今回の旅は、平成20年8月15日(金)早朝から始まります。
初日は、昼の11時くらいに成田空港を出発して、 オーストリアのウィーンに行きます。 そこから、オーストリア国内のクラーゲンフルートという町まで 飛行機を乗り継いで、さらにバスで国境を越えて、 スロベニアの首都リブリャーナに行きます。 ひたすら移動して、リブリャーナのホテルに泊まるだけです。
海外パック旅行の場合、 飛行機の出発予定時刻の2時間前に成田空港集合となるのが世の常です。 ということで、成田空港集合が朝8時55分でした。 成田空港は広いので、ギリギリに着いていたら間に合わないかもしれないので、 余裕をみて、東京駅発が朝7時台前半の成田エクスプレスに 乗ることにしました。
成田空港で集合場所に行くと、 各自でバラバラにスーツケースを預けて、 搭乗口まで行くように言われます。 搭乗口に行く途中に、飛行機が見えます。
台湾旅行 のときと同様に、 誰が同じツアーの人たちなのか、よくわからないまま出発です。
成田からウィーンまでは、12時間くらいかかります。 時差は日本より7時間遅れなので、 ウィーンに到着したのは、出発してから約5時間後(?)の 16時くらいです。 ウィーンに到着後に、初めて同じツアー客16名に添乗員さんを足した17名が そろいます。「改めまして、よろしくお願いします。」です。
これから、オーストリアに入国手続きをして、国内線に乗り換えて、 クラーゲンフルートという町まで行くのですが、 その飛行機の出発予定時刻が20時45分なので、 4時間くらいは純粋な待ち時間になりそうです。
ウィーンでは、空港連絡電車が開通したので、 空港からウィーン市街地まで16分で行けるそうです。 その電車に乗って、市街地観光をするという案が浮上したので、 とりあえず駅に行ってみることにしました。 案内表示にしたがって駅のほうに進むと、 空港の外にでました。 空港の外は、ものすごい雷雨です。 そこから、改めて地下におりて、駅に行きます。 駅で、いろいろと調べた(英語の得意な同じツアーに参加している方が 駅員風の人に聞いてくれた)結果、 時間的に余裕がないのでやめたほうが無難という結論に達しました。
ということで空港に戻ることにしました。 どうやら、地上の雷雨を見なくても、 駅と空港は、地下でつながっているようです。 途中で駅のホームみたいなのが見えたので、 降りてみることにしました。
改札もなしに、いきなりホームで写真が撮れました。 日本だったら入場券が必要になるところですが、 なんか知らんがラッキーと思いながら、空港に戻ります。 いろいろ動き回りましたが、それでもまだたっぷり時間があります。 空港内でお土産物屋さんなどを物色し、 カフェでビールを飲み、ベンチで寝て時間をつぶしました。
そうこうするうちに、出発時刻が近づいてきました。 日本時間で深夜(ウィーンの20時は、日本では夜中の3時)のため、 すっかり熟睡モードの子どもを苦労して起こし、搭乗口に向かいます。
搭乗口から見る外は、相変わらずの大雨です。 おそらく、クラーゲンフルートも天気が悪いのでしょう。 たぶん天候調査中のために、出発が20分ほど遅れました。
クラーゲンフルート行きの飛行機は、かなり小さな飛行機で、 かなり揺れたような気がしますが、寝てたのではっきりとは 覚えていません。たったの1時間くらいですが、 かなりの熟睡です。
クラーゲンフルートの空港から、リブリャーナへは、 大型の観光バスで移動です。 予定より遅れて、22時半くらいの出発です。 それからさらに2時間くらいかかるらしいですので、 ホテルに到着する頃には、日付が変わっているはずです。 運転手さんも大変です。
2時間のバス移動の途中で、国境を越えて、オーストリアから スロベニアに入ります。国境を越えるところを見たいと思って、 がんばって起きていようとしたのですが、無理でした。 寝ていて気づかないうちに、パスポートチェックもなしに、 国境を越えたようです。
そうこうするうちに、リブリャーナのホテルに着きました。 カジノもある、立派なホテルです。 とにかく、移動で疲れて眠いので、とっとと寝ることにしました。 深夜1時頃のことだったと思います。