さて、ホテルで一泊し、翌日の1月4日になりました。
この日は、昼過ぎまで奈良で時間があります。 そこで、せっかくだから、法隆寺まで行ってみるべということになりました。 法隆寺は、奈良市街から南西方向に車で30分ほどの、 斑鳩(いかるが)という地区にあります。
斑鳩といえば、聖徳太子の斑鳩宮の斑鳩として、歴史音痴の私ですら知っています。 なんとなく、名前を聞いただけで、古代のロマン、「だって古代君が死んじゃう」です。
あんまりもたもたしていると、移動の電車に遅れるので、 足早に一通り見学したら、とっとと奈良市街に戻ります。
奈良市街に戻る途中、タクシーの運ちゃんが、 気をきかせて薬師寺の近くを通ってくれました。
さらに、平城京跡の近くも通ってくれました。 立派な門があります。
近鉄奈良駅でタクシーを下りると、ちょうど昼前でした。 近くのうどん屋で軽く昼食を済ませると、 まだ電車の時間までは余裕がありました。 そこで、最後にもう一度、鹿に煎餅をあげに行きました。 そして、またいつの日か再び、煎餅をあげに来ることを 目の前で煎餅を食っている鹿に心の中で誓いました。
近鉄特急で京都まで行き、全く京都を観光することなく、 すぐに新幹線で新神戸に移動です。
有馬温泉には、新神戸からはいろいろな行き方があるらしいですが、 おそらく一番楽な(そしておそらく一番値段が高い)のはタクシーです。 有料のトンネルを通り、その先にある高速道路に乗ると、 20分ほどであっさり到着します。
有馬温泉では、当然といえば当然ですが、 温泉に入って夕食(酒盛り)でその一日は終わりました。