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四国・剣山ツアー登山 1,955m  2013/10/20(日)〜21(月)


参加 18人

 10月20日、午前6時に18人の乗せた中型バスが高田を出発する。佐賀ノ関から九四フエリー で四国に渡る。石槌SAで昼食(釜揚げシラス丼)を取り、そして大歩危で霧雨の中、オプション の遊覧船に全員が乗り込み、吉野川の豪快な「川くだり」を楽しむ。
その後は一路剣の宿に向かうのだが、バスの運転手さんの判断により、予定外の国道438号線 を走るが、その国道は難所の連続で4人ほど車に酔った。予定より30分遅れて宿の「ラ・フォーレ つるぎ山」に着く。
町営のその宿はすべてが予想以上の設備内容でしかも夕食時に四国の山奥で 何と豚しゃぶの鍋が出た。男性軍は徳島の地酒焼酎(金時)を4人でボトルをすぐに空にした。 最後は鍋に入れた「うどん」でしめて満腹になる。そして宿の208号室で軽く2次会も行った。

 翌21日の朝はスカッとした快晴の天気であった。しゃれた洋風の朝食を取った後、宿の玄関先で 記念写真を撮る。そしていよいよ剣の登山口に向かう。朝の気温は10度であった。 9時になって全員が剣名物のリフトに15分間乗り、一気に1750mまで上がる。女性陣で3人が そこで待機となったが、15名が1955mの山頂を目指して登る。
山道は階段が多くて辛かった。 ガイドブックでは登り40分となっていたが、我々は1時間かかって10時25分に広い山頂に立つ。

 空には多少の雲がかかっていたが、360度のパノラマの展望はすばらしかった。 剣のすぐ隣の山・ジロウギュウ(1929m)の山の雄姿は本当に絵になる山の姿だった。 頂上の木道の所で、朝宿で頂いた「おにぎり弁当」をひろげる。 今回は特別なツアー登山なので、味噌汁とコーヒーを沸かして皆に提供する。 しかし頂上でゆっくりする時間はなくバタバタと下山する。余談となるが、『剣山』 を歌う演歌歌手・北山たけしと下山途中にすれ違う。帰りのリフトに再び乗るが、リフトから見た山々 の紅葉がとても印象的であった。12時半に登山口に戻る。

 帰路は車に酔うこともなく、順調に国道をくだり、高速道路を走って三崎港に向かう。 途中、伊方の「きらら館」に寄るが、残念ながら5時過ぎて閉まっていた。 三崎港の売店で予約していた四国名物のジャコテンをゲットする。 そして午後6時半のフエリーに乗り込み、船室で幕の内弁当を開き小宴を催す。 高田には予定時間より少し遅れたが、午後9時半に全員無事に到着しました。

 今回は福岡の旅行会社・第一観光でのツアーでしたが、企画、料金設定、宿、女性添乗員等、すべてに予想以上によかったのではないでしょうか。 実行委員の皆さん、お疲れ様でした。2年後のツアー、さあどこに決まるのでしょうか・・・。
記:城 公彦