5月5日、子供の日です。
どうも昨晩、寝る前に飲み足りなかったらしいです。 早めに寝たのはいいんですが、時差ぼけのせいか、 深夜0時くらいに目が覚めてからぜんぜん寝られません。 これが、前日のラスベガスのカジノであれば、酒買ってきて飲んで寝てしまうところですが、 ここのロッジでは夜中に酒は売ってません。また、ホテルと違って、 客室内での飲酒も禁止されているようです。
結局、ほとんど寝ないまま、4時45分の集合時間に出かけることにしました。
日の出の時間は、5時32分の予定です。 日の出鑑賞スポットまでは、徒歩で行ったのですが、 近道を使ったり、サクサク歩きすぎたりしたので、早く着きすぎてしまいました。 東京の真冬を上回る寒空の下、ひたすら30分以上も日の出まで待つ羽目に なってしまいました。真冬モードの皮のコートの威力発揮です。
と思ったんですが、やっぱり、皮のコートがあっても ちょーさみー!(超寒い) です。
さんざん待って、ようやく日の出時間が来ました。 しかし、日の出予定時間を過ぎても、太陽の輪郭が姿を現す気配がありません。 太陽ですから、寝坊や交通渋滞や車両故障や二日酔いで遅刻なんて、 どっかのサラリーマンみたいなことをするわけがありません。
日の出スポットとみられる場所には、軽く「もや」がかかっているようです。 実は、見た目よりも「もや」が濃くて、日の出が見られないのかもしれません。 とあきらめて、撤収しかけた瞬間に、お日様が顔を出しました。
どうも、山がある分だけ、見た目の日の出が何分か遅れたようです。
日の出を見終わってから、すぐに朝食に行きます。 身体が冷え切ったので、暖かいコーヒーがうまいです。2杯飲みました。
グランドキャニオンは、景色が良いだけで何もないです。 酒を飲むにも不自由します。 長居する場所じゃありません。1泊でさよならです。 朝食後すぐに小型機でラスベガスに戻ります。 来るときよりは揺れていたなかったらしいが、寝てた のでよくわかりません。
ラスベガスからは、Reno Air(リノ・エアー) という航空会社の 普通のジェット機でロスに行き、そこで昼食をとる予定でした。 しかし、飛行機の故障とやらで、午前中のうちにラスベガスを出発するはずの便が、 キャンセルになってしまいました。添乗員さんが苦労して、 30人が一度に乗れる代わりの飛行機を探してくれたんですが、 5時間遅れの16時16分にラスベガス発の飛行機に乗ることになってしまいました。
航空会社が「飛行機が遅れて申し訳ない」ということで、 空港の全てのレストランで使用可能な昼食クーポン券($10/人)と、 空港と街中を行き来するためのシャトルバスのクーポン券をくれました。 とりあえず、空港内のコインロッカーに荷物を預けると、 街中に行くのは後回しにして空港内で昼食をとることにしました。
入った店は一見バーなんですけど、さすがにランチタイムなので、 普通の人はサンドイッチやハンバーガーの類を食べてます。 私たちも食べましたが、やっぱりメリケンのくいもんは むやみにでかい です。食べるのに苦労しました。
クーポン券とは別料金取られたワインを飲みながら、 ゆっくり昼食を取っても、まだ3時間くらい余ってます。 本当は、街中まで行って、もう一勝負なり、もう一ショッピングなりするつもりだったのですが、 シャトルバスの本数の少なさを考えると、かなりあわただしく移動することになりそうです。 そこに、昼食のワインが足にきいてきました。 結局、街中には行かずに、ダラダラと空港で時間を費やすことにしました。
最初のうちは、空港内のショップを巡って歩いたりしていたのですが、 すべてみきるのに、そんなに時間はかかりません。 スロットで本当に 最後の勝負 をしたのですが、 最後の負負 になってしまいました。 ラスベガスは砂漠の真ん中の都市ですので、とうぜん空気は乾燥しています。 空港内を歩き回っているうちに、脱水症状に なる危険もあります。私たちは、やむを得ず、 ビールを飲みながら時間をつぶすことにしました。
ロスに着いたのは17時半くらいです。 さすがに、観光の予定を全部飛ばして夕食だろうと思っていたのですが、 無理矢理観光をしに行くことになりました。 片側5車線もあるのに大渋滞しているハイウェイを通って、ロス市内を見て回ります。
途中1個所だけ、チャイニーズシアターというところでバスから降りて観光しました。
チャイニーズシアターと言われてもピンとこない方には、 いろんな映画俳優の手型や足型があるので有名な場所といえば、 おわかり頂けるかと思います。
本当に、いろいろな人の手型や足型があるのですが、 ここに手型や足型を残すためには以下の条件を満たさなければなりません。
とりあえず、こんな有名人のがありましたというのを2例だけ挙げます。
それから、リトル東京の宿泊するホテルに行きます。 ホテルのレストランで、ステーキディナーをチャッチャと済ますと、 こんどは夜景鑑賞ツアーに出発です。なかなか盛り沢山なツアーです。
ホテルからバスで片道15分くらいで、ロス市内の高台にあるグリフィス天文台に行きます。 天文台というから、何にもない山の中に、 ぽつんと望遠鏡のドームがある光景を想像していたのですが、 実際にはすっかり観光地になっています。 大型バスが何台も停まり、こぎれいな建物の中には 科学関係の展示とお土産物も売っており、大勢の人でにぎわっています。
天文台の建物に入ってすぐ、フーコーの振子がありました。 他にも、元素のスペクトルとか、学生時代を思い出させるようなものがいろいろありました。 懐かしいなぁと思って見ていると、 英語の説明ではよくわからないということで、 同じツアーの人に、フーコーの振子の説明をするはめになってしまいました。 しかし、時間の関係であんまり丁寧に説明しなかったので、 あんまりわかってもらえなかったと思います。 夜景鑑賞ツアーはこれでおしまいで、あとはまっすぐホテルに戻りました。
夜は、部屋の冷蔵庫の中に入っていた、日本のビールを飲んで寝ました。