第3日目 「リヨン観光」


10月10日(土)体育の日です。フランスでは、関係ないですが。

とにかく、この日はボルドーからリヨンへの移動の飛行機の時間の関係で、 ムチャクチャ朝が早いです。

 5:45 モーニングコール
 6:30 朝食
 7:00 出発

夏時間のせいか、緯度が高いせいかよくわからないんですが、 朝7時では、まだまだ暗いです。

リヨンには、午前中のうちに到着します。 昼食前に、日本人の現地ガイドがリヨンの街中を案内してくれます。 しかし、このガイドの方、
「あんた、本当にリヨンが好きなのか?」
とか
「リヨンの観光協会の役人(なんているのか?)が聞いたら、やばいんじゃねぇか?」
と疑いたくなる、ひょうきんなトークで私たちを魅了してくれました。

バスの車内から、街の様子を撮影します。

バスは、街中が見渡せるという、丘の上を目指して走ります。 丘の上には、大聖堂があります。

どうせこちとら日本人なんだから、言わなきゃわかんないのに、 「この大聖堂は予算不足で途中で作るのをやめた」とかいう 裏話をガイドさんに聞かせて頂きます。 あーあ、せっかくすごいと思ったのに...

大聖堂と同じ丘の上には、 パリのエッフェル塔に対抗して立てたというテレビ塔もあります。 日本で言うと東京に対する関西のようなもので、 リヨンの人たちはなにかとパリに対抗したがるそうです。 私はまだエッフェル塔の本物を生で見たことがないのですが、でも断言できます。

明らかにエッフェル塔に負けている!

大聖堂があるのが丘の頂上付近です。 少し降りたところに、ローマ帝国時代(つったよな、たしか?)の名残である、 石の都市の跡があります。 以前、トルコに旅行して見たときほどの感動はなかったですが、 やっぱり石の都市っていうのは迫力があって好きです。

それから、昼食の時間が近づいてきたので、バスで丘をおります。 昼食をとる予定のレストランのそばまではバスでは行けないということで、 川沿いの歩道わきでバスを降ります。 レストランまではけっこう距離があるのですが、街中の散策としては ちょうど良い距離かもしれません。

街から、先ほどまでいた、丘の上の大聖堂を見上げるとけっこうきれいです。

せっかく異国情緒を堪能しているのに、余計な看板もあります。

昼食のあとは、ホテルに荷物を置きに行きます。 それから、15時くらいからずっと自由時間です。

とりあえず、商店街をぶらつきます。 土曜日の午後ということで、商店街には人が多いです。

せっかくの自由時間ですが、地図はフランス語なので、 地形と橋と道路の名前の文字列マッチングにより、 現在位置を把握するのがやっとです。 できるのは、迷わずに(無事にホテルに帰りつける範囲で)歩き回る程度で、 とても行きたい場所に行くなんてできません。

ショッピングセンターみたいなところで、今回のツアーで、 はじめて買い物をしました。買ったのは、夕食(ちゅうか肴)のサンドイッチです。 言葉は通じないので苦労しました。

約20%の消費税のためか、物価はかなり高いという印象があります。 でも、内税なので金額の計算は楽でした。 こうして、気がつかないうちに、税金は庶民から絞り取られていくようです。


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