第7日目 「東京直行」


5月7日、日本に帰る日です。 今日は、気力がなくて写真は撮っていません。

パックツアーで国際線に乗るときには、出発の2時間前までに空港に到着するという、 暗黙のルールがあります。これは、誰かに確認したわけではありませんが、 これまでのツアー参加経験から考えて確かだと思います。 ですから、ロスの国際空港に私たち一行を乗せたバスが到着したのは、 出発より2時間以上も前であると、私たちのツアーのみんなが信じていました。

添乗員さんが搭乗手続きをしてチケットを受け取りに行っている間、30分くらい自由時間がありました。 どうせ、この自由時間終了後にチケットを受け取ってから、 DFSでゆっくり1時間以上買物が出来るのですが、 とりあえず暇なので、みなさんチケット代わりのカードを片手に買物をはじめました。

しかし、ツアーガイドには、夏時間と冬時間を間違えて飛行機の出発時刻が書いてあったらしく、 私たちが考えていたよりも、出発時間は1時間早かったのです。 自由時間が終わってチケットを受け取ると、もうほとんど搭乗開始時間になっています。

サンフランシスコ、ロスのリトルトウキョウ、そして意表を突かれたとは言え、 このロスの空港のDFSでもちっとは買物が出来たわけですから、 さすがに文句をたれる人はいません。 チャッチャとボーディングゲートに向かいます。

ボーディングゲートの近くで、サンフランシスコとロスアンゼルスのDFSで買った免税品を受け取り、 飛行機に乗り込みます。 帰りの飛行機も、大韓航空のビジネスクラスです。 機内では、2回お食事タイムがあります。 その2回目の夕食(日本到着間近なので、日本時間で昼食と言った方が良いかも)のほうですが、 韓国風のカルビ焼肉を選択できるのです。 カルビ焼肉には、オプションでコチジャンをもらい、辛くして食べることが可能です。 もちろん私は、コチジャンをもらいました。

コチジャンは、まるで携帯用練り歯磨きの様なチューブに入っていました。 それをおもむろに肉の上にひねり出すと、ぱっくりと食べました。 意外と辛くありません。調子に乗って、たくさんかけて食べました。

「日本人のくせに、あんなにかけてだいじょうぶなんかいな?」と思ったかどうだか知りませんが、 食べおわってから、スッチーに「美味しかったですか?」と聞かれました。 素直に「はい、美味しかったです」と答えると、「今度は、韓国にも来てくれ」と言われました。 どうも他のスッチーとユニフォームが違うのでおかしいと思っていたのですが、 どうやら、韓国政府の観光局(なんてあるのか?)の手先のようです。 (ほんとうか!?)

そうこうするうちに、行きよりも長い11時間ほどかけて成田につきました。 着いたら、5月8日(土)の昼過ぎでした。

しかし、さすがにゴールデンウイーク最後の土日です。 入国審査待ちの列の長さは、尋常ではありません。 ディズニーランド並の列になっています。

やっとの思いで入国審査をパスすると、今後はスーツケースの受け取りです。 しかし、到着する飛行機が多すぎるせいか、私たちが乗ってきた飛行機の荷物が、 どのターンテーブルに流れ出てくるかの表示が追いついていません。 しかたなく、空港係員の人に教えてもらいます。

スーツケースを無事に受け取り、ワイン1本分の次は税金の支払いです。 なにしろ、二人で合わせて以下の酒を持っています。

ハーフボトル3本は、1本分にカウントしてもらったらしく、 税金はワイン1本分で済みます。

そして、スーツケースや、くそ重いこれらの酒類を自宅まで配送をお願いし、 家路につきました。

あー、つかれた。


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