ることがなくなった。

 ディスクトップパソコンが故障し、新規購入も考えていたが、念のために修理代がどのくらいか聞いてみたら、5万円を超すとのことで諦め、結局、新規購入することになった。

 前にも、古いパソコンを修理した時、新規の見積もりを出してもらい、20万円を超えていたが、色々とやりくりしてもらった結果、18万円以内となり、予算的に大分楽になった。パソコンが出来上がるのは月曜日で、どこまで使いこなせるかが気なるところある。老化が災いし、今まで通りに使えこなせなかったらどうしようか、今から心配しているところである。

 

16日(土) 5/19

 

 今は毎日ノートパソコンで作業をしているが、だんだん使い慣れてきて、ほとんど苦にならなくなった。作業をしている途中でバージョンアップ情報が出てきて、バージョンアップ後、いくらか使いがってがよくなった感じである。当然、慣れもあるだろうが、ディスクトップパソコンと大きな違いを感じなくなった。

 日が短くなって、ジョギングは早めに出るようにして、荒川河川敷をベースに走ってきたが、最近は時間的に慌ただしくなって、わが家から500メートルほどのところにタータントラックが設備された公園があり、5日程前からそちらで走っている。

 トラックには照明も設備されていて、夜間走るには至って快適である。以前はタータンを走っていたが、妻が亡くなってからは河川敷ばかり走ってきた。以前よく見かけた人は、今はおらず、走っている人の数も以前の半分以下で、大変走りやすい。これで冬場も、ジョギングは続けられそうである。

 

17日(日) /7/18

 

 

 日中の気温は18℃を切って、散歩をするには快適な温度だった。体が晩秋の気候に慣れてきたようで、体力の消耗が少なくなり、日中眠気がささなくなった。それでも集中力の衰えは否めず、創作意欲が湧いてこない。

 最近は昆虫撮影に全く行っておらず、季節的にもシーズンオフでもある。昨今、地球温暖化に伴う大雨被害が頻発しており、荒川河川敷ではどんな被害が出ているのか、記録していくのも予測につながってくるはずである。現場の地道な記録を残していくのも予測につながってくると思っている。

 過去の調査でも、河川敷の管理とも関連して、雑草が多く生い茂ることによって立ち枯れが多発し、多くの樹木を失っている。水分が樹木まで行き届かないと考えられ、公園管理の重要性を示すものである。同時に、きめ細やかな調査も求められ、台風などの影響が、自然の営みに変化をもたらすかも調査を要し、そのへんが体系づけられれば、予測に活用できるかもしれない。

 日本社会全体で、地球温暖化対策としてどれだけのことがされているか分からないが、年数をかけて調査をしていくことが極めて重要になってくるのではなかろうか。

 

18日(月) 晴・曇6/15

 

 今日は注文してあったパソコンが届いた。設定に大分時間がかかり、実際に使ってみると、今までと全く使い勝手が違い、思った通りにできなかった。今まで古いパソコンに頼り切ったのが災いし、売る側からすると買い替え促進を基本としていることがありありとしている。

 これから先どう取り組んでいくか、当面試行錯誤するようである。

 

19日(火) 10/22

 

 日中は日差しがたっぷりで気温が上がり、熊谷の最高気温は20℃を超え、昼の散歩では大分汗をかいた。夕方のジョギングは、河川敷のグランドから、家から500メートルほどにある公園のタータントラックを利用するようになり、照明もあるので大変走りやすい。

 新しいパソコンを利用するが、慣れないせいで非常に使いづらく感じられ、四苦八苦している。機能は大分向上したことは確かで、私は使うこともない機能が多くあって、何をするにも時間ばかりかかってしまう。日記をネットに公開してなければ、のんびりと扱いに慣れればいいのだが、今のところ厄介なだけである。

 取り扱い説明書を見ればいいのだが、だいぶ前から見るのが億劫になって、なかなか使いこなせない。ディスプレーが大分大きくなって、老眼には効果があるが、機能が絡んでくると、大分時間を費やすようである。今のところ特別手掛けなければならない事項がないので、初心者に帰って、のんびりとやっている。

 

20日(水) 7/14

 

 今日は朝夕寒く、冬の訪れを感じさせられた。昼の散歩では寒風に見舞われ、胸元を閉じるようだった。特に夜になると、室内にいても本格的な暖房が必要だった。我が家では炬燵は仕舞い込まれて、電気ストーブと石油ストーブで暖をとるようである。

 新しいパソコンに中々慣れないで、本格的に使用するまでに至っていない。高齢化した頭は融通が利かず、まさに70の手習いで、しばらく悪戦苦闘しそうである。それでも妻用のノートパソコンがあったので、日々何とか凌いでいる。逆に言うなら、新しいパソコンは、すぐには設定しきれそうにない。

