白いベッドに立て掛けられた 黒いエレキギター
六番弦が切れたまま 張りなおされてない
あの娘を思い創った歌は あの弦をよく使う
替えの弦はないわけじゃない ただ意味がないだけ
降り積もるこの雪を 君はどこで誰と見る
今はただそれだけが 果て無しに虚しくて
オレンジ色の街灯が 雪を素敵に照らし出す
手のひらに溶けてゆく オレンジ色の恋
降り止むことのない僕の涙心
別に友達だとしても 近くにいられればいい
だけど君は友達以上に 愛する人がいる
降り積もったこの雪は 都会では邪魔なだけ
何時までも溶けきれぬ 硬くなった雪心
オレンジ色の花が咲き 春が訪れたとしても
心の中で凍りつく 今はもう白い氷
暖かさを求む僕の恋心
オレンジ色の花吹雪 君の心に吹いている
心の中で溶けてゆく 疲れ果てた水心
諦め悲しむ僕の恋心
涙を流す僕の水心