今回の旅は、平成15年12月30日(火)の午前中から 始まります。
初日の予定は、次のような感じです。 まず、神奈川県川崎市の自宅を出発し、 羽田空港から米子空港に行きます。 米子空港到着は、昼過ぎです。 米子空港でレンタカーを借りたら、 あとは玉造温泉に泊まること以外、何も決まっていません。 好きなところを観光します。
前向きに言えば、好きなところを好きなだけ観光できるわけです。 逆に言えば、 移動の所要時間を想定して、どこをどのくらいの時間配分で観光するかを 自分で考えなければならないということです。
車での移動時間については、カーナビに目的地を設定すると、 到着予想時刻を表示してくれるので、だいたい想像できます。 目的地を決めてカーナビに設定すれば、 その到着予想時刻から、ちょうど良いか、他にも色々行けるか、 遠過ぎて無茶かがわかります。
初日は、出雲大社に行きたかったので、 まずはカーナビの目的地に出雲大社を設定します。 余裕があれば、いろいろ行きたい場所があったのですが、 出雲大社だけに行くのが精一杯という感じのようです。 高速道路沿いの和風レストランで昼食を済ませたら、 もう午後2時を過ぎています。 初日は、目的地を出雲大社一本に絞りました。
使い慣れないカーナビが、 一般道優先のルート選択になっていると気づかずに、 無駄に高速道路を上り下りしながら、 それでもなんとか出雲大社に到着します。 二日後(正月)であれば大混雑なんでしょうが、 大駐車場も嘘のように空いています。
それでは、駐車場から、中に入っていくことにします。
しめ縄の巨大さもさることながら、 歴史の重さから来る威圧感とでも言うのでしょうか。 派手さはないですが、妙に迫力があります。
さて、今回出雲大社に来たのは、見ておきたいものがあったからです。 それは、これです。
古代のほうが建物が高くて大きかったなんて、 もし本当だったら凄いじゃないですか。 まさに、古代のロマンという感じです。
さて、今回の旅行ですが、 宿泊地は何箇所か決まっている場所から選ぶことになります。 さて、この夜の宿泊地が玉造温泉というのは、 昼過ぎに米子空港から出発して、 出雲大社経由で行けそうな場所というのが、 選べる範囲では、そこしかないように思ったからです。
翌日は、西(山口県)に向かって移動します。 今回の旅行の中で、最大の移動距離です。 ですから、本来であれば、 この日の宿泊地はもう少し西側にしたかったのですが、 やむを得ません。松江方面に戻り、玉造温泉を目指します。
玉造温泉は、宍道湖から少し山側に向かったところにある、 大型ホテルが立ち並ぶ、今どきの温泉街という感じでした。 なかなか良いところです。というわけで、初日は、 出雲大社を見ただけで、何のヒネリもなく地味に終わってしまいました。