平成17年5月5日(木)になりました。 実質的な観光の最終日です。
この日の予定は、ゴールドコーストのホテルをバスで出発し、 オーストラリア大陸最東端の岬を見学し、 何とかいう野鳥園を見学して、 ゴールドコーストのホテルに帰ってくるというものです。
シドニーと違って、やる気があるホテルのレストランで、 ゆったりと朝食を食べてから、9時にバスで出発です。 やっぱり、観光も大切ですが、食事を楽しむ時間も大切です。 てゆーか、「せめて普通に食事をさせてくれ」という感じですが。
この日も天気が不安定な感じです。 バスで出発すると、細かい雨が降っているようです。 おかげでこんなものが見えました。
オーストラリア大陸最東端の岬(バイロン岬)まで、 バスで1時間ちょっとで到着しました。 かなり景色が良い場所ということで気合を入れたいところですが、 残念ながら、ここでも雨です。傘をさしながらバスを降ります。
岬のシンボルの灯台から、さらに東側に遊歩道が延びています。 最東端ポイントには、起伏のある遊歩道を歩いていく必要があります。 歩いている途中で、イルカがいるという声が聞こえたので 見てみました。
イルカを見るために、 エライ思いをしたこと もありましたが、ここではあっさりと見れてしまいます。 うーん、人生色々、とか思っているうちに、最東端ポイントに到着します。
てな感じに岬見学を終え、次はカランビン野鳥園に向かいます。 カランビン野鳥園では、 色々なことをしながら、夕方近くまでいる予定になっています。
まずは、小動物を見学したり、 園内周回ミニ列車(無料で乗り放題)に乗ったりして、 昼食まで時間をつぶします。
昼食は園内のレストランで食べます。鶏肉のフライのようなものと、 サラダとパンでした。テーブルの中心には、飲料水が入った容器があります。 単なる水かと思ったら、炭酸ガス入りで、かつ甘いです。 日本では、「サイダー」と呼ばれるものです。 普通の水は、各テーブルにはなくて、別の場所にありました。
昼食が終わったら、この野鳥園のメインイベントである、 コアラ抱っこ写真撮影会になります。
コアラ抱っこは、かなりコアラにストレスをかけるということで、 州によっては禁止しているところもあるようですが、 ここではOKです。コアラ・ハンドラーと呼ばれる、 コアラ取り扱いのプロが目を光らせて、 かつ1日のコアラの労働時間を30分以内と決めて、 厳しくコアラの心身の健康に気を配った上でやっているようです。
撮影会場の手前には、ぐったりしているコアラと、 アクティブなコアラがいます。 たぶん、ぐったりしているほうが出番待ちで寝ているコアラで、 アクティブなほうが出番が終わってちょっと興奮気味のコアラではないかと 想像していますが、専門家に聞いたわけじゃないのでわかりません。
コアラ抱っこ撮影会が終わったら、園内の散策です。 カンガルーが放し飼いになっている一角を目指して歩きます。 (園内周回ミニSLに乗っていったほうが楽なのですが、 ミニSLは1周20分くらいかかるため、 待ち時間と乗っている時間を考えたら、歩いたほうが早いのです。
ここのカンガルーは、かなり人に慣れていて、 平気で人に突っ込んで来ます。
その他、いろいろと見たところで、 それなりに堪能した野鳥園をあとにして、 ゴールドコーストに戻ります。
ゴールドコーストについたら、まずは市内の免税店で買物 (大人の事情により、買物に行くことがツアー客の義務になっている)です。 今回は、シドニーでも行った、DFSギャラリアです。 ただし、扱っている商品は似たようなものなので、 あんまり見ても面白くありません。 大人の事情も色々あるとは思いますが、 同じ系列の店に再び案内するのは如何なものかと思います。
夕食は、ホテルのレストランでシーフードです。 シーフードと称して、鮭のソテーしか出さないような不届きな店もありますが、 ここのシーフードは、生牡蠣あり、蟹あり、ムール貝みたいな貝あり、海老ありで 確かにシーフードとして認められるものです。それ以外にも、チキンや タイ風カレーのようなものもあり、なかなか良かったです。
翌日は、もう日本に帰る日です。 出発がかなり朝早いのと、荷物整理をしなければならないのと、 野鳥園でかなり歩いて疲れたので、この日は飲み直さずに寝ました。
平成17年5月6日(金)になりました。 日本に帰る日です。 空港に向かうバスは、朝5時10分出発なのですが、 ホテルのレストランは朝4時半前から開いていて、 朝食が食べられます。
ブリスベン国際空港までは、バスで1時間半くらいです。 チェックインに時間がかかるのは相変わらずで、 セキュリティチェック(手荷物検査)も念入り、 出国審査もそれなりな列で、けっこう時間がかかります。 が、早めに来ているので、 ラストスパートで空港の免税店に行くくらいの時間は十分あります。
帰りの飛行機も、ソウルに近いインチョン空港経由です。 インチョン行きの飛行機には、10時間近く乗ります。 日本時間で、9時半くらいに朝食、15時半くらいに昼食だった気がします。 インチョンでは、乗り換えの手荷物検査が大行列で、 買物をする暇もなく飛行機に乗り込みます。 インチョンから成田でも、昼食(ランチ)が出ます。 (幸いメニューは別でした) ここまで、朝食2回、昼食2回を食べていることになります。
成田到着が21時過ぎくらいです。 入国審査の行列に並んで、荷物を受け取って、 空港を出たのが21時半くらいでしょうか。 無理すれば自宅まで帰れなくもないのですが、 実家組が帰れないということで、 行きに前泊したのと同じホテルに、 一緒にもう一泊します。 ホテルのレストランで夕食(というか酒とつまみ)を食べて寝ました。 やっとで、日本酒にありつけました。