平成16年1月2日(金)です。
最終日だというのに、あいにく朝から雨です。
この日は、4日間の旅行の最終日です。 宇部山口空港から、飛行機で帰る日です。 飛行機の出発は夕方なので、昼過ぎまで観光できます。 雨が降ってしまったのは予定外でしたら、 前夜に急遽計画した通り、下関に行くことにしました。 ここまで来た以上は、関門海峡を見ておく必要がある気がします。
宇部から下関までは、高速道路に乗れば1時間もかかりません。 途中、雨が降ったりやんだりしていましたが、 残念ながら下関は雨です。
とりあえず、そのうちに雨がやんでくれるだろうと 期待しながら、屋根がある観光地に行くことにしました。 海響館という名前の大きな水族館です。
2Fの入口から入ると、4F直通のエスカレータに乗ることになります。 最初に最上階の4階に上がり、見ながら下りてくるという 順路のようです。
大きな水族館なので、とにかく色々な魚がいるのですが、 「さすが下関」 と思わず唸ってしまうのがこれです。
とにかく、河豚関係がたくさんあります。 河豚の一生(赤ちゃん→子ども→大人)を展示してあったり、 色々な河豚の仲間の魚の水槽があったり、 とにかく河豚づくし、河豚三昧です。
同じ河豚三昧なら、水族館より食事のほうが良いという気がしますが、 まぁそんなことを水族館の中で口に出してもしょうがないので、 おとなしく順路を進みます。
他にもいろいろな魚や海獣がいたのですが、 いちいち紹介していてもキリがないのですが、 最後にもうひとつだけ紹介します。
さて、海響館で、ひとつ紹介を忘れていたことがあります。 ここ海響館は、関門橋を含む、関門海峡を一望できるのです。 もっと、景色の良いところは、たくさんあるんでしょうけど、 雨やどりをしながら景色を見られるというところに 意味があります。
こんな感じで、海響館の視察は終わりました。
さて、次にどこに行くかは、あんまり考えていません。 観光ガイド本を見ながら考えます。 天気が良ければ、高いところから関門海峡を眺めたかったのですが、 時間とともに、視界はどんどん悪くなっているように思えます。
とりあえず、お土産物が買えて、昼食が食べられるところに 行くことにしました。 唐戸市場、およびその隣のカモンワーフに行けば、 なにかありそうです。 水族館からは車で移動したので、 どう駐車して良いかわからず少し悩みました。 天気が良ければ、水族館から歩けないこともないかなという距離に見えます。 どっちにしろ、同じ湾に面しています。
唐戸市場は、営業していた寿司屋が大混雑していたことを除けば、 人も少なく、本来は何をしている場所なのかよくわかりません。 正月の観光は、こういうところに無理があります。
唐戸市場のすぐ隣のカモンワーフには、 傘をさして歩いていきます。 向かう途中、妙なものを見つけました。
そして、ザビエルの碑の後方に見える丘の上には、 さらに別の妙なものがあります。
カモンワーフは、期待通りお土産物屋も飲食店も開いており、 かなり混雑しています。
お土産を買ったら、せっかくここまで来たので、 河豚の定食を食べることにしました。 なかなか美味しかったです。
食事が終わったら、ちょっと早めですが、 空港に向かうことにしました。 レンタカー屋に教えてもらった、 空港近くのガソリンスタンドがわかりにくいことと、 空港の駐車場が通路まで駐車されている大混雑で、 停める場所を探すのに苦労したという点を除けば、 特に何ということはなく、あっさりと空港に到着します。
レンタカーを返してしまえば、普通のお正月です。 これまで我慢していた、 昼から酒 を空港内の和風レストランで実行します。
行き当たりばったりのわりには、 なかなか良い旅行でした。 しかし、行き当たりばったりのためか、 「×××にも行ってみたかったが行けなかった」 という場所もかなりありました。 また、いつか行き直してみたい場所です。