6日目、8月20日(水)になりました。 6日目の予定は、ドブロブニク観光です。 昼食までが団体でドブロブニク観光、 昼食後は解散でフリータイムです。
ドブロブニクの旧市街は、アドリア海の真珠と呼ばれるきれいな街で、 世界遺産にもなっています。 最初に観光バスで旧市街を通り過ぎて高台に上り、 そこから旧市街の全体像を眺めます。
高台は、全体像を眺めるだけです。 すぐにバスで旧市街の入口に戻ります。 ここから、観光バスを降りて、歩いて観光です。 前日のモスタルほどではありませんが、やはりバスを降りると暑いです。 ついつい日かげを探してしまいます。
さて、ドブロブニクの旧市街ですが、東西のメインストリートを中心に、 格子状に道路と建物が並んでいます。道路の並びかたと街の規模は、 横浜中華街に似た感じがします。 バスを降りたドブロブニク観光のスタート地点は、 メインストリートの西側で、 横浜中華街で言えば「善隣門」という感じでしょうか。
ここから、ガイドさんの案内にしたがって、 いろいろと団体で見学をします。
一通り団体行動による観光が終わってから、昼食までの間、 短めのフリータイムとなりました。ここで、両替したり、 御土産物屋を物色したりします。 でも、やっぱり暑くてあまり歩く気になりません。 早めに昼食開場に集合します。
昼食を食べながら、午後のフリータイムをどうするか考えます。 夕食は、旧市街の横のレストランに集合なので、 このまま旧市街に残って、城壁ツアーやグラスボートツアーなどに参加しながら、 夕方まで過ごすという案もあるのですが、暑くて体力が持ちそうにありません。
ホテルと旧市街とは、歩いて歩けない距離ではないですが、 暑さを考えると歩くのはきついです。 ツアーの観光バスは、昼食後にホテルに戻るときと、 夕食前にホテルから旧市街に来るときしか使えません。 それ以外の時間は、路線バスで移動になります。 とりあえず、路線バスに乗るのも面倒なので、 いったんツアーの観光バスで、 ホテルに戻ることにしました。
ホテルにはプールがあり、 プールからアドリア海に降りて泳げるようになっているそうです。 最初からそう言ってくれれば水着持参で来たのですが、 知らないので持って来ていません。 水着は、旧市街の店でも売っているので、現地で買おうかとも思ったのですが、 えらいこと値段が高いのでやめました。 (あとで聞いたのですが、海の水は冷たくて、泳ぐのは厳しかったそうです。)
同じツアーの何人かの方が、一旦ホテルに戻るけど、夕方に旧市街に戻って、 グラスボートツアーに参加するというので、同行させてもらうことにしました。 ということで、ホテルで夕方まで時間をつぶすことになります。 とはいえ、水泳は断念しましたし、ホテルにはカジノもあるのですが、 さすがに子連れでは行けません。 けっきょく、夕方までホテルの部屋で昼寝して過ごしました。
さて、夕方になりました。改めて、旧市街に向けてホテルを出発です。 夕食時間よりは早いので、ツアーの観光バスは来ません。 路線バスでの移動です。 ホテルを出て、数分ほど歩くと、バス停があります。 ちょうどいいタイミングで、旧市街行きのバスが来たので乗り込みます。
ほんの数分で、バスは旧市街付近に到着します。 路線バスのバス停は、朝の観光バスを降りた場所の近くにあります。 旧市街の西の端です。 一方、グラスボート乗り場は、東の端にあります。 横浜中華街で言えば、元町側の首都高速が見えるあたりです。 午前中も一度歩きましたが、改めて東西にメインストリートを横切って歩きます。
グラスボートツアーは、いくつかの業者が並んで客引きをしていますが、 どこも1時間弱で10ユーロというのが相場のようです。 よくわからないのですが、船の形で決めました。 さて、そのグラスボートは、こんな感じです。
床の一部がガラス張りになっていて、海の中の様子が見えるというものです。 でもまぁ、 鳴門の遊覧船 でもそうでしたが、 海中は意外によく見えないものです。 石垣島の川平湾 が、むしろ例外的によく見えた (というか、よく見えるように止まってくれたりしたおかげ) と思ったほうが良さそうです。 ということで、周辺の景色を見て過ごします。
前日に、ドブロブニクに向かうバスの車窓から、いくつかの海水浴場を見ました。 砂浜の海水浴場もあることはありますが、それほど多くないようです。 ここのように、岩場や桟橋状の場所に階段を作ったり、ハシゴをかけたりして、 海に降りられるようにしている場所が多いです。まるでプールのようです。 日本では、岩場は遊泳禁止になっているケースが多いですが、 この辺では普通に泳いでいます。 波が穏やかなので、岩に身体をぶつけて怪我をするとか、 あまり心配しなくてもいいのでしょうか???
さて、少し旧市街から離れて、少し沖に行きます。 クルーズを楽しむというのが、レジャーとして定着しているようで、 他にも、いろいろな船が見えます。
なかには、クルーズを楽しんでいるという雰囲気ではない船もいます。
てな感じに、ボートツアーもけっこう楽しめました。
夕食時間までは、まだ少し時間があるので、 旧市街の東端から西端まで、御土産物屋を物色しながら、 ゆっくり進みます。 今度は、中華街大通りではなく、関帝廟通り(大通りより1本南にある 少し細めの東西通路)を歩いてみます。
そんなことをしているうちに、徐々に薄暗くなってきて、 夕食の時間になりました。 さて、夕食のメインは、ロブスターの半身でした。 食べ慣れていないので、 どの殻をどう割ればどう食べられるのかがよくわかりません。 しかも、殻が固いです。 けっこう苦労しましたが、そこそこ美味しかったと思います。
夕食後は、朝と同じ観光バスでホテルに戻るのですが、 時間になっても、なかなかバスが到着しません。 けっこう遅れて到着しました。 実は、この日は、首都ザグレブのチームと、 地元ドブロブニクのチームのサッカーの試合があったのですが、 そのフーリガン同士の小競り合いで道路が通行止めになったため、 道路が大渋滞していたそうです。 言い訳としては、「ウィッキーさんに捕まった」よりは、 グレードが高い感じがします。 (てゆーか、事実のようですが)
さて、翌日ですが、首都ザグレブに移動です。 飛行機の時間の関係で、かなりの早朝出発ですので、 さっさと寝ることにしました。