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国東半島の登山
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  応利山  297m 豊後高田市  
応利山について
 豊後高田市街地から望まれ、2時間もあれば往復できます。 危険な箇所や迷いやすい所がなく、"歩こう会"や遠足、ハイキングなど高田市民にお馴染みの山です。 中腹に展望公園建設の計画も進行しているようです。 山頂近くに天台宗・報恩寺の建物があり、応利山という名称は、このお寺の山号「大折山」が転じたものと思われます。
アプローチ
 市外からであれば、国道10号線より213号線に入って下さい。 約4km走ると右手にローソンがあり、その交差点を右折。 ローソン交差点から約3kmで登山口に到着しますが、入り口が分かりにくいです。 割掛遺跡公園200m手前で右折すること。目印はありません。 左に溜池(来縄溜池)、右に墓地を見て、更に100mほど登ったところが登山口。 荒地ですが、駐車スペースはあります。
応利山周辺地図
概念図 & コースタイム
登山口
 ↓ 40分
報恩寺
 ↓ 10分
頂上

コースタイムは、目安です。
応利山概念図
コースガイド
 かなり朽ちていますが、登り口に「応利山報恩寺登山口」の札【写真1】が立っています。 右の一段上の細い道が登山道です。 このあたりの赤松、松くい虫でほぼ全滅状態で、いたる所に倒木が転がっており、痛々しい状況です。

 コースは、尾根通しの雑木の中のゆるやかな上り坂。 尾根道ですが、周囲の雑木が邪魔で展望はほとんどききません。 まず、左に「報恩の水」を見て、右に五輪塔、次に「鬼石」【写真2】を見て、仁王像が現れれば報恩寺はすぐそこです。 ここまで、登山道はしっかりした一本道で迷うことはないでしょう。歩きにくい箇所もまったくありません。

 報恩寺まで登ってくれば、ここで一服しましょう。 ただし、お寺の管理人(住職)は、下に住んでいて普段は無人で閉鎖されています。 したがって、ご本尊(千手観音)は拝観できませんが、旧暦の1月10日、7月10日であればご開帳されています。

 建物の裏にまわれば、高田市街地を一望することができます。 コースを通して眺望が楽しめるのは唯一ここだけです。 このポイントから写した市街写真【写真3】は、高田市民にはおなじみですね。

 さて、お寺から更に少し歩くと広場(観音堂跡)に出ます。 奥の20段ほどの石段を登ると、風除大権現【写真4】の祠前です。 頂上は、もう少し先ですが、ここから道は踏み跡程度で判然としません。 したがって、一般には、ここを到達点として引き返します。 参考までに、雑木の中を通り、竹林を抜けると二等三角点の頂上です。 見晴しが利かない、道もはっきりしないで、上まで行くのは営林関係の人だけでしょうか。

 下山は、登路を忠実に下ってください。

【写真1】
応利山登山口

【写真2】
応利山鬼石

【写真3】
高田市街俯瞰

【写真4】
応利山風除大権現

踏査 02/11
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