完成したホコリ避け付スライダー
フェルトと両面テープ
加工済フェルト
簡単工作
ARPスライダーのホコリ避け
なぜもっと早く気づかなかったのか

先日、スライダーにあまりにもホコリが溜まってきていたので蓋を開けて(ネジ1本はずすだけで開くが、基板を本体から外さないとスライダーを掃除することはできない)掃除していたのだが、せっかく基板も外したし、時間をかけて掃除をしたので以後ホコリが入らないように小細工をしてみた。ARPのほとんどの機種がスライダーを採用されていて、たいてい日本製のものはフェルトで穴を塞いでいるのだがアメリカの製品にありがちな気遣いがひとつ足りないというか、やっぱり倒産という感じです。ですのでどうにかスリットを塞ごうと考えました。
はじめは長めのプラスチックの板をかぶせて蓋になるようにと考えたのですが(完全に塞がるため)下にスイッチがあるのでこの方法は却下となり、オーソドックスにフェルトを付けることにした。掃除する時間より作る時間は短く済むので、他のARPを使っている方も簡単なので是非試してみてください。

まず、フェルトと両面テープをダイソーで計210円で購入。ここで重要なのがフェルトで、購入したものは書道の下敷きで裏面にすべり止めの加工がされた薄手のフェルトです。作業のし易さを考えると全国で売っているので同じ物を購入した方が楽だと思います。両面テープは紙でできている強力タイプ5mm幅です。
道具は定規と良く切れるカッター(デザインナイフをおすすめします)、いらない下敷き等キズのついても良い作業台を用意します。

早速作業に入りたいと思いますが、写真のようにフェルトを加工してください。AVATARのスライダーの場合、60mm×15mmで中央にスリットを入れます。良く切れるカッターを使わないとケバが出てそれ自体がホコリの原因になるので一気にスパッと切ってください。両面テープはパネル面にスライダーと同じくらいの長さでスリットをはさむように左右対に貼りつけます。フェルトはスリットとフェルト中央の切れ目が揃うように貼ります。
数があるので大変ですが一度やってしまえばスライダーの掃除から開放され、少し高級感が出た?ような気がしますのでチャレンジしてみてください。


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