最終日、4日目の平成19年8月24日(金)は、 長崎市内を観光して帰ります。
長崎と言えば、色々な名所がたくさんあります。 しかし、飛行機の時間の関係で、 観光できるのはせいぜい午前中です。 気になる場所は多々ありますが、 全て行くことは不可能なようです。
とりあえず出島に行くことにしました。 ホテルから比較的近いのと、 8時開場(観光地としてはかなり早朝)なので、 早めにいろいろ見て回るには都合が良いからです。
さて、出島と言えば、 教科書にも載っている通り扇形の島ですが、 いまの長崎市内の海や川などの水辺に行って、 扇形の島を探しても見つかりません。 当時の出島の位置は、現在では埋め立てにより、 陸地の中にあります。 現在の出島は、ある種のテーマパークのようなものです。 当時の出島の場所に、当時の街並みを再現しているので、 見学して歩くことが出来ます。
本当は、ゆっくり見たかったのですが、 ちょっとしたトラブル(※)があり、 ちょっと写真を撮ったくらいで、早々に撤収することになりました。
(※)子どもが走って転んでひざをすりむいて流血の惨事になったため、 出島を出てすぐのところにあったコンビニで、 バンソウコウ等の治療用品を買い、応急処置をしました。
ほとんど見ていない出島に未練を残しつつも、 次の目的地に向かいます。 次は、ロープウェイで山に上り、長崎市内を見渡すことにしました。 駐車場で車を降り、神社を通り過ぎたところにロープウェイ乗場があります。
ロープウェイの運行時間は、平日の朝でお客さんも少ないせいか、 20分間隔でした。 ぱっと見た感じ、景色を見る以外に何もなさそうなので、 20分で速攻で景色を見て帰ることにしました。
いま、改めてネットで調べてみたのですが、 シカ牧場や公園の遊戯コーナーもあったようなので、 もう少しゆっくりしても良かったかもしれません。
ロープウェイから戻ると、次の目的地を目指して出発です。 次は、長崎に行く以上は、 どうしても外せない場所です。
長崎平和公園や平和記念像については、 いまさら多くを語る必要はないと思います。
平和記念像を見てから、原爆落下中心碑に向かって歩いていたのですが、 私が腰痛で歩くのが辛くなったのと、 子どもが暑さと怪我の痛さで文句を言うので、 諦めて帰ることにしました。
「あの日」も、この日のように暑かったのでしょうか。 ナガサキ、ヒロシマには、改めて訪問したいと思います。
平和公園の見学を終えると、ちょっと早めですが、 帰りの飛行機に乗るため、長崎空港に向かうことにしました。 長崎空港は、大村湾に浮かぶ島を埋め立てて造った海上空港です。 空港がある島の手前でレンタカーを返してから、 レンタカーの送迎ワゴン車で、空港島への橋を渡って送ってもらいます。 空港では、ゆっくり昼食をとり、御土産物を物色して 出発までの時間をすごしました。
今回の「九州北部の夏休み」は、 長崎に行ったことがないので長崎に行くために組んだコースですが、 結果的には長崎に割く時間が少なかったかなと思います。 長崎は、まだまだ奥が深いようなので、 そのうち改めて行き直したいと思います。