いつか二人で見た流星群が今夜またやってくる 指を絡めて寄り添った寒い寒い神無月 寒さと感動で四筋の涙は止まらなかった 遠くへ逝った君は未だに愛おしい あの丘はそんなに遠くないから間に合うかもしれないから 今度は一人で寒いけれどあの光を確かめに行きたい 満天の流れ星が闇夜に吸い込まれる ふと左側が熱くなる 柔らかな確かな君の匂い そこにはいないけれど確かにここにいる あの夜あの時がこの場所でまた 僕の瞳から落ちる輝く流星群
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