ROLAND R-5 Human Rhythm Composer
外見ノーマル
ROLAND R-5

例の如く近所で買ってきたのだが、電源アダプターがないのでとても安かった。R-8を持っているのでその電源アダプターで代用。(同時に使えないのが意外にきつい)R-5はR-8の廉価バージョンでROM,RAMスロットを省いた以外は機能的にほとんど同じようだ。人が叩くような微妙な音の変化やノリを表現できるというふれこみだがややこしいので本体でパターンを組んだことはない。R-8の取説はかなりのページ数があります。R-8mkUなども出てROLAND最後期の本格的ドラム専用機のシリーズになった。

テクノ的な使い方ではプリセット音色のみではかなりきつい。であるためCircuit Bending仕様のマシンになった。たいてい海外の改造マニアの場合、たくさんのスイッチや、日本人が好まないグロテスクな塗装をしているがこれは見た目は普通のR-5となった。その理由は、初めロータリースイッチを使い12×12パターンもの変化が出来るようにつくっていたのだが、ハンダがどこか見えないところについてしまったらしくオリジナルの音が出なくなってしまい、内部結線のCircuit Bending専用機になってしまった。一番派手な音が出るように結線して蓋をした。どちららにしてもこれより古い機種に比べモジュレーション的な効果があまり得られないことや、バリエーションも少ない(ノイジーな音になるだけ)ので可変にする必要もなかった。あまりCircuit Bendingには適した機種ではないと思う。しかし以前YAMAHAのRX-7をいじった時、ROMが一発で飛んでしまったのでそれよりましではあるが。

肝心の音の方だが、過大入力で歪ませたような感じに近いが、もう少し上品というかシンセでエディットしたような音になっている。シンバル系の音がかなり過激ではあるがみんな同じような音になってしまうのが難点。もともとかなりエディットできる機種なので音程等いじればまた変わってくる。

音色サンプル(MP3)
BD,SD,(元の音が)シンバルの3種がR-5の音です。ちなみにシーケンスの音源はJX-3P、HI-QはMC-303を使用。


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