 しばらくは頭の体操と割り切って、チャレンジしてみようと思うが、近々に長男が帰宅予定で、それまでに設定できずに、丸投げしてしまうかもしれない。

 

21日(木) 5/16

 

 今朝は気温が下がって、熊谷の最低気温は5℃と、いよいよ冬を感じさせる寒さとなった。比較的いい天気で、日中は気温が上がって、何とか15℃を超えた。家にいても外の寒さが伝わってきて、暖房は欠かせなかった。夕方のジョギングは住宅地に作られたタータントラックを走るようになり、河川敷よりも大分走りやすく、あまり苦にならなくなった。

 新しいパソコンに取り組んでいるが、なかなか思うように使いこなせずに、四苦八苦している。取説を読めばいいのだが、しょっちゅう躓いて、取説どころではなくなってしまい、迷走が続いている。面倒になってついパソコンから離れてゴロゴロしたり、テレビを見たりで、生産性に極めて乏しい。

 パソコンだけでなく、生活そのものが老化現象を起こしてしまい、先の見通しがなかなか厳しくなった。それは能力の衰えそのもので、先々の展望が立たなくなった。

 

22日(金) 雨・曇4/9

 

 今日は午前中から雨ガチで気温が上がらず、熊谷の最高気温は10℃を切って、まさに冬の寒さとなった。室内にいても寒さがジワリと伝わってきて、何もする気になれなかった。まだ暖かい日がやってくるだろうが、防寒対策を見直すようである。

 新しいパソコンがなかなか使いこなせなくて、創作関係が完全に滞ってしまい、少々焦りを感じている。メールが使えず、それほどやり取りしているわけではないが、昆虫関係でメールのやり取りを何年も続けている、メル友がおり、受信していれば早々にメールを返信しなければである。

 新規のパソコンは、七十の手習いとなり、遅々として進まず、初期設定がいつまでも滞っている。マニュアルを見て初期設定から進めていけばどうにかなると思うのだが、素直でないので、腰を落ち着けて取り組んでいけない。そろそろマニュアル通りの人間に羽化して、一定の水準迄引き上げねばと、焦っている。

 

23日(土) 曇・雨8/13

 

 昨日に引き続いて雨天となり、気温が上がらず、最高気温は13℃止まりだった。それでも昨日の寒さと比べればまだまだ冬とは言えない。

 新規のパソコンの設定に勤しんでいるが、なかなか進歩せずに嫌気がさしている。マニュアルを読もうと思うのだが、指先は迷宮入りを求めているかのように、にっちもさっちもいかなくなっている。年齢からくる能力の衰えに間違いなく、これからどうしたものか悩むようである。

 パソコンは生活に欠かせないアイテムで、人生を語りつくすとの意気込みがあって新規のパソコンを購入したのだが、今にして思うに、身の丈に相応しくないものになってしまったようだ。ネットを通して交流のある知人もおり、そう簡単に諦められるものではない。明日は初心に帰って設定に取り組み、今までの水準には何とか戻したいと思っている。

 

24日(日) /12/22

 

 今日の最高気温は昨日に比べて9℃も高く、少々厚手の上着を着ていたので、昼の散歩ではけっこう汗をかいた。相変わらず寒暖の差が激しい日々となっていて体調管理が難しく、今のところは風邪をひかずに済んでいるが、本調子とは言い難い。

 新しいパソコンの設定が思うようにいかず、古い妻のノートパソコンを一時的に使用しているが、それも思うように設定できないでいる。メールが使えないので、受信がどうなっているか分からず、唯一やり取りをしている方からメールが来ていたらと、気になるところである。

 従来は一台のパソコンですべて賄っていて、少しも不自由を感じなかったので、世の中の動きについていけないといったところである。明日からは新規購入したパソコンを、マニュアル通りに設定してみて、膠着した局面を切り抜けようと思っている。

 いずれにしても70の手習いは応用力がなく、どんどん暗黒へと深まっていくようである。

 

25日(月) 曇・晴12/22

 

 変わりやすい天気で、日差しが出る時間帯もあったが、曇が中心で、日差しが出ることもあり、変わりやすい天気だった。気温が上がって、熊谷の最高気温は20℃を超え、散歩をしてくると汗ばんできた。もうじき12月になろうというのに、冬らしい天気に中々ならない。

 新規のパソコンの設定に勤しんでみるが、結局、肝心なことは何も解決していない。メールの設定すらできておらず、数少ないメル友との交信が途絶えている状況である。日記だけは、妻用だったノートパソコンで何とか継続できているが、瀕死の状態といったところである。

