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国東半島の登山
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  華岳  592.8m 豊後高田・山香  
華岳について
 豊後高田市と山香町の境は、北から津波戸山、華岳、鋸山と500mクラスの山が連なっています。 この山塊で一番高い山が華岳です。 平成14年、津波戸山と華岳の間を貫いた"ふるさと林道"が開通、それまで山香町船集落から2時間要したのが、"ふるさと林道"の峠を起点にすれば1時間で登れるようになりました。 頂上は豊後高田市、山香町に跨っています。
アプローチ
 国道10号線を南下、山香町の立石峠を過ぎるとすぐの左折が"ふるさと林道"入り口です。 この林道は、山間部を横断する完全二車線、快適なスカイラインです。 左折して5分も走れば登山口ですが、道路右側に「華岳」と書かれたオレンジ色の小さなプレート(写真1)があるだけなので分かりにくいです。 華岳トンネル手前1.3km、ゆるやかにカーブした場所です。 駐車は、登山口から山香側、高田側に少し離れてそれぞれ五台ほど止められるスペース(待避所)があります。 電車であれば、JR立石駅からタクシー利用。1,500円くらいか?
華岳周辺地図

【写真1】
華岳登山口

概念図 & コースタイム
登山口 − (30分) − 尾根 − (30分) − 頂上 (タイムは目安です)
コースガイド
 高田側から来れば、華岳トンネルを抜けると華岳が現れます。 【写真2】奥に見える山です。 車を高田側に止めれば、目の前に津波戸山がさえぎる物なく望まれます【写真3】。

 登山はアスファルト舗装の農道歩きで始まります。 少し歩くと舗装は途絶え、それから5分も歩けば農道も終わり山道に入ります。 道はしっかりしているとは言い難いですが、ほぼ10m間隔で赤テープが付いているので目印になります。 竹林を抜けると右折するように進みます。

 やがて、急斜面の直登が始まります【写真4】。ステップがまったくないため、100mちょいの急登は、くるぶしにヒィヒィきます。 一歩一歩確実に登って下さい。

 急斜面を登りきれば、頂上につながる尾根上です。 このあたり、樹木が天を覆わんばかりに茂っており薄暗いです。 尾根に出ると左折、要所には赤テープがしっかり付いています、見失わないように進んで下さい。

 倒木がうるさく跨いだり潜ったりしながら進みます。 広く感じられた尾根は登るにつれ細くなってきますが、危険な箇所はありません。 ルートは、ほぼ尾根通しに忠実にとられています。

 頂上は、周囲が常緑樹で覆われているため、四季を通して眺望は期待できません。 壊れた石碑と数点の登山記念プレートがあるだけです【写真5】。

 下山は登路を引き返して下さい。約30分。

【写真2】
華岳全景

【写真3】
津波戸山全景

【写真4】
登山道

【写真5】
華岳頂上

踏査 04/01/01
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