第8日目 「東京直行」


平成11年7月24日(土)、 このままアメリカで時差ぼけのまま過ごした方が、 日本に帰ってから時差ぼけにならなくて済むからいいや、 と割り切ったとたんに2日連続普通に眠れました。皮肉なものです。

いよいよ日本に帰る日です。

この日は、まずサンフランシスコに行き、 それから成田に行きます。 サンフランシスコ到着から出発までは、予定では約2時間あります。 飛行機のチェックインとか何とかの時間を差し引いても、 1時間はたっぷりとDFSで買い物ができるというスケジュールです。

しかし、霧のサンフランシスコは、やってくれました。 天候調査中のため、ラスベガス発の時間が約40分遅れ、 着陸許可待ちでさらに約20分遅れと、 合計約1時間の遅れでサンフランシスコ到着となりました。

サンフランシスコ到着はかなり遅れましたが、 サンフランシスコ発は予定通りとのことです。 DFSショッピングを半ばあきらめて、チェックインを手続きに並びました。

チェックイン手続きにかなり手間取りましたが、 まだ出発まで20分くらいあります。 ロスタイムに最後の勝負をかけるフットボール選手のように、 私は速攻で買い物をしました。

買い物を済ませると、ワインのボトルなどで一気に重くなった荷物を抱え、 急いでボーディングゲートの方に向かいます。すると、 とっくにボーディングも終わりつつある時間のはずなのに、 まだボーディングがはじまっていません。 どうやら、出発が遅れるらしいのです。

だったら、そう言えや、最初っから....



なにはともあれ、無事に日本に帰ってきました。 国際線が全日空のビジネスクラスということで、 お帰りハイヤーサービスというやつを利用することができました。 もちろん、そんな大それたものを利用するのは初めてで、 勝手がわかりませんでした。しかし、到着ロビーには、 「×× 様」と名前を書いたプレートを持った運転手さんが、 既に待っていてくれました。そして、荷物を車まで運んでくれました。 自宅の住所から道順なども下調べしてくれているらしく、 成田空港から自宅まで、すっかり楽ちんお大尽気分で帰宅できました。 まぁ、いろいろありましたが、終わりよければ全てよしと言うことで。


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