最終日 「雨の宇治観光」


さて、4日目、旅行最終日の平成19年5月6日(日)になりました。 この日の日程は、午後の新幹線で帰宅する前に、 午前中の半日だけ京都を観光しようというものです。

京都観光というと、初日の「鬼混雑」が思い出されて 無謀な気がしますが、とりあえず行ってみることにしました。 行き先は宇治です。

JR京都駅から奈良線に乗って20分ちょっと南下すると、 JR宇治駅に到着します。

とりあえず、 平等院 に行くことにしました。 10円硬貨にデザインされている平等院鳳凰堂で有名な平等院です。

駅前で地図を見ると、平等院までは直線で500mくらい、 道のりだともう少し遠いかなという感じに見えます。 歩いていく人も多いようですが、タクシーで行くことにしました。 冒頭で書き忘れましたが、この日は朝から雨でした。 宿泊した駅前のホテルから、JR宇治駅までは雨に濡れずに来られましたが、 ここから先は屋根はありません。 数百メートルの距離は、子連れで雨の中を歩くにはちょっと遠いです。

とは言え、タクシーで行けるのも、平等院の入口までです。 そこから先は、けっこう広い平等院の敷地内を 傘を差して歩くことになります。 敷地内に入って少し進むと、藤棚が見えてきました。

この藤棚の写真を撮った場所で、振り返ると鳳凰堂が見えます。

平等院の中は、敷地内を時計回りに回るような順路になっています。 順路に沿って先に進むと、正面に近い位置から鳳凰堂が見えます。

さらに順路を進むと、 平等院に関していろいろな展示をしているミュージアムがあります。 けっこう面白いというか、見応えがある展示でしたが、 手元に写真が1枚もありませんので、写真は紹介できません。 たしか撮影禁止だったと思います。

平等院を見終わっても、まだ観光する時間はかなりあります。 雨もそれほど強いわけではないし、周辺を散策することにしました。 宇治と言えば、全国的に有名なのはお茶、そして平等院鳳凰堂だと思います。 そして、さらにもうひとつ加えるとすれば、源氏物語ではないでしょうか。

「源氏物語で町興し」というわけでもないとは思いますが、 こんな像もあります。

この紫式部の像の後方にある橋を渡って、対岸にある 源氏物語ミュージアム にも行ってみました。 模型とか絵とかで、源氏物語の世界を紹介しており、 けっこう面白かったです。

源氏物語ミュージアムを見て、また平等院のほうに戻ろうとしたら、 こんなものを見つけました。

雨じゃなければ、もっといろいろと散策したかったのですが、 宇治観光もこの辺にして京都に戻ることにしました。 あとは、京都駅周辺で昼ごはんを食べて、 新幹線に乗って帰るだけです。

今回の旅は、丹後半島がメインで、 ついでにちょっとだけ京都を見たという感じでした。 ちょっとしか見ていないためかもしれませんが、 改めて京都という街の観光地としての底力を感じて、 今回の旅はおしまいです。


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