第4日目 「ニューオリンズの本質」


平成11年7月20日(火)、 飲み過ぎのせいでしょうか、 前日の寝不足のせいでしょうか。 10時間くらい、たっぷりと寝られました。 しかし、たっぷりと寝られた後の方が、 朝起きてから眠くてだるいような気がします。 逆に言えば、翌日だるく(二日酔いに)なるくらい たくさん飲んだから寝られただけだとも言えますが....

この日は、EMCCで仕事をする前に、 ニューオリンズの街中をぶらぶらすることにしました。

ニューオリンズの中で、 私たちが宿泊したホテル前のバーボンストリートという繁華街を含む、 1km四方(10ブロック強四方)くらいのエリアを フレンチクオーター と呼びます。 ここは、昔、フランス領だったという意味らしく、 街中には英語に混じってフランス語の看板があるなど、 フランス領時代の名残を感じさせる街のようです。 そう言えば、前日のミシシッピ川クルーズで、 ヨーロッパ風の景色がチラホラと見えたのは、 そのためだったのかと勝手に納得してしまいます。

そんなフレンチクオーター内のお土産物屋さんで よく売られているものベスト5 (私の見た目により勝手に判断)は以下です。

第5位 皮革製品
財布などの小物にはじまって、ベルト、ブーツ、ジャンバーなど、 いろいろあります。

第4位 怪しい系
夜の踊り子さんの衣装系です。 売られている洋服は、布地が小さかったり、薄かったり、 カッティングが変だったりしています。 また、衣装だけでなく装飾品もあります。 仮面舞踏会系のマスクとか、 ホモのシャンソン歌手が肩にぶら下げている ハワイのレイを太く長く下品にしたような モシャモシャしたやつとかが、たくさん並んでいます。

第3位 ピエロ系
リリパットアーミー系の方には、「ベイビーさん (のポスター) みたいなの」 と言えばおわかりいただけるかと思います。 人形、帽子、そしてお面が売っています。 お面や帽子は、 実際に人間が身につけられるような大きさから、 単に見て楽しむだけの小さなものまで、 いろいろ取り揃えてあります。

第2位 タバスコ
タバスコはブランド名なので、 ホットチリソースと言うべきでしょうか。 とにかく、ものすごい種類の赤いソースの瓶が いろいろな店に並んでいます。 区別がつくんでしょうか???

第1位 ワニグッズ
ミシシッピ川には、野生のワニがいるそうです。 野生のワニ鑑賞ツアーに参加した方の話では、 小さいワニが多いので、バナナワニ園のほうが、 大きいワニを近くで見られて迫力があるそうです。 そんなわけで、ワニの全身、頭、手などの剥製 (干物?)や、あごの骨なんかを売っています。 ワニ手キーホルダーは、かなり不気味です。 それから、ワニソーセージもあります。 ニューオリンズの3大名物料理素材が、 ナマズ、ザリガニ、ワニ というくらいですから、 この辺ではワニは食べ物でもあるようです。 さすがに、尾頭付きの活造りとかにはしないようですが。

とりあえず、フレンチマーケットの一角を歩いて、 観光したい気持ちがそこそこ満足できたので、 ホテルに戻りシャトルバスでEMCCに仕事をしに行きます。 寝不足のため、仕事は、猛烈な睡魔と闘いのワンダーランドでしたが、 何とか仕事を済ませてシャトルバスでホテルに戻ります。

夕食は、日本食レストランに行くことにしました。 お刺し身、特に中トロとイカが美味しかったです。 日本酒は、産地のカリフォルニアから距離があるせいか、 残念ながら、ちょっと劣化していました。 (が、あんまり気にせずたくさん飲みました)

焼き鳥は、ねぎまのつもりだと思うのですが、 ネギが長ネギではなくタマネギを使っており、 小さ目のバーベキューといった感じでした。


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