第6日目 「またもやラスベガス」


平成11年7月22日(木)、 二日連続時差ぼけでぜんぜん寝られません。 1時間くらいしか寝てません。 でも今日は、ラスベガスに移動です。 飛行機の中で寝られるから、大丈夫でしょう。

朝5時過ぎには荷物をまとめて、部屋を出ます。 朝8時の飛行機なので集合時間がやたらと朝早いのです。 ホテルでは、早朝にもかかわらず、 軽い朝食を用意してくれていますが、 食欲がないのでコーヒーだけ飲んで出発します。

実は、ニューオリンズから先は、ラスベガスを経由して帰国する組と、 ロサンゼルスを経由して帰国する組に分かれます。 ラスベガス経由組はラスベガスで遊ぶ人たち、 ロサンゼルス経由組はロス近郊でゴルフなどをして楽しむ人たちです。 総勢200名くらいのツアーでしたが、 ここから先は、ラスベガスとロスそれぞれ、半分の100名ずつくらいのツアーになります。

さて、私が行くラスベガスですが、半分になってもまだ人数が多いということだと思いますが、 ソルトレイクシティ経由組とダラス経由組の2手に分かれて行くことになりました。 私は、ソルトレイクシティ経由組でした。

ニューオリンズからソルトレイクシティまでは、 飛行機で3時間強くらいだったと思います。 機内では、朝食と思われる紙パックが希望者に配られていたようですが、 無視して爆睡します。

ソルトレイクシティの空港では、 あちこちの売店でIOC疑惑饅頭が売られています。

嘘です。 2002年冬季オリンピック関連グッズが売られています。

さて、ソルトレイクシティからラスベガスまでですが、 なぜかよく知りませんが、けっこう行く人が多いみたいです。 合衆国の国内線では珍しく、 客室内に通路が2本あるタイプの大きな飛行機です。 1時間半ほどで、ラスベガスのマッケラン国際空港に到着します。

この空港は、とある事情で、 むやみに時間をつぶしたことがあるので、すっかり見飽きた感じがします。 空港からは、20分ほどバスに乗り、 宿泊するホテル Mirage(ミラージュ)に行きます。

このホテルも、ラスベガスのメインストリートに面しており、 基本的な構造は他のメインストリート沿いのホテルと変わりません。 (参照) メインストリートに面した表玄関はカジノになっていますので、 バスは裏の方にある、フロントデスク近くの入口に到着します。

このホテルは、熱帯地方をイメージしているらしく、 フロントデスクの後には熱帯魚の水槽があったり、 ホテル内には熱帯風の植物が生えている場所もあります。 また、このホテルの名物のホワイトタイガーも見物できます。

2ヶ月前に行ったばかりのフォーラムショップスをぶらぶらしたり、 カジノでスロットをしたりしているうちに、夕飯時になりました。 とりあえず、この時点では、スロットで$40くらい儲けていたので、 ちょっと値段が高そうなホテル内の日本食レストランに入りました。

店の装飾は、ミクロに見れば(個々の装飾品を見れば)確かに日本です。 しかし、マクロに見れば(店のトータルイメージでは)とても日本とは思えません。

枝豆を注文したのですが、日本の居酒屋よりも、盛り付け量が少なかったです。 アホみたいに大盛りばっかりのアメリカにあって、 こういうところだけは日本食の精神が活きているようです。 と思って、メインのひれかつ定食を見たら、 大き目のひれかつが2段重ねになっていました。 所詮アメリカです。

夕食を終えると、今度はホテル前のショーを見に行くことにしました。 ラスベガスのホテルでは、ホテルの表玄関前などで、 観光客相手に無料でショーを見せてくれるところがいくつかあります。 とりあえず、宿泊したミラージュホテル前の火山噴火ショーを見に行きました。

次に、ミラージュのお隣のトレジャーアイランドというホテルに、 海賊船のショーを見に行きました。 こちらのショーは、火山噴火ショーより回数が少ないせいか、 身動きが取れないほど多くの人が集まっていました。

この日は、気がつかないうちにたくさん歩いていたらしく、 たいそう疲れたので、ショーを見終わって、とっとと寝ました。


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