 何とか今までの水準は何とか維持できるように、ノートパソコンだけでも過去の水準まで設定するしかない。新規のパソコンは、余裕ができてから本格的に取り組んで、新たな境地に入っていこうと思う。

 

26日(火) 7/12

 

今日は一日を通して日差しがなく、気温が上がらずに、熊谷の最高気温12℃止まりだった。正月などの最高気温は10℃前後で、真冬に近く、最低気温はまだ初冬といったところである。

今日もパソコンの設定に勤しんだが、少しも進まず、四苦八苦している。特にメールが気になるところで、何とかしなければ。明日は息子が帰ってくる予定になっていて、力を借りなければならない。新規のパソコンも同様で、これ以上時間をかけるのは避けなければならず、これも息子に頼まざるを得ない。

年齢が高くなるにつれて、腐りかかった脳は全く融通が利かなくなり、解決の糸口すら見つけられなかった。ネットとの係わりをどうするかも考えるようである。年を取るとの実感が強まり、今後何をなしえるのか、とくと考えてみるようである。

 

27日(水) 曇・雨8/12

 

 昨日に引き続いて日差しが無く、気温が上がらずに、熊谷の最高気温は12℃で、一日中冬モードとなり、暖房が欠かせなかった。それでも昼の食事を兼ねた散歩では、早歩きの所為で少々汗ばんできた。

 パソコンの設定で、ノートパソコンの方は何とか、一定水準までできた。とにもかくにも要領が悪くなり、何度も行ったり来たりしたが、牛歩の歩みでも何とか辿り着けるものである。これからの人生はあらゆる面で同様な迷走を繰り返すことになると思われ、気長に時間潰しをするようである。

 

28日(木) 5/12

 

 今日も一日曇りがちで、気温があがらず、熊谷の最高気温は12℃止まりだった。夕方のジョギングでは真冬モードとなり、ニットの防止に、ニットのネックウォーマーをするようだった。この頃のジョギングは、河川敷から、タータントラックのある公園にして、街灯もあるので大変走りやすく、ペースも上がったような気がする。

 今日は家族3人が揃ったので、夕飯に行きつけのうなぎ屋に行った。昭和60年代には利用するようになったうなぎ屋で、30年以上うなぎを楽しんできた。ほとんどが届けてもらっており、6〜7人の時が多く、家族の団欒を楽しんだ。7人のうち4人が死んでしまい。今は、今日の3人がマックスで、男ばかりなので味気がない。

どうやっても過去は取り戻すことができないが、何とか取り戻す方法がないか考えてきた。二つの家族が連合して大家族を作り、家族全員が力を合わせてやっていけば、豊かさ、楽しさ、喜びを取り戻せるのではなかろうか。

 

29日(金) 0/11℃

 

 昨夜の寒さが今朝に連なり、熊谷の最低気温は、今年初めての0となった。日中は10を超えたが、冷たい風が吹いて真冬モードだった。今月も残すところ一日、早師走に突入する。妻が生きているときは師走の大掃除をやったことがあったが、ここ暫くやったことがない気がする。

 義父の葬儀の関係で息子たちが帰宅していて、昨日と今日、家族揃って夕飯を外で食した。昨夜はウナギで今夜は焼肉と、行きつけの店を訪れ、妻がいないので、昔のままとはいかなかった。妻は子供たちの前では雄弁で、なんやかんやと問いただしていた。

 母親にとって、我が子は幾つになっても幼児と同じで、息子を諭すことを本文としていて、息子たちも母親の言葉を無視することはなかった。妻を失って、つくづく思うのだが、家族を全て失ったと同様で、父と息子の会話は上面だけで、互いに得るものが何もない気がする。

 

30日(土) 2/12

 

昨日ほどではなかったが、朝のうちは気温が低く、日中も気温が上がりきらずに、初冬の寒さとなった。11月も終わりで、師走へと入っていく。マイペースの毎日で、師走と言っても特別に何かをするとの予定はなく、仏壇周りだけでも少しは奇麗しようと考えている。

新しいパソコンは、相変わらず思うようにならないで、実践では使えずにいる。ノートパソコンが何とか使えるようになり、ホームページの日々更新は何とか維持している。基本的には日記と日々の記録だけで、新たに作ると言うところまでには至っていない。現実には作り上げるという行為は億劫に感じられ、いつまでたっても本腰を入れられないと言ったところである。

明らかに歳を取ったということで、全盛期に戻すことは不可能である。やり残しがなければいいのだが、まだまだやりたいことが少なからずあり、そう簡単に諦められるものではない。横道のそれたとしても、そのうち日本道に戻ればいいのだから、時間をかけて新たな道を築きたいと思っている。